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私の日々の制作や練習の方法

勤めていた藝大の保健管理センターから、どうやったらリモートワークがうまくいくのかというメールが届きました。そこに書いてあったひとつめの方法は「まず着替えること」。その後「仕事をする場にはそれ以外のものを置かない」とか「休憩をこまめに取る」とか、いくつかの項目が続いていました。

仕事に週明けに東京も緊急事態宣言が解除されたらネタとしては古くなるのかな と思いつつ、私も自分の仕事の仕方を公開してみます。

仕事への取り掛かり方

①朝イチで音楽室に直行し、パソコンとスピーカーの電源を入れる。
②昨日まで作業していたものを聴く。

朝は苦手です。低血圧だし低血糖だし、生きているだけで精一杯。それでも、作業中の音源を聴けば気になるところが山程出てくるので、今すぐ改善しなければという気持ちになります。

改善点はその日によって異なります。特定の曲の構成やアレンジだと頭を使う時間が長くなるし、演奏のテクニックやメカニカルな問題の場合は手を動かす時間が長くなります。どちらに転がっても、今一番必要な部分の穴埋めになるので効率がいいと思っています。

私にとって睡眠はとても重要で、日が変われば昨日より少し客観的に自分と向き合えます。また、昨日覚えた曲をちゃんと覚えられていることや、直した演奏のテクニックが定着していることもわかるので、モチベーションアップに繋がります。

うっかり1時間以上続けて没頭してしまうと体力の消耗が早いので「集中」というiphoneアプリを使っています。制作のときは1時間ごと、練習やものを書くときは25分ごとに3〜5分の休憩を入れています。だらだらと作業をするのは得意でないので、大体2〜3時間のめり込めば満足して、あとは他のことをすることにしています。

作業環境

楽器は取り出しやすいところに置き、マイクスタンドは立てたままにしてあります。作業に入るまでの心理的&身体的な負担を最大限軽くしていて、録音しようと思ったら常に1分以内に開始できるようになっています。

デスク周りはパソコンとスピーカー以外にはパソコン用めがね、気分を変えるためのハンドクリームと香水、目覚ましと虫歯予防のためのガム、筆記用具と五線譜があるだけです。

どうしても気持ちが乗らない時

仲間のミュージシャンのYoutubeをみて、憧れたり活力をもらったりしています。それでも何もやる気が起きないときは、何をしてもうまくいくはずがないので何時になったら動き出すと決めて横になります。


以上!私はこんな感じだけれど、天才と言われている人たちの習慣を覗き見するこの本、面白かったです。人それぞれ、色んなスタイルが確立していたり、されていなかったりする。
結局のところ、成果が出るならなんでもいいよね。


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