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製薬メーカー経験者が語る!工場勤務あるある5つ

どうも、えながです。

化学技術職であれば必ず避けては通れない勤務先、工場

規模によりけりですが、
「工場の内部って食品のイメージしかなくて想像つかないなぁ」とか
「製造ラインって決まりがあって厳しそうだなぁ」とか

どんなところか分からなくて心配なことはありませんか?


そんな不安を解消するべく、
製薬工場勤務経験のある私から工場勤務ならではのあるあるをご紹介したいと思います。

工場勤務あるある5選

1.始業時間が早い

工場勤務だと9時過ぎ始業が少なく、8時台始業がほとんどの印象。

ちなみに私の勤めてた勤務先も新人の時は9時始業でしたが、会社組織が変わって8時半になりました。
今も同じです。

しかもフレックス勤務というのが工場という性質上ありません。


「よっしゃ!10時出社〜19時退社で勤務しよう!」
という夢のような勤務は難しいということです。

夜型人間には厳しいですね。

ここは会社によりけりとは思いますので、
フレックス制度があるかは確認してみてください。

2.勤務場所が郊外である

工場という性質上、広大な敷地が必要なため都心部から離れた所にあることが多いです。

実際、大手メーカーの工場を調べると地方である会社をよく見かけます。

地方勤務だと通勤に車必須と書かれている求人もあります。

しかし中には関東圏内に工場がある会社もありますので、
自動車免許を持っていない人は取得するか、
車でなくても行ける場所の勤務先を検討するといいと思います。

3.製造ラインの服装が厳しい

業種によると思いますが、食品や製薬だと異物混入を防ぐために通常エリアと製造エリアの服装を分けていることがあります。

製薬を例に挙げると、清浄度区分と言って一般エリア包装エリア製造エリアと3つの区分で分かれていることが多いです。

製造エリアに入室するには、毎回着替えるので面倒くさいし、気を使います。
アクセサリーはもちろん禁止!厳しいところだとメイク不可の場合もあります。

しかし、これは製造する製剤に異物を混入させないためにも重要なのです。


ただQCや間接部門だと一般エリアになるので、
クリーンエリアの縛りが嫌なら間接部門に配属を視野に入れてみるのも良いと思います。

4.溶媒のニオイがキツい

業種や作業内容によりますが、化成品を扱うメーカーでは薬品を多量に使用します。
その為、敷地内は薬品の臭いが充満していることがあります。

製薬しか経験がないので断定はできませんが、
私が化学薬品系の会社に工場見学に行ったときは結構キツい臭いがしていたのを覚えています。(これは十数年前の話なので、現状の情報求む)

弊社では設備的に有機溶媒のにおいが強い時が稀にありますが、
作業環境測定を定期的に行って試験室内の管理をしています。

5.服装、髪型が自由

工場だと私服通勤可である会社が多いので、夏はTシャツ短パンでの通勤も可能です。
髪型も厳しいところでなければ、色の規定もなく好きな髪型にする事ができます

実際、弊社でも金髪とかメッシュを入れてる人がちらほらといる状況。社内規定は厳しくない様子です。
また、我が品質管理部のトップである上長もパーマをかけているという…

ただ、髪型や髪色にうるさい上司の下だとこの限りではないので、先輩や社歴の長い人に聞いてみて様子を窺うのが得策だと思います。

まとめ

今回は製薬メーカーの工場あるあるをお届けしました。求人を選ぶ参考になれば幸いです。

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