自分の可能性を広げる一歩

人が話をするにはその人の視点がある。
どこから眺めるか、何を重点的に考えるか。
そしてどんな話し方をするのか。それには個人のそれまでの経験があって、生き方によって培われたものが大いにかかわっているなと思う。
そこには各個人が何を得意とするか、どんな言葉を受け、文化で育ち、そこにはその土地における気候や風土、時代背景などから、その人がどんなことを得意とし、苦手と感じているのか。
そしてどんなことを育んできたのか。実に様々な要素が含まれていると思った。

 A、B、C、が同じ空間にいても現実は多層的である。
多層的とは、各々にとってそれぞれの現実があるということで、一つの事象を思い浮かべるにも、思いつきやすいことと、思いつきにくいことがある。同じ物事を見聞きしても別々の文脈があるということ。

話している相手の文脈を理解できずに、きらいだなとか、気に入らないとか
思うっていうのは、なんだか自分の可能性を狭くしているなあと思ったりもする。
ゆっくりこうして考えている時とか、後になってみてからとか、余裕のある時は理解しようと思えるけど、その場その場では難しい。
こうして反芻しながら、その瞬間が来たら、ああ、前にもそう思ってたなと、気づけたらいいか。
プラス、想像力を豊かにしておこう。

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