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第二回アキノテンノウショウ(偽)

カクヨム競馬場、天候は晴れ。
馬場状態は芝ダートともに良の発表となっております。

本日のメインレースは第二回〝アキノテンノウショウ(偽)〟
3歳上オープンの別定戦、今回は2000から6400文字で争われます。

テーマは『ふたりのラブリーデイ』

第一回アキテン(偽)からの変更点といたしまして『ふたりのラブリーデイなので距離延長(※上限値を春の天皇賞に因んだ3200文字から6400文字へ変更)』と『カクヨムに掲載している作品の番外編(スピンオフ、本編のifもしくは続編)』という条件が追加されました。

距離延長は前回からの反省点でもあります(2000から3200文字はタイトすぎた)。

番外編に限らせていただいたのは、他ならぬ企画主の自分が『長編の番外編』が好き、というのが一点。もう一点は「新しい読者さんが短編を読んで、関連作品を読み始めてほしい」という思いからです。特に長編(※小説投稿サイトカクヨム基準だと八万文字以上のもの)はどれだけ内容の面白さが保証されていても読むまでに二の足を踏んでしまいがち(個人差はあります)。ですので、今回の短編を読んで「このキャラが可愛い!」となった作品がありましたら、関連作品のほうにも目を通していただきたいです。新しい世界との出会いのきっかけはどこからでもいいと、わたしは思っています。


細かいレギュレーションはこちら。


・関連する作品のURLを必ず紹介文に入れてください(複数作品の場合は特にイチオシのものを載せてください)。長編の場合は作者のお気に入りポイントを書いていただけると嬉しいです。完結済、連載中問いません。

・関連作品と同一世界観である必要はございません。異世界ファンタジーの学園パロディや現代日本設定でも構いませんが、同一人物であることがわかるように特徴を明記してください。

・二頭出しはおやめください。

・この企画の為に書き下ろされた新作のみを受け付けます。もう一度テーマを提示させていただきますと『ふたりのラブリーデイ』です。

・公開日が8月20日以前の作品は「出走条件を無視している」として競走除外(=主催権限で削除)いたします。ご了承ください。

・フルゲートの18作品が集まった段階で早期締切の可能性があります。ご投票はおはやめに。

・レギュレーション厳守です。企画に追加されてから24時間以内に紹介文へ関連作品が記入されていなかった場合も競走除外させていただきます。ご了承ください。

・期限内に完結済にしてください。よろしくお願いします。

・出走登録した段階で読み始めます。再度のお願いになりますが関連作品は明記してください。


今回は『ラブリーデイ』ですので、ハッピーエンド縛りとさせていただきました。仲良しCPはおいしい。微笑ましくなるようなラブラブCPはいいぞ。な10作品が集まっています。ご参加ありがとうございます!


前回はアーモンドアイ、今回はラブリーデイと、アキテン(偽)では秋の天皇賞の勝ち馬にあやかってテーマを設定しています。ラブリーデイは第152回(2015年)の勝ち馬ですね。同期のダービー馬はキズナ。あとは三冠牝馬デアリングタクトやエフフォーリアの父で菊花賞とジャパンカップを勝っているエピファネイアの世代。クラシックでは見せ場の作れなかったラブリーデイですが、五歳になってから素質開花。夏の宝塚記念を勝ち、京都大賞典を挟んでこの秋の天皇賞も勝っています。大器晩成型、といえるでしょうか。父はNHKマイルカップからのダービーという変則二冠のキングカメハメハ、母はポップコーンジャズ。全弟に長距離戦線を賑わせたボッケリーニ。ポップコーンジャズの父は菊花賞馬のダンスインザダーク。

企画のURLはこちらです。

https://kakuyomu.jp/user_events/16817330662342815790


「ハピエン縛りがあるのならバドエン縛りがあってもいいじゃないか」と脳内で抗議の声が上がったので自主企画『第二回アキノテンノウショウ(裏)』も開催します。2023年11月30日まで。アキテン(偽)と同様に、

◎(作品タイトル)
○(登場人物名)
▲(関連作品)
☆(関連作品URL)

の記載をお願いします。延長の要望がありましたら延長しますので、お声がけください。

https://kakuyomu.jp/user_events/16817330665722817851

こちらがアキテン(裏)の企画URLになります。


さて、本題に入っていきましょう。


枠順抽選の結果を今回も出馬表風にしました。

こちらを元に、内枠(1枠1番)から紹介していきます。

1枠1番ママン

トップバッター、最内枠を引いたのは那珂乃先生でした。那珂乃先生といえば『5分で読書 5分で解決探偵、あらわる』に『探偵アパート入居試験』が収録されています。このnoteを読んでいる方なら、お手元に一冊はお持ちですよね。自分は発売日に本屋を歩き回って探しました。なかなか見つからなくて困ってしまったんですが、児童書のコーナーにありました。

そんな那珂乃先生がカクヨムで連載なさっている『都市開発をナメるな創造神!』(https://kakuyomu.jp/works/16816927860796608363)からのifストーリーとして、ただでさえも可愛らしい創造神がなんと〝ママン〟になって登場です。創造神という文字列からはなんだか偉そうで尊大なイメージが浮かび上がってきますが『都市開発』の創造神は都市開発の協力者として召喚した少年に振り回されっぱなしで可愛らしいんですよね。好き。

少年は都市開発ゲーム(シムシティみたいな)のガチ勢で、序盤から早速創造神と衝突します。序盤から読み直しているとこう、最初から創造神が神でありながら人間味があるというか、本当に可愛らしいキャラクター造形をしているんですよね。好き。のちのちに伏線として響いてくるのもワザあり。

コミカルなキャラクター(妖精さんとか、アルパカとか)に囲まれながらの笑いあり涙ありの都市開発! その手のゲームに詳しくなくてもとっつきやすいのでオススメです。創造神と少年のツッコミとボケのやりとりがほんと好き。一生続けてほしい。



2枠2番ツチノコ


ツチノコを探そう。金になるから。一億円らしい。

超有名UMAを探す二人の一日を描いた『完全なるツチノコの日』。パーフェクトツチノコデイズ。というタイトルなのにツチノコは出てきません。出てきたのはツチノコではなくてアーマードカッパ。人々が闘争を求めた結果ですね。こんなところにコーラルが。貸しボート屋の店主は何者なんだよ……人魚を食べたことがあるみたいな意味深発言を残していくしよ……。

筆開紙閉さんの作品は、SFチックといいますか、ノー倫理観なパラレル日本の世界が広がっていて好きです。SFともまた違うか。ツチノコデイズの関連作品として挙げられている『流れよわが涙よ、と怪人ドラゴンスケイルは言った』(https://kakuyomu.jp/works/16817330660676390994)も一話目から世界観がギュンと押し寄せてくるタイプです。巨大な人型ロボを戦わせるようになった世界観の作品もあれば、偉人パロディ大集結な柳生一族の物語もあったり、聖女戦線もあったり、ネタの幅が広いのが特徴。

何よりも戦闘シーンですね。戦闘シーンが好きです。今回も装甲河童戦がありました。冒頭はお墓参りのシーンでしんみりとさせて、中盤はツチノコで村興しをしようとしているといったコミカルなシーンを挟みながら、戦闘シーンはしっかりと読ませてくれる。『是我痛』行ってみたい。好き。

短編でも独特の世界観をくっきりと見せてくれるので、長編でその世界の終わり、全ての闘いへの終止符と新たなる希望を見出すところまでの物語を書いてほしいな……と思っています。ご一考ください。



3枠3番ファーストキッス


鳳繰納さんの『かみよもきかず〜言霊師の怪異調伏活動及びそれに関する事柄の記録〜』(https://kakuyomu.jp/works/16817330650353496925)のキャラクターデザインを担当なされている黒井咲夜さん。今回のアキテン(偽)には原作者の許可を得ての参加です。後々起こり得るかもしれないトラブル(ex.無許可で二次創作を出走させる)を未然に防ぐために、ちょっとめんどくさい手続きをしていただきました。対応いただき感謝します。

身長差+体格差カップル、サイコー!! というメッセージが紹介文に添えられていますが、自分もいいと思います。全面的に同意です。男が大きくて小さい女を守るのも王道でいいんですが、男の背が低くてそれをコンプレックスに思っていてもいいですね。どちらも好きです。今回はガタイのいい武くんとちっこい唄羽ちゃんのコンビということでね。両片思いというか、お互い大好きなのに想いが空回りしているところがめちゃくちゃ美味しいですね。なんか正統派にラブコメが来ちゃったぞ? ありがとうございます。

かみよもさんはサブタイトルにもあるように言霊師の一族を描いた作品です。これから来ると言われている〝和風ファンタジー〟にあたりますかね。自分が黒井咲夜さんから聞いた情報によりますと、現代ではない(近未来)の話らしいですよ。現実の日本の歴史とはちょっと違う、パラレル日本を舞台に描かれているそうです。黒井咲夜さんが書かれている外伝『かみよもきかず外伝 いまはむかし』(https://kakuyomu.jp/works/16817330661281383515)のほうがもうちょっと現代に近い時間軸で、かみよもの親世代の話と聞きました。過去編はいいぞ。

かみよもさん、軸の設定というか、言霊師の戦闘方法もかっけえのでいい感じにブラッシュアップしてコンテストや公募に出してほしさあります。いい感じにってふんわりとしたアドバイスになってしまいましたが、まずは応募しなければ通らないのでね。



4枠4番スピルバーグ


突然ですが「スピルバーグ監督作品」と聞いたらどの作品を思い浮かべますか? ――そうですね、サメ映画の原点にして頂点に君臨する『ジョーズ』ですね。ってなわけで、サメ映画フリークな武州人也さんから繰り出された短編はサメの出産シーンからスタートでした。水族館勤務、きつそう。かつての同僚に水族館のバイトをしていた人がいましたが、人間ではない生き物も管理しなくてはならない、生命を預かる仕事っていうのは責任も伴いますし、大変ですよね。

さて、関連作品には毎年五月ごろに行われている性癖小説選手権の『隣の美少年を食べたい』が記載されています。が、カクヨムではなくノベルピアという別サイトに掲載されているR18バージョンの存在を自分は知っています。というかカクヨムの『隣の美少年を食べたい』しか読んでいないと、第1話の畠山くんを響輝くんと誤解しかねませんね。ここはカクヨムではなくnoteなので、ノベルピアのURLを貼ってR18バージョンを紹介しちゃいます。『隣のかわいい男の子を食べたい』(https://novelpia.jp/novel/5187)です。

第2話を読むと人間関係が明らかになるのですが、R18バージョンを連載時から追っていて尚且つ武州人也さんのノベルピアに掲載されている他作品のキャラクターの名前が出てきます。今回の場合ですと『メス男子と私の子作り日記』(https://novelpia.jp/novel/5186)ですね。このスターシステムには感動しました。スターシステムというか、物語のその後が補完されているんですよ。やったー。自分はスターシステムが大好き。もしアキテン(偽)で大賞を決めなくてはならないのだとしたら、おそらく大賞に推すと思います。

長編『酒乱女の血闘伝』(https://kakuyomu.jp/works/16816927861946507539)はまだ序盤しか読めていないのですが、社会に疲れた女主人公が酔うと最強になる、という設定がもう面白くならないわけがないわけで、そこに理解のある親友ちゃんが寄り添ってくれていて百合的な見方ができます。ちひろさんっていうつよつよな女キャラがめちゃくちゃぶっ刺さっているので早く続きを読みたい。



5枠5番カティーア


アキテン(偽)は自分がこむら川小説大賞に参加したのをきっかけにして始めた自主企画です。なので、こむら川の主催者であるところのこむらさきさんが参加してくれたのはとっても嬉しい。ありがとうございます。自分の誕生日にファンアートをいただけたのもめちゃくちゃ嬉しかったです。ここでまたお礼を言っておきます。この流れなら言える。ファンアートのまとめのURLを置いておきます。ここぞとばかりに自慢させてください。
https://note.com/endmark_akino/n/n36f3f26e5378

今回の短編は『不死の呪いと魔法使い』(https://kakuyomu.jp/works/1177354054884402503)からその不死な魔法使いであるところのカティーアさんと可愛い弟子のジュジちゃんの学院でのヒトコマ。自分は不死魔をChapter6まで読了しているのですが、そのChapter6では旅をしていた彼らが学院に潜入するので、そのぐらいの時間軸に合わせた短編を書いていただけた、のかな。お気遣い感謝します。

不死魔、今から読もうとすると全191話という大ボリューム異世界ファンタジーなのですが、こむらさきさんの文体は個人的に読みやすいので腰を据えて読めばわりとあっという間にChapter6まで辿り着けるはずです。こむらさきさんはどこから読んでもオッケーとおっしゃっていますができれば全部読んでほしいです。面白いので。文章に描写力があるので、これはどうなってこうなってんのん、みたいなのがないのがよいです。変なノイズが発生しにくい。みんなも読もう不死魔。章ごとに登場人物紹介が用意されているのも助かる。読んでいると「あれ。この人誰だったっけ」と(作者はわかっていて書いていますが)読者はわからなくなってしまいがち。

にしても序盤のジュジちゃん、めっちゃかわいいなあ。ずっとかわいいんですが。つらい境遇をなんとか乗り越えて、真実を知っても健気についてくる。そりゃあカティーアさんもメロメロになりますね。まあ昔の彼女に似てたというのも理由の一つではあるんでしょうけどもそれはそれ。その昔の彼女に理由あって会いに行く(過去に戻る)Chapter5が好きです。ここからハッピーエンドにならないんですか!?(A.歴史が変わってしまうのでなりません)



6枠6番ヒドゥンゴールド


脱糞バトロワの『楽園』(https://kakuyomu.jp/works/16817330662066276375)の後日譚で出走登録してくださったムラサキハルカさん。第一回に続いてのご参加ありがとうございます。自分はバトロワ系ゲームが大好きで、もちろん原典のほうも大好きなんですが、今回の登場人物さんたちは見せしめ枠(最初の脱落者)の男の子とラストスタンディングマンもといウーマンの女の子のお話でしたね。バトロワ原典での記述だったか、解説本だったかを思い出せないんですが、バトロワって最後の生き残りが女の子である確率が高いってのを思い出しました。

バトロワはまあ最後の一人以外全員死亡しているのでその後のストーリーも何もない(被害者遺族の問題はありそうだけども、バトロワのあるあの世界の日本――そもそも日本ではないので……)のですが、恥ずかしいシーンを全世界に中継された、というだけで生き残ってはいるぶん、被害者たちのその後の人生があるんだもんなあ。その後の人生に着眼点をおいているのが面白かったです。主催者への復讐に熱意を燃やしているグループもいるんだろう。主催者に付き合わされている撮影スタッフの皆さんとか見せしめ枠をグーパンしたあの人とか、関係者の線から洗い出していくのが良さそうな気がします。何のアドバイスなの?

第一回アキテン(偽)に続いて今回も馬名に近しい感じの響きで応募していただけて、ありがとうございます。ステイゴールドとか、ゴールドアクターとか、ゴールドシップとか、ゴールドの付く馬名は色々と思いつきますね。おそらくは『楽園』の最後に出てきた金の便器からかな。

脱糞バトロワ、もうちょい話を膨らませて次回のデスゲーム小説コンテストに出しませんか。ダメですかね。次回あるのかわかりませんが……。


7枠7番パトリオティズム


英単語の意味がパッとわからなくて調べてしまいました。愛国心。なるほど……!  そういやMGSで聞いたような気がしてきました。ヤクザ屋さんな父親の息子だった『俺』と俺のことが大大大好きなマダラとの逃避行(https://kakuyomu.jp/works/16816927859828839341)。のその後の短編。国を捨てよ、生きていくために。フカさんの作品はまだ一部しか拝読できていないので、的外れなことを書いていたら申し訳ないのですが、作品全体的に哀愁といいますか、ハードボイルドな空気が漂っているのがいいんですよね。少年誌ではなく青年誌、もしくはもっと対象年齢が上な雰囲気。

マダラは新しい仕事を見つけて、まともになって生きていくけども、人(子どもを含む)を殺していた『俺』がこのまま生きていっていいんだろうか……という疑問に苛まれながらのラストだったのと、その後の『俺』が父親の影をずっとずーっと引きずっていったらなんだか可哀想だな、と思っていました。人間、生まれがどう、環境がどう、と他に理由を求めるのではなく、自分自身の足で立って現実に立ち向かって、過去を振り返らずに未来を見ていてほしいのです。おそらく『俺』にはマダラがそばにいてくれるので大丈夫でしょう。マダラの頭が悪いなりに一生懸命考えてついてきてくれている感じ、好き。

食事を作ったり食べたりする描写のある作品にハズレはないので、この作品も間違いないです。ここからこの二人の過去を遡って読みたくなる、訴求力のある短編となっていると思います。これからもラガ店長の下、日の当たる場所で健やかに育っていってほしいですね。

あえて犬を主人公にした作品を書くというのはどうでしょうか。人間の良きパートナーとしてのポジションの犬(※動物)が主人公でもいいですし、組織に雇われている忠実なしもべという意味合いの犬(※人間)が主人公でもなんかすごく雰囲気ある物語が読めそうな気がしています。



7枠8番ゴーステディ


ワシじゃよ。ワシのじゃ。Go Steadyの意味は(決まった人とだけ)交際する。今回の『ふたりのラブリーデイ』のテーマを確定させた直後から、話の内容はともかくとしてタイトルと登場人物は決めていました。関連作品に明日ドラを置いていますが、明日ドラからこっちに来てもイマイチピンとこないかもしれません。二人とも異世界のクライデ大陸へ転生したんじゃよ。クライデ大陸をメインにした作品は『ドラゴンのいる異世界を、じいちゃんと』(https://kakuyomu.jp/works/16817330662529361045)のほうになりますね。なんでこうなったかといえば、異世界じじまごはまだ構想段階の状態で先にゴーステディを公開してしまったからです。

クライデ大陸の風習をさらっと説明する短編、としての機能を優先させました。画面はゴールドアイズホワイトドラゴンがキサキちゃんを乗っけて飛んでるだけ。一回振り落として尻尾でキャッチする最悪のドラゴンです。人の命で遊ぶな。回復魔法で治せるからって限度がある。魔法の師匠なメーデイアさんも引いてる。

ドラゴン側がどんな想いでキサキちゃんを蘇らせたのかの、要は明日ドラと異世界じじまごとの間の時間軸の話はどこかで書くと思います。異世界じじまご本編内ではおそらく書きません。来年のどこかでできたらいいな。

異世界じじまごはカクヨムコン9で連載していきたいのですが『パーフェクト・アブダクション』を優先する形にはなります。あちらが10万文字到達したらこっちを始めるような感じになるのではないか(もしくはあちらが平日更新、こちらが土日更新とか)。パフェアブともども、応援よろしくお願いします。皆様からの星で運命が決まります。


8枠9番ネコゲーム


デスゲームとラブコメという相容れないジャンルを融合させた奇跡の長編『みかんゲーム』(https://kakuyomu.jp/works/16817330655974966128)のスピンオフを引っ提げて姫路りしゅうさんが出走です。みかんゲームはいいぞ。作中のゲーム、どれも面白そうだもん。釘ゲームと最後のゲーム以外。表題のみかんゲーム、すずくんvs伝説の翁な寿司ゲーム、船上が戦場の一発目な脱出ゲーム、船上の戦場に集まった人たちの自己紹介ゲームなどなど。すずくんとさっちゃんが終始ラブラブなのがベネ。どちらかが裏切る、みたいな展開はないので安心して読んでください。

姫の長編は順当な決着に落ち着くものが多い。安定感が違う。そして読みやすい。なんとなくその後の展開が予想できるような気がしなくもなくても、続きが読みたくなってしまう魔力が込められています。なので、もっと長編を連載してほしいです。姫は人気なので執筆時間が確保できないのかもしれない。

というか今回、初めてすずくんの外見に言及があったのではないか。ラブラブ彼女なさっちゃん視点だから100%信用できる情報ではなけれども(恋は盲目と言いますし)。すずくんって可愛い系だったのか。知らなかった。脳内のイメージを神木隆之介さんぐらいに修正しておきます。神木隆之介さんがネコミミつけたらかわいいだろ多分。

姫は文フリにも参加なされているので今度挨拶しに行きます。次回の開催は十一月十一日だそうです。そうですポッキー&プリッツの日です。覚えやすいですね。作詞作曲もなさっているのでYouTubeのチャンネル登録と高評価をよろしくお願いします(https://youtube.com/@user-yc7pl4ig7j?si=FlgT-G994yi5PWfa)。


8枠10番シュガーミッション


トリです。さくらのあさんのんなしぬシリーズより、とってもかわいいアイネちゃんの登場です。アイネちゃんの出自についてはネタバレになるので書けません。んなしぬシリーズは大長編なのですが、さくらのあさんのほうからネタバレ厳禁と言われているのでネタバレになりそうな内容は全部避けます。自分のnoteでは何度か紹介しておりますが、魔法があるタイプの異世界ファンタジーです。

アイネちゃん可愛いよアイネちゃん。可愛いアイネちゃんを読みたけば4章を読みましょう(https://kakuyomu.jp/works/16816700428759460218)。4章だけだと世界の根幹については理解しきれませんが、んなしぬのんなしぬらしさには触れることができます。大長編なのでキャラクターがとても多いです。多いのですが、キャラクターの名前の頭文字が被らないようにしているそうです。

さくらのあさんからは何枚もイラストをいただいており、前述のファンアートまとめnoteにも何度も名前が挙がっています。ありがたい話。嬉しいのでもう一回URL貼ってもいいですか。いいよ!
https://note.com/endmark_akino/n/n36f3f26e5378

おそらくカクヨムコン9にも参戦されるでしょうし、応援してください。



改めて、参加してくださった九人の方、ありがとうございました! 次回は(自分の忙しさにもよりますが)もうちょっと文字数上限が緩和できるようにルールを考えます。また参加していただけたら嬉しいです。


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