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個別面談 後にやること

 個別面談は事前準備と事後が大切です。

 まずは、そもそも個別面談で聞いたことをしっかりとメモしておくことが大事です。私はPCでエクセルの表に書き込んでいます。詳しくはこちらに書きました。個別面談 私の流儀|エンチャント先生@小学校 (note.com)

  今回は事後のことを書いていきます。

1.    メモの整理

 メモを見直し、対応すべき案件を色分けしたり、濃くしたりして印刷して、持ち歩けるようにします。毎日目にするところに、ファイリングなどをして、対応できるようにします。

 

2.    児童指導案件にすぐに対応

 すぐに対応できる案件は、素早く対応します。特に、いじめやからかいなどの情報があった場合は、即日対応です。慎重に聞き取りをして、指導をした後、即日電話連絡をします。

 

3.    口約束で終わらせない

  これです。口約束で終わった場合は、信頼関係も何もないです。先ほどのメモを定期的に確認して、具体的取り組みをします。その子の課題はクラスの課題でもあるはずなので、クラス全体にそれぞれの課題について取り組んでいけるように働きかけます。何もしないと成長はないです。

 

4.    学級通信で全体の傾向をお知らせする

 今年度は、以下のような発信をしました。(3年生)                                                                       

 すでにご来校いただきました保護者の皆様、お忙しい中、ありがとうございました。今回お話しできたことをもとに、さらに一人ひとりと向き合って成長をサポートしていきたいと思います。

全体の傾向として、

①   学校では頑張ってるけど、家では言うことを聞かない。

②   学校と家での表情が全然ちがう。

こんな話が多かったように思います。

①   年齢的に、反抗期に入る子もいます。家での子育ては、ちょっと大変ですが、ほとんど誰もが通る、成長の一つの形だと思います。

②   家で、だらけるからこそ、学校で頑張れるのだと思います。両方がんばることは大人でも難しいですよね。

お子様の成長を、学校と家庭で、一緒に支えていきましょう!

また、「漢字練習に真剣に取り組むようになった。」

「学級通信がとてもありがたい!」というお声もいただきました。うれしいです。

                                                                                                  

 

5.    メモは次の個別面談時も活用

 今回使ったメモは、次の面談のときにも使います。「前回の面談では、こうでしたが、あれからどうですか?」と言えるようにします。親にとっての子ども一人ですが、こちらは約30人以上。とにかくメモするしかありません。

 以上、エンチャントでした!

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