運命の人は結局、いる
夫が2ヶ月の育休を取っている。我が子が生まれ私が里帰り先から戻ってきてから、約1ヶ月経過。ほぼ24時間一緒に過ごしている。
私たちはもともと仲は良い夫婦だけど、ぶっちゃけ夫と24時間ずっと一緒にいたら嫌になるだろうと思っていた。そりゃあ、我が子の世話を1人でやるのは大変だけど、今は産後ケアも充実してるし。3食のゴハンをどうするかとか考えたり、家事が増えたりするの方が面倒だよな…とかね。
でも。今24時間一緒にいる生活が始まって1ヶ月経ったわけだけど、楽しくて笑いが絶えない毎日を送ってる。
私は出産直後しばらく、やっぱり例に漏れずメンタルがガタガタで(産後うつにかかる人も多いというのはよく分かる!ホルモンバランス激崩れ)、強い口調で夫を責めたり過去のことをぐちぐち嘆いたりしてしまった。それでも夫は、私に言い返したりすることは一切ないし喧嘩にもならない。「ごめんね」「育休中は家事も育児も俺が基本ぜんぶやるよ」「君は休む期間にしてね」。そんな嘘みたいな言葉を投げかけてくれた。そしてそれは口だけでは決してなく、率先して家事も息子のお世話もやってくれる。まあなんだかんだで女にしかできない「授乳」があるので、育児の分担はなかなか難しい面もあるが。
ああ、そうそう。母乳かミルクかという論争もあるよね。話が逸れるから今日は触れないけど「完母?完ミ?混合?」という合言葉みたいな問いかけと、完母か混合が偉い(完ミは可哀想)みたいな暗黙の了解的な風潮。私はどっちかというと今しかできない授乳という赤ちゃんとのコミュニケーションを大切にしたくて混合にしてるけど。
話を戻して、私が改めて思ったのは、運命の人って結局いるんだよ、ということ。私は夫に出逢うべくして出逢って、一緒に人生を歩むことにした。それが私たちの運命だった。私に訪れた1番の幸運だったんだなあって。我が子が生まれたのはそれをも上回る幸運かもしれない。
多分まだ産後、安定しないメンタルのせいで過去のああでもないこうでもないを頭でぐるぐる巡らせて、自己嫌悪に陥る日もある。
だけど目の前に今日も元気で存在してくれる夫と、生まれたばかりの、まだ胎児と人間の境目みたいな赤子がいるだけで、私の運命はラッキーでハッピーだなって!!!
好きな言葉があって。
don't forget to stop and smell roses
どんなに忙しい毎日も、どんなにパッとしない日々でも、立ち止まってそこにある素敵な薔薇の花の匂いを嗅ぐことを忘れないでって。
まさにそうだなって。
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