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②猫の暮らしー2.住居の工夫
こんにちは。2匹の愛猫と暮らす中で、猫のことをより深く理解したいとねこ検定を受けることにしました。
今回はその中野「住居の工夫」についてです。
猫が快適に暮らせる住居はどんなものなのか、解説していきます🐈
日当たり
窓は猫にとって日差しが入りひなたぼっこができる場所です。
また、風に揺れる木・空飛ぶ鳥などいろいろな刺激や誘惑があるところです。
▼【窓辺】最適なサイズ
![](https://assets.st-note.com/img/1709552500092-nzz9koyA6j.png)
脱走を防ぐ
玄関は特に出入りが激しく猫の脱走対策が必要な場所。
玄関に続く廊下に天井までふさがれている格子戸をつけているのが理想です。
▼【玄関】最適なサイズ
![](https://assets.st-note.com/img/1709555481201-y3yigNqiZk.png)
▼【ベランダのフェンス】最適なサイズ
![](https://assets.st-note.com/img/1709555465250-4ub5fdbArR.png)
移動と運動
室内猫の欲求を満たし、ストレスがかからないように居住空間に工夫を凝らしたい。
「キャットタワー」「キャットウォーク」「キャットボックス」などを活用しましょう。
◎キャットボックス
猫は狭いところが安心します。
天井に近い場所に設置すれば丸穴から下をながめることで刺激が得られ、飼い主もかわいい仕草を楽しめます。
![](https://assets.st-note.com/img/1709555502737-Eo1MQPXOpZ.png)
◎キャットウォーク
昇降する場所は2か所以上確保しましょう。
部屋の中央より壁際が安心するようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1709554367445-nvbK1ZyCI1.png)
◎キャットステップ
猫の年齢や運動能力を考慮して決めましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1709555523495-mjWCNp05nI.png?width=800)
◎ステップボックス
キャットステップをボックス型にすると本棚や飾り棚としても利用できます。
ただし、落下しないよう重量には注意。
キャットウォークが長いと猫が失踪して危険ですが、途中にキャットボックスを設置することで疾走を抑制できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1709555541236-uf4ieoh1zX.png?width=800)
猫のタイプ別の高さ
猫によって最適な高さは変わります。
歳を取ったら、体形が変わったら室内の環境を見直しましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1709639308179-Tc6WWkGVic.png?width=800)
◎標準成猫
♂3~6kg、♀3~5kgが標準です。それ以上なら太猫を参考に。
◎太猫
運動能力が高い猫もいるため、事故がないように配慮が必要ですが適度に運動してもらいましょう。
◎老描
11歳を過ぎると老描と呼ばれます。
登れなくなるなど変化に応じて補助のための家具などで工夫しましょう。
行動別の高さ
その他、適切な高さは他にもあります。
猫の行動別に確認してみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1709640396276-6E7nUdAgZa.png?width=800)
ニトリペットベッド
ニトリペット用食器
◎トイレ
容器の大きさは体長の1.5倍以上が理想です。
日本では小さいものが多いので、衣装ケースを転用したりセメントをこねるトロ舟をトイレにするのもおすすめ。
◎ベッド
身体にフィットしていない場合はタオルなどを詰めて調整してあげると喜びます。
◎飲食
猫は食道がまっすぐなので低いと🍚の吐き戻しが増える可能性があります。ヒゲが器に当たることを嫌う猫もいるため口が広い器がおすすめです。
距離感
猫は身を守るために取る社会的距離を保っています。
また、すぐに逃げられるように取る逃亡距離は約2mと考えられています。
ただし逃げられない場合、身を守るために攻撃や威嚇をする危険距離を取ります。
猫が快適に過ごせるように適切な距離を保ちましょう。
◎猫と人
![](https://assets.st-note.com/img/1709641312618-Xwe4U8ATJC.png?width=800)
老描は常に近くにいて小さな変化を見逃さないようにしましょう。
◎猫と猫
![](https://assets.st-note.com/img/1709641622324-lC95mu3GYQ.png)
室内で複数飼っている場合、どの猫にも安心してくつろげる場所(テリトリー)や食餌場、水飲み場、トイレを用意してあげることが大事です。
一見中良さそうでもそれぞれが邪魔されずリラックスする場所が必要です。
(👩:うちは全く距離が縮みません。それでもふと30cmくらいの距離で寝ているときもあります。どちらかの専用の場所があるわけではないですが基本2m以上離れた場所で寝ています。)
<次回>
➀猫の暮らしー2.猫の栄養学
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