化粧のススメ

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わたしは化粧するのは、好き。

Mattも氷川きよしも、化粧で美しさと自信に磨きをかけている。男も女も関係ないこの時代。

そうは言っても女性として生まれたことを存分に楽しみたいわたしは、男性以上に「綺麗」とか「可愛い」とか言われたいのだ。


毎日のメイク時間はそう長くはない。

仕事のときは15分あればいつもの顔が作れる。

休日はいつもと違うアイテムを使ってみたり、ゆっくり丁寧にパフや筆をすべらせて、それでも30分もかからない。

時間をかければかけるほど良くなるわけではなく厚くなるだけだから、1時間も化粧する人の気持ちはよくわからないけども、否定するわけではない。化粧している過程が楽しかったりするのだから。


逆に、毎日ながーい時間かけて化粧して、1日に何度も化粧直しする女の子が「化粧するのきらーい」って言うのは、嘘くさいなと思ってしまう。

いや、本当に面倒くさい!それでも毎日がんばって化粧してるの!って人もいるのかもしれないけど、わたしの見るかぎり、本当に面倒くさいだろう人は会社へ行くにも薄化粧かすっぴんで過ごしているから。


わたしは1度も化粧を面倒くさいと思ったことはない。

鏡越しにどんどん良い方向に変わっていく自分を見るのは楽しい。ほんの少しの工夫で変われる。服に色やイメージを合わせたり、なりたい自分に近づける。

傷やコンプレックスも隠せて、落ち込んだ気持ちも上書きされて、前向きになれる。



この前10数年ぶりに会った昔の恩師、60を過ぎても昔と変わらず綺麗で可愛い女性が言っていた。

「朝起きたらまず化粧をするの。」

ゴミを捨てに行くだけにも、必ず化粧をして外に出るという。

「化粧をすると気持ちがシャキッとするでしょ。母もそういう人だったの。そう教えられて育ったの。」


帰り際のひとこと。

「あなたも旦那さんの前で毎日綺麗でいるのよ。」

できるかな。がんばろう。


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