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伝えたいことをゲームに置き換えて考える


みなさんゲームしますか?ゲームボーイとか。

そして、ゲーム世界を例にして
話をしたことありますか?


小学校で子どもに話をする時、
気づいたらゲームを例に話をする自分がいたので、
頭の中を整理するために、以下のようにまとめます。みなさんはどう考えますか?


(しょーもない話が始まります。)

はじまりの町


私の世界は、崩壊の危機に瀕している。
誰かが立ち上がらないと。
このままでは、
誰もが望まない最悪な結果が待っている。

すごい悩んだけど、決めた。

「行ってくる。」

目指すは、あそこ。
自分で作った剣と盾を持って、私はこの町を出た。

体が勝手に動く感覚

正直、勢いで出て来てしまった。
準備不足と言われても否定できない。
そもそも私は、剣と盾を実際に使ったことがない。


でも、私には根拠のない自信があった。

それは一冊の本。
綺麗に剣も盾を使い、
どんな困難も乗り越える主人公が大好きで、
毎日〇〇ごっこで真似して遊んでいた。

(あぁ頼む。何にも出てくるなよ…)

なんてことを考えると、
ヤツは目の前にやってきた。
襲ってくる。

そこからは、正直あまり覚えていない。
気づいたら、剣と盾を使って
綺麗に舞っている
自分がいた。



経験値ってこういうことか


〇〇ごっこと同じ感覚。

面白いのは、

ごっこでは見えなかった、
"新しい気付き"があったこと。

「なるほど、だから〇〇は、あんなに、、、」

同じ立場に立ってみると見えてくる。

これは実際に剣と盾を
使ってみないとわからない。


自分でできることに限界がある

「助かった。ありがとう。」
私たちは、あそこへの階段を上り始めた。

…隣町の▲▲で出会ったあいつとは、
つまらないことで意気投合し、
一緒に行動する様に。

すごい仲がいいわけではないけど、
偶然目的が同じだった。

そして、ここまでは頑張ってくれた剣と盾。
実は、私はこの武器の弱点に気づきはじめた。


そこへまたヤツが現れる。でも様子が違う。



ヤツは、見事に私の弱点をついてくる。
(やばい、無理なヤツだ。)

そんな私を助けてくれた。あいつ。
おかげで先に進めるようになった。

あいつの弱点もわかってる。
今度は私が助けてあげるんだ。


「リセットボタン」


ついに、あそこについた。
でも、気づいた。

レベルが全然足りないことに。


それだけではない。

剣と盾、そしてあいつとだけで
なんとかできる問題ではなかった。


「もっと早くに気づけなかったのか。」
「いや、自分が見えないフリをしてたのか。」
「そもそも、向いてなかった?」

ぼくは「リセットボタン」を押した。


このゲームを自分の伝えたいことに置き換えて考える。

その場合、以下の言葉だったら何に置き換えます?


・はじまりの町
・あそこ
・剣と盾
・一冊の本
・ヤツ
・経験値
・隣町の▲▲
・あいつ
・弱点
・無理なヤツ
・レベル
・リセットボタン

その時の伝えたい内容によって、切り取る場面、キーワードは変わります。話の流れも変えます。

子どもにとって
「イメージしやすい方法」から
こんなこと考えましたが、どうでしょう。


「人生はゲームじゃない。リセットボタンはない。」

なんて意見もあります。


私はリセットボタンを進んで押す派です。
ゲームでは。

でも人生において考えた時、

リセットボタンもあってもいいんじゃないですかね。って思うようになりました。

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