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エンカレッジの教室ースタッフのつぶやきvol.3

こんにちは、エンカレッジ広報担当のシロです。
ささやかだけど記憶に残るエピソードをお届けする「スタッフのつぶやき」。
今回は、またまたスタッフのムラハマさんに、記憶に残る生徒との思い出を伺いました。


エンカレッジが人生の好転になる喜び


こんにちは、エンカレッジのムラハマです。
今回は、頑張りすぎ屋さんの生徒のお話しです。

母子家庭で県外から移住してきたため、頼れる人も少なく、体が弱く満足に働けない中でも、子育てを頑張るお母さん。
そんな背中を見て育った為、生徒も人一倍頑張り屋さんです。

環境の為か元来の性格か、人に頼る事が苦手で抱え込んでしまいがち。
エンカレッジに繋がるまでは、勉強の相談をする事が出来ない中でも上位の成績をキープしていました。
でも本心では、もっと聞きたい、教えて欲しい、なぜ自分は人に頼れないんだろう。そう悩みを抱えていました。

相談してみよう!と挑戦してみても、どうやったら上手く伝えられるか?と言葉を考えている内に、遮られたり、こうだよね?と決めつけられたりと、優しい気持ちと頭の良さが仇となっていました。

手前味噌ですが、私たちはこどもたちに対して「待つ」事が得意です。
考え込んでいる・・・、信用が足りない・・・、勇気が足りない・・・、理由は様々ですが、発する事が出来ない状態のこどもたちに、嫌な顔せずに待てます。

頑張りすぎ屋な生徒にとって、その環境は合っていたのか、エンカレッジの中では頼る事ができる様になり、勉強の質問も進路の相談もできる様になり、一緒に頑張る仲間にも出会う事が出来ました。

今では大学生、ちょくちょく遊びに来ますが、頑張りすぎ屋さんなまま。
もう少し気楽になりなよっと言いたいけれど、それだとその子の頑張りを否定してしまうようで、健康に注意しなよ~っという感じで留めています。

エンカレッジに入った事をどう思う?と聞いた事があります。
「エンカレッジに入ってなければ、友達もできず、大学に行く進路を選んでいなかった、たぶん今よりも楽しくなかった、本当に感謝しています」、と言われました。

いえいえ何をいいますか。
立派に成長している姿を見せてくれて、ありがとうと言いたいのはこちらです。

私たちの支援は成果や結果が目に見えにくいですが、こどもたちが、エンカレッジに来た事で人生が好転したと思ってくれる事、それは一つの成果だと思っています。



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