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推しが優勝した!!!!!

2021年7月11日(日)、第42回ABCお笑いグランプリでオズワルドが優勝した。

嬉しい。本当に嬉しい。マネージャーさんを始め周囲の人に「絶対に優勝する!」と宣言し続け、その言葉通りサンパチマイク一本で勝ち上がっていく姿は、とてもとても格好良かった。
私は「推しの幸せは自分の幸せ」タイプのオタクなので、今最高に幸せだ。そんな高まるテンションと勢いに任せて感想を書いてみた。


オズワルドの1本目はダイエットの漫才。これは今年4月の単独ライブでも観たネタだったが、その時よりも掛け合いのテンポやフレーズがブラッシュアップされて、遥かに面白くなっていた。
(単独ライブの感想は下記noteにて✍️)


「ダーツの運動量は歯磨きと同じ」とか、ツッコミがいちいちセンスに溢れていて最高。しかもそれが会場のお客さんにもしっかりウケていて、「これは良い線行くんじゃないか…?」と、勝手にそわそわしていた。
案の定、結果は全審査員から1位評価を獲得し、完全勝利でのファイナルステージ進出。「1位」という赤い文字がずらっと7個並んだ画面は圧巻で、この時点でちょっと泣けてしまった。

Bブロックの勝者は蛙亭。私は蛙亭の独特な世界観にもどっぷりハマっている最中だし、オズワルド伊藤さん・蛙亭イワクラさん・ママタルト肥満さん・森本サイダーさんのシェアハウスが大好きなので、「ラストイヤー同士の家族が戦うなんて!複雑だけど激アツな展開!!」と一人で更にテンションが上がっていた。

Cブロックの勝者はカベポスター。私は正直空気階段を応援していたし、オズワルドvs蛙亭vs空気階段という決勝戦を観たかった気持ちも否めないけれど、カベポスターの思わず聞き入ってしまう独特の漫才はとても魅力的だった。
私はあまりカベポスターのネタを知らないし劇場で観たこともないので、これを機に色々とチェックしたい…と決意。こうやって応援したい芸人さんがどんどん増えていくのも、賞レースの魅力だよなあとつくづく思う。


そして迎えたファイナルステージ。3組とも面白くてどのコンビが勝ってもおかしくなかったが、3番目というネタ順も味方し(あとマヂラブ村上さんから譲り受けた優勝メガネパワーも?)、オズワルドが実力で勝ち切ったという印象を受けた。
漫才後半の畳み掛けと完璧なハモリ。「レジの割り込み」というテーマをここまで面白くできる、オズワルドの発想力と練習量に改めて惚れ惚れした。


話は少し逸れるが、私は「努力が必ず報われるとは限らない。でも、成功した人は必ず努力している」という言葉が好きだ。身も蓋もない言葉かもしれないが、人生の大体のことはこのルールに当てはまると思っている。
一ファンながら、お笑いの世界にもこのルールがあると感じているし、何なら報われていない人の方が遥かに多い世界なのかもしれない。
だからこそ「推しの優勝」という、これまでの努力が報われる瞬間を見ることができて、本当に本当に嬉しい。惜しくも準優勝で終わった昨年から、更に努力を重ね続けて、ラストイヤーでついに優勝するという最高の結末に胸が熱くなったし、職種も目標も全く違うけれど、私もへこたれずに努力を続けて人生頑張ろう…と勇気をもらった。


目覚ましをかけずに好きなだけ寝て、お散歩がてら本屋に行って、マックでハンバーガーをテイクアウトして、クーラーの効いた部屋で3時間の賞レースをリアタイするという、自堕落で欲望のままに過ごした日曜日が、推しの優勝という最高の結果で終わって本当に幸せだ。ありがとうオズワルド、ありがとうお笑い…


優勝したオズワルドと、惜しくも敗れた全ての芸人さんに敬意を込めて、今日は一旦やめさせてもらいます。🍅🍅


ABEMAで1週間見逃し配信をしているので、気になった方は是非。オズワルドを筆頭に全コンビ面白いことはもちろんのこと、昨年覇者のコウテイの馬鹿馬鹿しさが最高です。
https://gxyt4.app.goo.gl/9Ukj9

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