場末のもの書き
経営している店が4月1日で50周年を迎える。
跡を継いで8年。
バイト時代からだと11年。
50年のうち、たった11年しかやっていない私が高らかと50周年を掲げて良いものなのかと思うが、ひとつの節目を現店主として周年を全うしたい。
場末の雀荘の娘として生まれ、
20代で場末のショーパブで働き、
30代で場末の飲み屋街に流れ着き、
俗に言う場末のママになった。
(と言いながらも、芝居だ執筆だと、店主と呼んでいいのかという出勤率だけど)
学校に馴染めない私を受け止めてくれた場末。
演劇を続けたくて、プロのもの書きになりたくて、働くことを二の次にして活動し続けていく中で、私を支えてくれていたのは場末。
サンキュー場末。
ナイス場末。
飽きっぽい私が変わらず続けて来れたのは、執筆と場末で生きること。
この2つだけ。
これからも、場末を忘れないもの書きでありたい。
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