言葉の呪詛
スピリチュアルの仕事をするようになって、気付いたことがある。それは、ほとんどの人間は、言葉の呪詛にかかっている、ということ。
母さんのお腹の中で聴いていた外界の言葉。
赤ちゃんの頃に聴いていた周囲の言葉。
幼少期に家庭内で交わされる言葉。
学生時代に交流し始めた周囲の言葉。
社会に出て仕事をし始めて交わされる言葉。
友人や知人たちと趣味を介して交わされる言葉。
人は口にするコト(言)で出来ている。
何気なく話している会話の中にある言葉でも、その言葉を受け取ったその人にとっては忘れられない言葉になったり、そして口から出す言葉は、人を形成する。
嫌な気持ちになる言葉をかけられたら、それは呪詛となり、細胞に棲みつく。棲みついた言葉は身体を蝕む。己でそれに気が付かない限り、呪詛は解けることはない。そして色々な方面からのプレッシャーも加わり、ストレスがかかり、病気となって現れる。
ヒーリングは呪詛を解くキッカケにもなるが、場合によっては逆もある。それはヒーラーにもよるし、受けるタイミングにもよる。
ただ私がスピリチュアルの仕事をする理由は、この世界にあふれた呪詛を、一つ一つ丁寧に解いていくことなのだと感じる。
私の言葉が少ないのは、その為なのかもしれない。
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