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2022年3月16日 ECニュース アーカイブ

ECニュース


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■ さらばTポイント、ヤフーLINE「楽天追撃」の秘策

└ 統合から1年、EC首位狙うZHDのポイント戦略
 ヤフーやZOZOなどを抱えるZホールディングスとLINEの経営統合から1年。統合当初に掲げたのが、2020年代前半にEC(ネット通販)取扱高で国内ナンバーワンになるという目標だった。ECはヤフー・LINE連合にとって最重要事業である。
 最大の競合である楽天グループは2021年(暦年)のEC取扱高が5兆0118億円と初めて5兆円を突破。一方のZHDは3兆4551億円と、まだ楽天の背中は遠い状況だ。コロナ禍でECの利用が急激に増えたが、それは楽天にしても、アマゾンにしても同じ。ZHDはこうした巨人たちをどうやって超えていくのか。
 カギを握るのが、スマートフォン決済アプリの「PayPay(ペイペイ)」だ。楽天が「楽天ポイント」でユーザーを囲い込んできたように、ZHDは「ペイペイボーナス」を強化。4月には「ペイペイポイント」に名前を変え、独自の経済圏を拡大させる。
 ポイント戦略の勝算やECの拡大戦略について、ZHDのCo-CEO(共同最高経営責任者)である川邊健太郎氏と出澤剛氏に聞いた


■ 京東物流、宅配大手「徳邦物流」買収へ 巨大EC主導で進む業界再編

└ 中国宅配大手「徳邦物流(DEPPON LOGISTICS)」が、中国の電子商取引(EC)大手「京東集団(JDドットコム)」傘下の物流会社「京東物流(JD Logistics)」に間もなく買収されるとの噂が広がっている。
 同社は、3月1日に発表した公告の内容が全てだとし、明確に否定しなかった。 買収の噂が囁かれ始めた2月28日、徳邦物流の株式は取引停止となった。株式保有に関する重要事項の変更を計画していることが理由とされた。   
 当初、取引停止の期間は2取引日を超えることはないとみられていた。 しかし、同社は3月1日の公告で、「各関係先と株式保有の変更に関わる事項について協議を進めているが、依然として合意に至っていないため、2日の取引再開は見送る」と明らかにしていた。 一部メディアは、すでに買収が完了したと伝えている。京東物流がすでに崔維星董事長に代わる役員を送りこんだとの情報もある。

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