漫画の中に見る性格タイプ

 漫画のキャラクターでタイプを説明することを、安村明史さんが行っています。
 『性格9タイプの相性診断、“マンガ・キャラ”占い(プレジデントオンライン)

タイプ1=星一徹
タイプ2=ドラえもん
タイプ3=峰不二子
タイプ4=スナフキン
タイプ5=名探偵コナン
タイプ6=マスオさん
タイプ7=サザエさん
タイプ8=ジャイアン
タイプ9=ウルトラマン

 漫画で完璧にタイプが描かれているわけでも無いと思っています。そこは漫画ですから。
 理想の人物像であったり、ツッコミどころのある人物像であったり、作者の意図に沿った人物像として作られているので、温かい気持ちで受け入れてあげる必要があると思っています。

 個人的にいくつか挙げるなら、
 タイプ1は、『左門くんはサモナー(週刊少年ジャンプ)』の天使ヶ原 桜、自分に厳しく他人からは天使と見られています。それと『暗殺教室(週刊少年ジャンプ)』の烏間 惟臣(カラスマ先生)、真面目な感じがタイプ1にぴったりです(実際のタイプ1はあそこまで感情を出さないかも知れませんが)。
 タイプ3は、『暗殺教室(週刊少年ジャンプ)』の浅野 学秀(あさの がくしゅう)、誇張された感じではありますが、タイプ3と見ていいと思います。
 タイプ4は、『古見さんは、コミュ症です。(週間少年サンデー)』の古見 硝子、クールな中に感情が見られます。「ふんす!」と気分で動くところはハートセンターと言えます。
 タイプ5は、『約束のネバーランド(週間少年ジャンプ)』、登場人物は皆頭を使っていますが、ノーマンが特にタイプ5に見えます。 ・・・と言いながら、あの協調性はタイプ6かも知れませんね。他には、『暗殺教室(週刊少年ジャンプ)』の堀部 糸成(イトナ)、狭間 綺羅々。
 タイプ6は、『僕のヒーローアカデミア(週刊少年ジャンプ)』の緑谷出久、これはいずれ別の文章で取り上げる予定です。
 タイプ7は、ルパン三世、常に何かを求め、束縛を嫌い、行動力があり、頭の回転も早い、あと、軽さがある。そいうところはタイプ7的です。
 タイプ8は『北斗の拳(週刊少年ジャンプ)』のラオウ、タイプ8の一つの理想形ですね。他には、『暗殺教室(週刊少年ジャンプ)』の寺坂 竜馬。『ワンピース(週刊少年ジャンプ)』のジンベイ親分、タイプ8だと見ますが9のウイングが強いですね。
『この世界の片隅に(映画)』の水原哲(すずの幼馴染み)、口というか態度が多少悪いところ、一見ずうずうしく見えて主人公すずを思って行動していたところ。
 タイプ9は、『暗殺教室(週刊少年ジャンプ)』の岡野 ひなた、あの天然な感じと、怒ると頑固な感じがタイプ9かなと。
『北斗の拳(週刊少年ジャンプ)』の主人公、ケンシロウ
『この世界の片隅に(映画)』のすずさん、のんびりした感じ、怒ると頑固な感じ、マイペースなところ。

・・・そういったあたりでしょうか。

 全部のタイプがそろわないばかりか、エニアグラムを知っている人からは、「それは違う」とばかりにツッコミが入りそうでもあります。
 でも、まあ、そこは漫画ですから。

 ハートセンター系の漫画は、少女漫画を探せば、それなりにあると想像しています。
 少年漫画や青年漫画でのハートセンター系は、熱い感じで描かれていると、これまた想像しています。
ですが、これは実際には見つけきれておりません。

 今後、何回か漫画の中に見えるエニアグラムの性格タイプを書いてみたいと思います。

参考
タイプ9が描かれている漫画
タイプ8が描かれている漫画
タイプ6ヒーロー(緑谷出久など)の話
「ちはやふる」の登場人物の性格タイプを考えてみる
「けものフレンズ」の登場人物の性格タイプを考えてみる
もしかしたらタイプ9かも知れない人(イトウ エルマさんの漫画を読んで)
ハートセンターの漫画 - ねえ、ぴよちゃん

エニアグラム用語が分からないかたはこちら

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