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スタートアップ初入社のエンジニアが入社1ヶ月でやったこと・感じたこと

こんにちは。enechainの小沢です。
テクノロジー本部でエンジニアとして新規プロダクト開発をしており、この記事を執筆時点で1ヶ月が経過しています。

スタートアップ企業への転職は私にとって初めての経験で、オンボーディングプロセスや意思決定プロセスには多少の不安を抱えながら入社しました。

この記事では、同じような境遇の方に少しでも安心していただけるよう、私が最初の1ヶ月でどのようなことを行い、enechainにどのような魅力を感じたかを紹介させていただこうと思います。

本記事をきっかけに不安を払拭していただくと同時に、enechainについてさらに興味を持っていただけると幸いです。

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小沢 滋紀 / テクノロジー本部 エンジニア
大学卒業後、SIerにエンジニアとして入社。受託案件や官公庁案件、レガシーシステムのマイグレーションなどの案件に従事。
その後、株式会社ビズリーチに入社し、若手向け転職サービスの「キャリトレ」の運営にフルスタックエンジニアとして従事。
2022年2月、enechainに入社。

1)オリエンテーションで感じた大人ベンチャーとしての魅力

入社して最初に実施される新入社員向けのオリエンテーションでは、各部署のマネジャーに1時間ほど部署説明をしていただきました。

その中で印象に残っているのは、以下の2つです。

・全部署にOKRを導入している
・オンボーディングドキュメントが充実している

enechainは全部署にOKRを導入しており、OKRの設定にはメンバー全員が参加します。Objectiveは、熱い思いと遊び心が込められた、チームの雰囲気を表すテキストで表現されているものが多いですが、Key Resultには緻密さがあり、想像以上に目標管理が体系化されていました。
例えば、毎月、経営者も交えてチーム全体でOKRを見直す場があり、ミッションを通じた社会課題解決への本気度を感じました!

自由がありながらも組織として同じ方向を向き、課題を解決する。という要所を押さえた組織作りや働き方に大人ベンチャーの魅力を実感しました。

オリエンテーションの中で紹介されたドキュメントは誰でもアクセス可能になっています。先述のOKR・各部署のMTG情報等もすべてドキュメント化されています。
全員が同じ情報に素早くアクセス出来ることの重要性を理解し、初期からドキュメント管理の運用ができているという点も、要所を押さえた働き方の一つだと感じました。

特に電力業界に関するオンボーディング資料はこのまま書籍化できるのではないか、というくらいまとまっており今でも参考にしています。

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2) コミュニケーションを取りやすくするための工夫

エンジニアのオンボーディングタスクは、開発に関わるタスクが多いなか、個人的に印象に残っているのは、以下の2つです。

・あだ名を決める
・1on1マラソン

エンジニア組織はあだ名で呼び合う文化があります。私は麻雀が大好きなので雀(じゃん)と呼んでもらっています!また、エンジニア以外の方もあだ名で呼んでくれるため、あだ名をきっかけにコミュニケーションが取りやすくなったと感じました。

1on1マラソンは名前にマラソンとついている通り、(入社当時)11名のエンジニア正社員全員と1on1をやるというものです。時間にすると30min x 11人で5.5hとなり、一定のコストはかかりますが、全員の顔と名前(あだ名)、どんな人柄でどんな仕事をしているかを知ることが出来ると同時に私自身の人柄やスキルも理解していただくことができたため、コミュニケーション面の不安はかなり解消されました。

オンボーディング以外にもコミュニケーションを取りやすくするための仕組みがあります。

・部活動
・メンター制度

私は麻雀部に参加しており、月に1回オンライン対局を実施しています。初めての会話が対局中。ということもあり、コミュニケーションの手助けになっています。

3) 安心感のある新規プロダクト開発

私が携わる新規プロダクトの開発は、私のjoin時点で社内用のデモ機能ができたタイミング(α版と呼んでいます)でした。

まずは当時のプロダクトの技術スタックを紹介します。

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開発では以下のタスクを担当しました。その中で印象的だったのは「Node.jsのバージョンアップ」と「Dockerイメージのスリム化」の2つです。

・Node.jsのバージョンアップ
・Dockerイメージのスリム化
・テスト環境整備
・認証・認可処理の実装
・ログ基盤の整備
・モニタリング環境の整備

Node.jsバージョンアップ
こちらは入社して一番最初に実施したタスクです。コードリーディングの中で対応の必要性を感じ、マネジャーに相談しました。
予定外の改善提案でもスムーズ受け入れられ、スピード感を持って対応ができたことが印象的でした。

私の改善提案からPRを出すまで入社初日に対応できたため、開発に勢いがついたと思います。逆に想定外のタスクやテストや基盤に関わるタスクなど、様々なものを先延ばしにしていたら自分の作業量が落ちていたかもしれません。

Dockerイメージのスリム化
このタスクは当初想定していたタスクではなく、以下のSREメンバーの投稿から生まれたものです。この投稿をきっかけに、他プロダクトの方もこの話題について興味をもっていただき、最終的に私を含めた3人で対応を行いました。

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素のままだと1GB近くになってしまうイメージですが、最終的には400MBまでサイズを落とすことができました。メンバーはそれぞれチームの作業がありましたが、そこに留まることなく協業できたのはとても良い体験でした。

新規プロダクト開発に対する入社前のイメージは、サービスリリースに注力するような形でタスクを決め、こなしていく、というものでした。しかし、開発当初から基盤整備やテスト実装のタスクがある前提でリリースの時期が組まれておりました。ビジネスサイド含めプロダクト開発に携わる人の理解がありとても安心感がありました。

他にも想定外のタスクが発生したり、要件・仕様変更の発生で進捗に影響がある場合は、すぐにミーティングを行い、解決策を考えるという流れができている点もプロダクト開発に対して健全性を感じています。

4) いつでも助けてくれるドメインエキスパートの存在

私はエネルギー業界未経験なので、社内ドキュメントや書籍を利用して勉強をしています。それに加えて、ユーザーインタビューに参加する機会もあり、書籍では学べないような実業務に関する知識を学ぶことができます。

また、不明点があればドメインエキスパートが答えてくれ、その内容はQA表としてまとめられているので過去の質問対する回答も見ることができます。

業界未経験者でも安心して入社出来る環境が整っていると感じました。

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最後に

私の入社してからの1ヶ月間を紹介させていただきました。入社当初は開発体制や業界未経験という部分に不安を感じていましたが、良い意味でのギャップやenechainらしさを感じながら良いスタートダッシュがきれたと思います。

enechainでは新規プロダクトも既存プロダクトもやりたいことがたくさんあるため、一緒に働いていただける仲間が必要です。

もしこの記事をきっかけにenechainのことをもっと知りたい、エネルギー業界でビッグウェーブを起こしたい、エンジニア・ビジネスの方と話したいと思った方は、ぜひご連絡いただければと思います。

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最後までお付き合いいただきありがとうございました。まだ入社1ヶ月が経ったばかりですので、これからも頑張りたいと思います!


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