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「髪の詩」

君の髪があまりにも茶色で驚いた。
もう全然面影なんてない。

昔見たのは、まるで水たまりを避けようとした人みたいだったのに。だから今の君の髪を見て、僕は、もう傘を刺す必要がなくなった。

だから、その変な匂い。
ふざけて口角が上がってしまう。

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