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「自分だけうまくいかない」という気がする人へ


なぜ、自分だけうまくいかないのか?


ふと横を見れば、WEBライティングやアフィリエイトやSNSの収益化で、大金を稼いでいる人がいます。

あとからその人たちと同じようにしたとしても、同じことを始める人が五万といるので、もう稼ぐことは難しくなっています。
始めた時期が半年一年違うだけで、結果に大きな差が出てしまいますよね?

「出遅れた自分はもうダメだ」
「なにをやっても、うまくいかない」
「自分には価値がない」……etc.

ほんとうにそうでしょうか?
半年・一年早く始めて稼げた人は、前例がないなか、失敗もいろいろしながら工夫を重ねてきたのだと思います。

彼らがつくったノウハウ記事を見て同じようにしたとしても、前例をつくってくれた人たちに講師料や会費収入が流れるだけで、いつまでたっても稼げないのは当然です。

そのサービスはすでに、講師として前例をつくった皆さんが世のなかに提供しているもので、〝新たな価値〟ではないからです。

やっぱりそうじゃないか!
自分には才能がないから、新しい価値なんか生みだせっこない。

だからやっぱり、無価値なんだ。

そんなことはありません。

前例をつくった人たちだって、失敗に投じた金額は想像以上かもしれません。
いまは稼げていても、いつ人気がなくなるかおびえているかもしれません。あなたと同じように、不安だらけかもしれないのです。

じっさい、成功している人たちにインタビューしてみると、本当にそのようです。

立派にやれた姿より、失敗談のほうが人の心を打つ!

あたりまえのことだけれど。

経験は、人それぞれ。
響く相手も、それぞれです。

誰からも影響を受けない人などいないですし、誰にも影響を与えることのない人もいません。

仏教ではこれを、〝縁起〟と言います。

たとえ何年間も部屋にひきこもっていたとしても、ネット上で得た誰かの情報に心動かされることがあるでしょうし、あなたが何の気なしに書いたひとことに、心動く人だって、ひろい世のなか、どこかにいます。

いま現在、うまく生きられていないあなた自身のその体験も、そのもがいている体験と真剣に向きあい、出口を見つける努力をなにかの形で表現することで、誰かの役に立つかもしれないのです。

芸術作品などはみな、そうじゃないでしょうか。

生きづらく、苦しくて、もがいている人たちが、苦しさを作品というカタチにしたものが、同じように苦しむ人たちの心を打つ。

あるいは、ほんのひととき感じた喜びや輝きを作品にしたものが、目の前の生活に追われる多くの人たちの枯渇した気持ちに響く。

生きづらくて、苦しんでいるそのまんまの姿を、みつめてみましょう。

そして昔の芸術家や小説家や詩人たちの自伝やエピソードを読んでみてください。

そっくりの苦しみかたをしている人に、出会えることがあるでしょう。
これも、「縁起」です。

感動して、その人の作品をあれこれ解説してみたくなるかもしれません。

自分なりの手法で、同じように作品をつくりたくなるかもしれません。

共感できるまで、偉人のエピソードを探す


偉人にも、自分と同じような辛い過去があったことを知って、共感。

これであなたはやっと、ご自身の苦しみからも、作品をうみだせるようになりました。

「これが自分の使命だ」と感じながら、なにかを発信したりつくったりするようになってゆくことでしょう。

そうなればもう、「前例を真似てみた」は、「オリジナル」に転換されています。

🔶自分の使命と感じられる〝縁起〟を、呼び寄せられること。

🔶そのために、偉人の過去のエピソードを丹念に集める努力をしてみること。

🔶共感できるまで、それをつづけてみること。

それこそが、いわゆる「才能」と呼ばれるものにつながるのではないかと、私は考えます。

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