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辛い時でも続けられたこと

こんにちは、えなです。

皆さんには何か「辛い時でも続けられたもの」はありますか?

私は「絵を描くこと」でした。

ちょうど一年前、私は人と話せるような精神状態ではありませんでした。人が怖くて、家から一歩も出られず。そんな自分を布団の中で責め続ける…
地獄のような日々を送ってました。
ついにはカッターを見て「もう終わりにしようかな」と思ったほどでした。
その時はハッ!と気づき、このままじゃやばいと思い、思い切って精神科に行ってみたところ、統合失調症とうつ病でした。

そこから私の闘病生活が始まりました。良くなった日もあれば、一日中気持ち悪い時もありました。

そんなひどい状況だったのに続けられたことがあります。
それが「絵を描くこと」でした。
模写はもちろん、簡単な落書きや細かいイラストも描いてました。パソコンを立ち上げる気はなかったので、スケッチブックにひたすら描いてました。

なぜ、この一年間続けられたのか。

私はこの質問にかなり考えました。そして行き着いた答えは

「絵を描くことに生まれて初めて本気で熱中できたから」
なのだと思います。

他にも熱中したものはあります。私はゲームが好きで、特にモンスターを狩るゲームにはかなり熱中してました。しかし、うつ病になってからすっかりプレイしません。
ちょっとできたとしても1回の狩りすると心の中で「罪悪感」が生まれて
もう無理…というのが何回もありました。

ですが絵を描き始めると辛い時でも、イライラしてても3時間ぐらいは集中して描いてましたね。
罪悪感よりも綺麗な輪郭の描き方、全体のアタリ、何色で塗るかなどを考える方に思考が持っていかる…そんな感じでしたね。

そう、それを考えてるときは辛いことも忘れられた…そんなときもありました。もちろん毎日が忘れられたわけではありません。ほんとにつらい時はお布団で寝込んでました。
でも、描くことに救われた時もあったのは確かです。

辛い時でも続けられるもの…それがその人の「才能」なんだと私は思います。

私は絵がうまいか?と言われたらまだまだだと思います。でも、デジタルでもアナログでも、これからも絵は描いていこうと思います。

辛い時に助けてくれたもの、探してみてください。
もちろん、何もなかったとしても落ち込まなくて大丈夫です。
ゆっくり、ゆっくり探していきましょう。

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