見出し画像

なぜ頑張れないのか?→僕が聞きたいです

どうも山ぱんだくんです。和食居酒屋で働いているのですが、この間デブス女がメニューも見ずに「シャンディガフ」って注文してきても「はぁ?」と声に出して言いませんでした。僕も大人になったもんです。

さてさて、山ぱんだくんと月曜の理屈
第五十八回は「なぜ頑張れないのか?→僕が聞きたいです」
本当になあ~なんでだろうなあ~不思議だなあ~

第五十八回 なぜ頑張れないのか?→僕が聞きたいです

「身だしなみや立ち居振る舞いが大切だと、就活をちゃんと頑張ったことがある人は知っている」みたいなツイートを見て、果たしてそれは真なのか、それとも身だしなみや立ち居振る舞いまで気を配る人を「就活をちゃんと頑張っている」と認定しているのか、どちらなんだろうと思う。

自分で言うのもなんだが、僕は結構就活を頑張っている。つもりである。

表面に出る行動を見ると、たしかに、就職する気がないだろうと言われても仕方ないことばかりしている。反省はしている。でも僕なりに結構がんばっているんである。業界研究、企業研究はもちろん、毎日の新聞やニュースのチェックは欠かさない。社会の動向を注意深く観測し、希望する御社の現状(出している商品や取り組み)をこと細かに調べたうえで、これからについて考え抜いていくつもの案を以て面接に臨む。面接前には御社のことならクイズ100人の壁に出られると思う。

しかし、なかなか、これがどうして、面接においてそこまでたどり着くことが出来ない。あ、ちょっと涙出てきた。

多分、そういうことする前に耳のジャラジャラした飾りを外せとか、スーツを着ろとか髪を黒く染めろとか、その人を小ばかにした喋り方をなんとかしろとか、そういうことなんだと思う。周囲の人が言ってくることは百発百中で的を射ている。

でも、何故だか、そこが、頑張れない。特にアクセサリーに熱い思い入れがあるわけでも髪色にプライドがあるわけでもファッションにこだわりがあるわけでもないのに、なぜかそこだけ頑張れない。

なんかそれって結局は人の得手不得手の問題なんじゃないか、と乱暴に片づけたくなってしまうわけです。B型です。どんなに頑張っても運動音痴な人がいて、どんなに頑張っても絵が下手な人がいて、どんなに頑張っても数学が出来ない人がいて、どんなに頑張ってもちょっと身だしなみや振舞いを直せない人がいる。僕は運動も美術も数学も苦手じゃないけど出来ない人を笑うようなことはしない。

だから僕のことも許してよ、なんて。やっぱり乱暴すぎですかね。

#コラム #エッセイ #就活