第5回Endeavor MatchCAP Asia in シンガポール開催🇸🇬
今回は、5月29日~30日にシンガポールにてアジア地域7ヶ国のエンデバーオフィスが共同で開催した、Endeavor MatchCAP Asiaについてレポートします!
Endeavor MatchCap Asia とは?
Endeavor MatchCAP Asiaは、スケールアップ企業の創業者が直面する最も顕著な課題の一つである、資本へのアクセスを克服することを目的としています。このイベントには、アジア地域で最も影響力のある投資家と起業家が集まり、ここ数年は、コロナの影響によりバーチャルで開催していましたが、今年は2年ぶりにオフラインにて開催されました!
今回のMatchCAPへの参加条件ですが、事前に起業家と投資家の双方の要望と親和性に基づき、エンデバー・アジアのスタッフにより慎重に選別され、マッチング率が最も高い起業家のみがシンガポール会場にて参加できる仕組みとなっております。
会場にはアジア7カ国(日本、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナム、パキスタン、シンガポール)から50名以上の起業家と、40社のトップ投資家が集まり、2日間で合計160件という驚異的な数の1対1「スピード・デーティング」セッションが開催されました。
日本からは、UMITRONの藤原謙氏、GFITの阪根信一氏、Global Mobility Service (以下、GMS)の中嶋一将氏と壇上慶太氏がシンガポール会場にて参加されました!
【Day 1】
Opening Luncheon hosted by Gunderson Dettmer
一日のミーティングに先立ち、他の起業家や投資家とのネットワーキングや関係構築の場を提供する、軽食とカクテルのオープニングランチが開催されました。(イベントスポンサー:Gunderson Dettmar)
Panel Discussion and Network Dinner hosted by Aspire
夕方には1日目のミーティングを終えた起業家や投資家向けに、今回のイベントスポンサーであるAspireの創業者、Andrea Baronchelli氏、パキスタンの*エンデバー起業家候補である Omair Ansari 氏(Abhi (YC S21))、インドネシアの起業家、Dayu Day氏、マレーシアの起業家、Lennise Ng氏(Dropee)のパネルディスカッションが開催されました。
ディスカッションでは、創業ストーリー、スタートアップの規模拡大の課題、資金調達の課題についてのお話しが繰り広げられました。
*エンデバー起業家候補とは、エンデバー起業家になるためのプロセス中の起業家を指します。
【Day 2】
Network Gathering and Evening Cocktails hosted by Cooley and Carta
2日目のクロージングイベントでは、エンデバーネットワーク全体のボードメンバーやメンターも加わり、起業家と繋がるネットワーキングディナーが開催されました。100人以上のエンデバーネットワークメンバーが参加し、会場のエネルギーは計り知れないほどの大盛り上がりとなりました!
参加者同士の話が盛り上がり、クロージングイベントを主催したCooley、Catraの代表者や7ヶ国から集結したエンデバー・アジアのManaging Directorの挨拶の時間が大幅に遅れるほど、熱気に溢れていました。
起業家の中には、 1日目のネットワーキングで当初予定していた投資家以外との出会いもあり、2日目に新たに1 on 1セッションの機会を得た方もいらっしゃいました。
なんとこの方、最終的に1日で8人の投資家へピッチを行ったそうです!
2日間を通してシンガポールにて参加されたエンデバー起業家である、GMSの中嶋氏は「数百社の中から自社のスタイルに合った様々な投資家や起業家と会うことができるエキサイティングなイベントでした。また、自ら積極的にアプローチをすることで、10社近い機関投資家や起業家と密な関係構築ができました。再度機会があれば、是非参加させていただきたいと思います!」と語ってくれました。
おわりに
あっという間に2日間の「MatchCAP Asia 2023」は終わり、2年ぶりに開催されたオフラインのイベントは大盛況で幕を閉じました。対面でコミュニケーションを取ることで、お互いの熱量を感じることができ、より距離を縮めることができたように思います。
Endeavor MatchCAP Asia 2023参加者リスト
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