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【両A面シングル】『祈り/けむりをたおりて』
短編小説が好きだ。
もちろん長編小説も好きなのだけど、短編小説の短い時間でさらっと読めるのに何か残る感じ、その鋭利さ鮮烈さとひどく具体的で詳細な世界にグッと近づいたと思ったらすぐにフイッと力なく離れて、本当にそこにあったかどうかも曖昧になってしまうような存在感が。
ありがたいことに世の中にはたくさん短編小説の本があって、しかしその全ては「短編集」という形でしか存在しない。おかしなことだと思う。
短編作品一本というのは、ミュージシャンでいえばシングルCDで、短編集となればそれは「アルバム」ということにならないのか?どうして短編小説は「アルバム」という形でしか出せないのか。
いい短編小説を読んだ後と、いい音楽を一曲聴いた後は少し似ている時がある。こう、アーティストが「両A面シングル」を出すように短編小説も出せんもんか。そう考えて出来たのが、こちら。
【new!】めくってもめくってもめくり続けられる本を作りました。一方から開くと小説、反対側から開くと漫画になっています。11/23文学フリマ東京で販売しますのでみなさん200冊ずつ買ってください。
— よなかくん@文フリ東京ア14 (@otowanozakago) November 16, 2021
表紙は一冊ずつ手でバーニング加工だぜ!!#文学フリマ #文フリ東京 pic.twitter.com/WVfUVEGyU4
両A面と呼ぶのにふさわしく、本の両面にテーマを同じくした小説と漫画が刷られており一方から開けば小説、反対側から開けば漫画になっている。
これが本というものとして読みやすいかといえば恐らくあまり読みやすくは、ない。(机において読む分には全く問題ない!!と思いますヨ!!!)
しかし今は読みやすいとかそういうのはもういいのだ。そういう次元の話じゃないのだ。これはコンテンツを売っているのではなく、パッケージを含めた商品なのだから。そういうものなんだから。そういうものが作りたかったんだから。人間なんだから。よなを。
そしてそして!!もちもちのろんろん、中は全てブルーブラック印刷です!もうここまで来たら小説の内容とかどうでもいいよね!!!かんわいい! pic.twitter.com/yAVIzwlCyA
— よなかくん@文フリ東京ア14 (@otowanozakago) November 16, 2021
可愛いオブザイヤー受賞
そんなわけで、両A面シングル『祈り/けむりをたおりて』11/23文学フリマ東京でリリースですので皆様200冊ずつお買い上げください。
ついでに世界で一番可愛い名刺も作ったので会場にて名刺交換いたしましょう。
PRINT WORKS STUDIO SHIBUYA で活版印刷機をレンタルして世界一可愛い名刺作ってきました。全4種類。インクの調合から手動でガコガコ。
— よなかくん@文フリ東京ア14 (@otowanozakago) November 20, 2021
…えっ!かんわぃっっ!!文フリで名刺交換いたしましょうね!! pic.twitter.com/P5GHwkfjq8
…これで前回の曲紹介のようなダラダラしたnoteの意味がお分かりでしょうか。そういうことです。いつかシングルが溜まったらアルバムにして、アルバム引っ提げた全国ツアーとか。いいですね。
文フリ終了後、通販も開始しますのでよろしゅうお願いします。