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ある気に食わない日のこと

どうも山ぱんだくんです。地元の居酒屋でバイトしていると同級生が子供連れてくるなんてイベントが起きてビビります。え、だいぶ大きいお子さんですね?

さてさて山ぱんだくんと月曜の理屈
第70回は「ある気に食わない日のこと」
はええええ~~気に食わねえええええ~~

第七十回 ある気に食わない日のこと

数か月に一回、いや数週間に一回、もしかしたら数日に一回、とにかく世界の全てが気に食わないみたいな日がある。

朝、起きてベッドの中で「どん兵衛の広告が素敵」みたいなツイートを見る。分かりやすく入道雲を強調した綺麗なイラストに高校生の甘酸っぱい青春的なコピー。普段だったらあら素敵なんて思うのかもしれないが今日はとにかく気に食わない。は?もう戻らない刺激的な夏?新海誠が当たったからってどん兵衛風情が何やってんだ恥を知れ。大人しく吉岡里帆にデレる星野源を早く出せ。

電車の中で本を読んでいる時、三つセットで粒子を構成するクォークというものがウェイクの奇妙な小説の中で「クォーク」と鳥が三回鳴いたことに由来するという話を知る。普段ならはあ~素敵やん~で終わっていたのかもしれないが今日は数年前に新しく発見され日本で命名された元素「ニホニウム」のネーミングセンスを思い出して辟易とする。何がニホニウムかジャポニウムじゃ、ふざけるのも大概にしろ。

その後、友人とごはんを食べながら文科省のインターンに行ったという話を聞く。インターンといっても事務作業の手伝いだったらしいが、いつもだったら「へえー」で終わる話も文科省への怒りが止まらない。なんなの。彼らは何、やる気あるの?あれで本当によくなると思ってやってんの?だとしたら馬鹿なの?

僕は博愛主義なもので、なるべくどんなものも広い心で慈しみたいと願っているのだけどうまくいかない日もありますよ人間だもの。翌朝、すっきり目が覚めるとどん兵衛の広告もまあ悪くないような気がしてきたしニホニウムってバカっぽい名前も一周回っていいし、相変わらず文科省は許せねえなって思いました。現行の教員養成制度を許すな。