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エンノシタの『壁打ち・客観視』について(やっとこさ)ご紹介します

こんにちはこんばんは、エンノシタのワタナベと申します。
今更なのか、ようやくなのか。『壁打ち・客観視』を記事にしようと思えるタイミングが自分の中に訪れてくれて内心ほっとしています。おいおまえ、このままお問い合わせのたびに作り手さまとのマンツーマンな説明をちょこちょこ繰り返すつもりなんかいい加減にせえよと脳内の私がちょいちょい毒を吐いてくるのにもこれでもうおさらばです。

目次からつまみ食いな流し読みもできますので、よかったら気になる部分だけでも読んでみてください。この記事を通して、エンノシタってサポーターがいるらしいぜ面白そうだから使ってみるか となったならとてもとても幸いに思います。


エンノシタなにがし

エンノシタでは、"アクセサリー作家後方支援サービス"(自分で名前をつけました)をお届けしています。
作り手さまの領分以外の部分、作り手さまご本人がせずとも良いと判断された部分にお力添えするサービスです。自身の元異業種での知識やスキル、自身の気質やアクセサリーに心躍る感覚、好き、得意を掛け合わせた各種コンテンツで作り手さま方の見えざる舞台裏にお力添えしています。オンラインもまじえつつ、地元愛知を拠点に全国のアクセサリー/コスチュームジュエリーの作り手さまへサポートをお届けしています。個人で活動されている作り手さま向けのコンテンツが中心です。

責任を持って最後までお力添えできることならば何でも行っているため、サービス内容は多岐に渡ります。エンノシタではないほかのサポーターの方をご案内した方が良いと判断した場合は、信頼のおける方々をご紹介しています。
そんなこんなで2023年今年の秋口にようやっと整え終わった省エネ選択式なお問い合わせフォームも、入り口になるドアの数は多めになりました。

エンノシタのコンテンツ、『壁打ち・客観視』とは

お問い合わせフォームをご覧くださった方ならもうお読みになったかもしれませんが、エンノシタの『壁打ち・客観視』は、作り手さま個々人おひとりおひとりのための、とことん自由に話す時間のことを指しています。2023年11月4日現在、最低価格は 40分/回で、税込3,840円です。費用の内訳には、調査費、資料作成費、交通費などが含まれます。

作り手さまからいただく40分で、作り手さまのお考えや方向性を確認したり整理整頓するお手伝いをします。客観視は字のとおり、作り手さまのブランドや作品群を客観的に見ること。いつもとは違った角度からの気付きが見えてくるかもしれません
エンノシタのいくつかのコンテンツの入口にもなるサービスです。対面またはZoomで実施し、後日、時間内にどんなことが話題に上ったのか、どんなことをお話しされていたのかなどをまとめた資料をお送りしています。


どんなニーズでどんな使われ方をしているのか、よくある質問はあるのか

で、何をするか。
それも作り手さまそれぞれです。ひと枠40分という時限はありますが、必ずしもその中で綺麗なオチを見つけ出したり作ったりする必要はありませんと都度ご案内しています。

繰り返しになりますが、壁打ち・客観視とは、思考のアウトプットや言語化のお手伝いがメインのコンテンツ。お使いくださる方それぞれ、ご利用いただくタイミングもニーズも用途もてんでばらばらです。一回だけお使いになられる方もいらっしゃいますし、数ヶ月おきに使ってくださる方もいらっしゃいます。作家活動を続ける上でのセルフメンテナンスや、ご自身を俯瞰で眺めるセルフチェックにお使いになる方もいらっしゃいます。
2回目以降の壁打ち・客観視では、作り手さまから特にご要望がない限り、過去お届けした資料に新たな情報を追加した資料を作成しています。以前にカルテみたいですねと言ってくださった方がいらして、面白い形容の仕方だなと思いました!

一つ、絶対にエンノシタが譲らないと決めていることがあります。

それは、作り手さまに具体的な答えやサポートはお届けしないということ。

あくまでも作り手さまご本人の考えや方向性を確認したり、整理整頓するお手伝いをするために使っていただくサービスなので、時間内に別のサポートになってしまいそうな時は、適宜お声掛けなどで軌道修正させていただいたり、後日お送りする資料のご提案項目に反映させるようにしています。

壁打ちと客観視、それぞれの使い方とニーズは大まかに分けると以下のようになります。よくいただく質問も掲載していますのでご参考までに。列挙したすべてのお訊ねは、エンノシタから「大丈夫です、問題ありませんよ」とお返事しているものです。

壁打ち
◯自分の思考を整理整頓してまとめる
・いま感じているモヤモヤについて話したい
・自分はいま何を考えていて、何に悩んでいるのかはっきりさせたい
・自分は何をしたいのかを整えたい
・ぼやんとしているピントを合わせたい

◯ブランド運営について話したい
・今後の動き方についてとことん吐き出してみたい
・優先するべきものごとをはっきりさせたい
・何ができたらいちばん嬉しくてワクワクするのかを考えたい
・どんなサポートをエンノシタから受ければよいか、ひとまず話を聴いたうえで提案してほしい

◯セルフメンテナンス
・横つながりでは話せないことを話したい
・いま感じているモヤモヤを聴いてほしい
・とにかく聴いてほしい

客観視
◯作り手にある程度理解がある人の、ユーザーに近い見え方や感想がほしい
◯まだ見えていない部分はないか、普段とは違った角度から自分を見てみたい
◯横のつながりから得られるものとはまた異なる視点がほしい

よくある質問
・これまで独学で進めてきた。専門的に学んだことはなく、専門知識があるかと言われると正直少し自信がない。お門違いなことを言ってしまうのではないか、こんな程度、と思われないだろうかと不安。
・かしこまったインタビューのような空気にならないか不安。
・人見知りなのでうまく話せないし、緊張してまとまりのない話し方になってしまうと思う。何度も同じようなことを話してしまうかもしれない。話していて自分でもわけがわからなくなって、恥ずかしくなったりしそうだし、話すニュアンスがきちんと伝わるか不安。
・自分の考えはもちろん伝えるが、テーマを決めたあとはエンノシタにリードしてもらって話したい。
・テーマも話す内容もしっかり決めておきたい。
・オチのない時間になっても大丈夫だろうか。
・深夜帯のZoom対応は可能だろうか。


販売でもコンサルティングでもない、アクセサリー作家"後方支援"サービス

独特な立ち位置で活動しているという自負があります。また、そのように活動してきました。

作家活動は人生そのものであり、主人公は作り手さまご自身。
作り手さまが必要とするサポートはその時々によって異なる。
作り手さまの譲れない部分や意思を尊重する。

これがエンノシタの活動における大きな考え方。
作り手さまの活動にエンノシタというフィルターがかからない仕方(後方支援)で、各種サービスをお届けすることが重要です。エンノシタの願いは、駆け抜ける作り手さまの追い風になることです。

エンノシタのサービスは、販売員さんのお仕事ともコンサルタントさんのサービスともまた異なります。サポートとひとくちに言っても、探せばあちこちに立ち位置も方向性もさまざまなサポーターが見つかることでしょう。作り手さまご自身がその時々に応じたサポーターを選び、使いこなされることをエンノシタは願います。

このあたりのエンノシタのスタンスについて掘り下げた記事がこちら

お抱えの枠組みも作りませんし、どこのお抱えにもならずに活動することが、エンノシタと作り手さま方との程よい距離感、そして健全な関係を維持するのに大きく役立っています。常々、一本の大きな大木を模した、このロゴと同じようであれたらと思っています。

活動姿勢、こうあり続けたい姿がロゴに詰まっている。

いただいた「作り手目線」のご感想

エンノシタでは、原則ブランディングや製作に直接関連する案件を実績掲載していません。自ブランドのブランディングとして掲載を望まれない作り手さまからのご依頼も同様です。『壁打ち・客観視』は、エンノシタの実績紹介には載らないコンテンツです。どうぞ安心してお問い合わせいただければと思います。

そんな中、大変大変ありがたいことに(本当にありがたい…)、プラバンアクセサリー作家の nul. さま からレビュー記事をInstagramに掲載いただきました。

アイデアマンな nul.さんの、こだわるところはとことんこだわるけれど無駄遣いもしない、驚きいっぱいな日々の製作記録や試行錯誤の投稿を参考になさっている作り手さま方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。作り手目線で書かれたエンノシタについての感想は、きっとあなたの参考になってくれるはずです。ぜひご覧になってみてください。この記事とはまた違う角度からの説得力があることでしょう。
ぜひ使ってください!と仰ってくださったエンノシタへの熱量いっぱいの感想も個人的にいただきました。
以下、掲載させていただきます。

nul. さまより
(2023年)5月19日のデザフェスを前に2月の初めに壁うちを依頼しました。
この頃、ちょっと前からデザフェス出展について漠然とした不安が込み上げてきてどうしたものかなと思っていました。そこでまずデザフェスについて不安に思っていることや目指すこと、すべきことをはっきりさせるべくマインドマップを書きました。
それでもまだもやもやして見えそうで見えない解決策。それまでエンノシタさんのサポートを受けたいけれど何を依頼していいのかすら分からなかったのが「今だな!」と直感的に感じて私の場合は一通りまとめたマインドマップを事前に資料としてメールで送りお願いしました(事前のまとめは必ずしもする必要はないです)。
極度の緊張から入ったzoomでの壁打ちでしたがスタートからもうその緊張がなくなるくらいにスムーズに話を聞きだしてくださったエンノシタさん。魔法のようにぺらぺらと気持ちがしゃべられる自分にまず驚きました。次の驚きは話しながらエンノシタさんの『振り』につられて自分の本心や強い想いなどが次々に出てきたこと。さらに!まとめてくださった資料を見て「私これを一番したかったんだ!」ということが一目で分かったことにもびっくり!
自分でうっすら考えていたのとはまったく違った着地点だったけど恐ろしく納得のいく結果に客観的な視点がいかに大切かを思い知らされました。結果私は売上げを上げたいことよりも世界観を作り上げたいんだと分かり全力でその準備をして本番に臨み...最終的に自分の達成感的にも売上げ的にも大成功!!!!のデザフェスとなりました!
最初は何を相談していいのか分からなかった壁打ちだったけれど頭の中もやもやの状態で投げたにもかかわらずエンノシタさんは私のほしい答えを引き出してくださり本当に感謝の気持ちでいっぱいです。決して私の領分に踏み入りすぎることなく後ろから追い風となってサポートくださる程よい距離感が最高でした!是非また利用したいです!本当にありがとうございました!!

nul.(敬称略)Instagram @nul00nul

40分のプロセスもひとそれぞれです。話しながらご自分の考えが整ってゆかれる方もいらっしゃいますし、別途お送りした資料をご覧になって腹落ちされる方もいらっしゃいます。nul.さんは前者のタイプでしたね。これはむしろエンノシタの資料も要らんのでは…?と思うほど(資料、もちろんお届けしました笑)、短時間でご自身の考えを整頓していらっしゃったのが印象的でした。その時のnul.さんにぴったりのフックを『壁打ち・客観視』を通してお届けできたのは非常に嬉しいことでした。

徹底的にデザイン、仕上がり、こだわりを揺らがせない、プラバンアクセサリー作家 nul.さんのInstagramはこちらデザインフェスタvol.58には、11/11(土)のみ出展とのこと。南4F Q-157 です! 現地まで行けないわ〜という方はminneの販売ページをチェックです。プラバン(プラ板)の概念、変わります。

(2024/02/08 追記)後日お送りする資料にも、お話しした内容の記録に客観的な視点を付け加えた内容を記載しています。『へぇ〜』『そうなのかー』といった新たな発見や、気づきのきっかけになれば嬉しく思っています。
以下は、エンノシタのスタンスごと良い、と感じていただけたんだと実感できた嬉しいコメントです。
じーんときます…。

先日はおまとめ資料、ありがとうございました。
ゆっくり何度も読みました。
エンノシタさんにお話しして言葉や資料が返ってくることで、活動の区切りになって助かります。ぐるぐる思考の私は、1人で切り替えたり区切ったりするのが苦手なので嬉しいです◎
色々あるけどここまで来たなぁと思えて良かったです。
正解なんてないからずっと続けられるんだと思います。
今年も私らしく可愛いを発信していきます😊♪
改めてエンノシタというポジションに感謝です。
感想をお伝えしたくてメールさせてもらいました!

ブランド名非公開希望 2024/02/08 追記

『壁打ち・客観視』のその先

後日お届けする資料の末尾には、その時間で伺った内容などを踏まえてエンノシタがお力添えできる(かもしれない)コンテンツのご提案も載せています
載せてはいますが、使っていただくかどうかは任意です。使うもよし、使わないもよし。提案に載っていないことを別途お訊ねいただくのも大歓迎。資料をお届けしてサービスのお届けが完了したら、それで一旦解散です。ご依頼の都度解散する、この作り手さまのタイミングでご依頼いただく仕様は、特にサポーターとして毛色の違うところでしょうか。
なので、あまり重々しく『壁打ち・客観視』を捉えなくてもいいんじゃないかなあ、と私は伝えたいです。意図的に固い文面にしている部分もあるので仕方がないところもあるでしょうけどね。

それがエンノシタの後方支援

駆け抜ける作り手さまや、駆ける準備をなさっている作り手さまは、追い風を感じたらたちまちビュンビュン走ってゆかれます。ほんの少し背中に手を添えるだけで、ほんの少し追い風を起こすだけで、それで充分。もう、そこに誰かのサポートは要りません。駆け抜ける作り手さまの姿は本当に格好良いです。そのさまを見るのもエンノシタは大好きです。
きっと作り手さま方も同意してくださると思うのですが、仔細は見えずともSNS上に流れるある程度の情報で、なんとなく、もがきや葛藤が感じ取れることってあるのではないでしょうか。エンノシタという自分のお仕事を介していてもそうでなくても、格好良いものは変わりません。

エンノシタに興味関心をお持ちくださっているあなたへ

大型イベントの前後(特に前)にはお問い合わせやご依頼が重なりやすい傾向にあります。思い切りが要るかも知れませんが、どうぞお早めのお問い合わせ•ご依頼を えいやっ とお願いいたします。
日程調整は基本的に先着順です。どなたさまにも省エネで時短なお問い合わせフォームからのお問い合わせをおすすめしています。やり取りのキャッチボールに費やす皆さまの時間、体力、記録はすべて貴重な資産です。
ぜひ、ご活用ください。

比較的短いお日にちでお届けできる『壁打ち・客観視』のほか、ある程度のお日にちを必要とするご依頼もいただくこともあるため、ご案内できる枠に波があります。とは言いつつ、WEBカレンダーが受付不可でもご対応できる場合もあったりするのがエンノシタ。まずはとりあえずお問い合わせいただけましたら幸いです。

早めの連絡にはメリットがある。メリットばかり。

お早めの連絡にはメリットがあります。

・ご希望の納期やスケジュールに余裕をもってお応えできる
・お互い気持ちにゆとりができる
・できるだけ料金を安価に抑えることができる

お問い合わせが後ろに伸びれば伸びるほど、エンノシタからご案内できる日時に限りができてしまいますし、場合によっては、お急ぎ料金をいただいてのご依頼になってしまいますがよろしいですか? とお返事させていただく場合もあります。
お問い合わせをしっかり受け止められるよう、エンノシタも万全の準備でお待ちしておりますし、できるだけ多くの作り手さま方へお力添えしたいと考えておりますが、でもやっぱり、気持ちにゆとりを持ったスケジュールが一番です。
ぜひお早めに、えいやっとご相談くださいね。
⁡皆さまからのお問い合わせ、ご依頼、心よりお待ちしておりま⁡す!

エンノシタがお届けしているコンテンツ

☑︎壁打ち・客観視
☑︎出展補助
☑︎事務・雑務代行
☑︎ブランディングの強化
☑︎モニタリング
☑︎パイプラインとして
☑︎その他

参考URLまとめ
https://bento.me/ennosita

X:つぶやき
Instagram:お知らせや公募
Threads:ゆるやかなよしなしごと
note:過去実績など
Tumblr:深堀りブログ

ソーシャルメディアの使い分けのイメージとしてはこんな感じでいます。

エンノシタの別ジャンルの作り手さまからのお問い合わせやご依頼への考え方については、以下の投稿をご参照ください。コンテンツのおおよその価格帯は、お問い合わせフォームの各項目ページにてご案内しています。


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