キボリノコンノ展@大丸東京店
大丸東京店11階特設会場で開催中の「キボリノコンノ」展に行って来た。
2023年10月12日~24日。その後、大丸梅田店への巡回あり。
(本文後半に追記あり:2023/10/18)
ローチケの案内メールでお勧めされて名前を知ったのだが、木彫作品がインスタでバズって、今年専業作家になったばかりのクリエーターらしい。今日はサイン会があったようで、夕方行ったらまだご本人がいらして、気さくに撮影に応じたり、お客さんと話したりしていた。催事場の小さなスペースで、ちょこっと開催している、という感じだったが、面白かった。
作品は、身近な食品をリアルに木彫で再現したものが多い。
他にもたくさん作品あったが、きりがないのでこのくらいで。
プロフィールによると
とあり、彫刻の教育を受けていた訳ではないようだ。
追記:静岡文化芸術大学のウェブサイトによると、キボリノコンノさんは、同大デザイン学部の御卒業で、学生時代は家具製作を中心に活動していたとのこと。彫刻の専門教育ではないが、木材を扱うことには慣れていたのかと推察。
例えば冒頭のリンゴなど見ると、すごくよく再現できていると思うが、例えば須田悦弘の花の彫刻のような、一体どうやったらこんな風に再現出来るんだろう、と戦慄するようなミステリアスさはない。
キボリノコンノさんの凄さは、芸術とは名乗らない、自分の隣にある、小さな幸福が、繊細に削り出され、見ていて微笑んでしまう感じ。
そして、氷や生の白身みたいな、透明なものを彫り出した木の上に塗装する、フェイクのペイントの技術が凄い。
チーズトーストのチーズが伸びた部分が透けているところとか。
今後のキボリノコンノさんの活躍を見守っていきたい。
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