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夏休み始まる

    俳句の魅力は、わずか17文字に季節を盛り込み、詠み手の心の有り様をも表現してしまうから?

小学校でも担任の先生によるのでしょうが、俳句を詠む楽しさを教えているようでして。

先日、姪が俳句って難しいなぁ!と私に寄り添ってきたので、しばし、俳句について、室町時代の連歌まで遡って話していたのですが。

姪は目を輝かせて、飽きるどころか次々と質問してくる始末で。

安倍元総理が急死してから、何にもする気持ちがわかず、ぼんやり過ごしていた私ですが、姪によって目を覚まされたようです。

不合理な事が現実としておきるのだ。
宗教の恐ろしさ。政治と宗教。
暴力。復讐心。1人抱える苦しみの発露。

今は国葬の是非が問われています。

どこまでも紳士であった安倍元総理は政党を超えてファンも多かったはずです。献花に来られた人で涙を浮かべている人もいました。

理不尽とか、避けられなかったのかとか、どんなに思っても、亡くなった人は戻らないのです。

季語は誰が決めたの?カタカナの言葉でもいいの?

白紙の状態に、私自身の見解で色を付けてはならない。
子供の素直な好奇心に触れることは、くったりした気持ちに涼風を送ってくれました。

春夏秋冬の区分も地方によっては、ピンとこない面もあります。
句の良し悪しは誰が決めたのか?と問われると、しばし返答に困ってしまいましたが。

私自身は、詠み手の素直な心が見える句が好きです。
詠み手の現実から離れた見栄が透かし見える言葉を感じる句は嫌いです。

そのような話をして、納得してもらいましたが、

小学生のちびちゃんは、夏休み中、どんな句を詠んでくれるか、楽しみになりました。

姉は、姪が俳句について否定的だったので、納得してくれてよかったわと、ありがとうと言ってくれましたが、家族がいる、
自分とは違う世界で生きる家族の存在はありがたいものだと、小さな姪に感謝でした。

こちらは来週から小、中学生の夏休みが始まります。

短い夏を思う存分楽しんでほしいですね。