やっと文字に残せるくらい、心が落ち着きました。
写真はとっても若い頃のお顔です。
先日、15歳7ヶ月で愛犬が旅立ちました。
満月の夜でした。スヤスヤと眠るように。
最近は、移動の出張火葬車というものがあるのですね。
私たち家族は、この子が大好きだった公園で執り行いました。
そして、お骨もひとつひとつ、丁寧に説明していただきながら、壺に納めていきました。
その際、病名が分かったのです。
肝臓癌であろうと。あと、脚の出血痕もありました。
骨は全てを語るのですね。
プライベート火葬車にしたこと、本当に良かったと心から思いました。
食べても食べても体重が減り始めた年始、肝臓の数値も二週間で1000以上になり、胆汁を嘔吐するようになってから、悪いものという覚悟はありました。先生からは告知はありませんでしたが。
看護師の頃、患者さんを何十人も見てきたこともあり、悪化していく様子が同じものであったので、(もちろん、動物の方が何十倍も早いですが)とにかく、毎日をラクに過ごせますように・・という思いでした。
食べられなくなって7日間。
歩けなくなったのは2日間。
おむつが必要だったのも2日間。
最後まで、意識があったこと、
自分で立ち上がる姿を見せてくれたり、
寝返りしたい時は吠えて私を呼んでくれたり、
とても頼もしい姿を見せてくれました。
愛情たっぷりかけて過ごした月日は、私たち家族の宝物です。
一緒に寝るのが好きだった、ななちゃん。
最後も、みんなで手をつないで眠ることができて幸せだったね。
いつもそばにいる、そう思っています。
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