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エンパブリックは何者か?(オープン社内報)

このところ、エンパブリック社内では、事業概要資料について話し合いを重ねています。
その中で話し合われていることが、皆さまのお役に立つこともあるのでは?と思い、オープン社内報としてスタッフの諏訪が配信していこうと思います。

エンパブリックはなぜ伝わりにくいのか

エンパブリックの良さでもあり課題でもある要因として、「営業経験が少ない」というのがあります。
ありがたいことに、ワークショップやイベントに参加してくださった方から発展した仕事や、ご紹介での仕事が多くて、営業資料がまとまっていなくても、これまでやってくることができました。
その結果、エンパブリックの何が売りで、どういう成果を出すのか、ということを説明する資料があまりないのです。

これまでやってこれた背景には、企業や行政などの担当者の方が、ご自身の組織の中で、理解を得るために説明をしてくださり、決裁を通してくださるための、並々ならぬ奮闘があるのです。
そういった担当者の方々のお力になれる、組織内で渡せる資料をご用意できたらと、話し合いを重ねています。

なぜエンパブリックなのか?

これまでお付き合いいただいた方々からヒアリングをさせてもらう中で、いくつかわかっていることがあります。

1つは、地域のことをやってきたということ。
それは、地域行政の方々にとってだけではなく、地域を巻き込んだ形での事業を展開していかないといけない企業の方々からもメリットを感じていただいています。
特に、地方創生の視点から考えると、現在関わってくださっている方々との関係性の中で、どのように新しい取り組みをやっていくのか。
地域のこととビジネスのことの、バランスを見ながらやっていけるというのは、エンパブリックの特性の1つでもあります。

2つめに、関わる一人一人が参画していくということ。
関わっている一人一人が、「自分の意志で主体的に参画している」という状態を目指しているということは、社会の中でとても面倒なことだと思われてしまう側面があります。
それでも、そこを諦めずに取り組み続ける。そのためにどのような環境が必要なのかということについて、これまで行ってきた事業の中で培ってきたノウハウがあります。

エンパブリックの専門性は何か?

一方で、こういったことについて、エンパブリックは何の専門なのか?といったことへの説明も必要になると感じています。

と言いながら、エンパブリックの専門性を説明しようとすると難しい。
仕事自体も全体の調整をしていることの方が多く、何か一点においての専門性というわけでもないというのがあります。

コミュニティデザイン?ジェネラリスト?協働コーディネーター?

いろんな言葉を検討する中で、"ソーシャル・プロジェクト・プロデューサー"というのがわかりやすいのではないか、と。

エンパブリックが取り組んでいるのは、ソーシャル・プロジェクトとよばれる、多様な人や組織が参画し、協働しながら進め、新しいアイディアや仕組みが生み出されていく取り組みです。
そこのプロデュースを担う、というところが、一番の専門性であり、エンパブリックの役割だと考えています。

それを受けてスタッフからは、「横文字感が強い」「プロデューサーは胡散臭い」「もう少し知的な要素がある」「一人のプロデューサーじゃなくてみんなで取り組んでる感じもある」などの意見がでました。

それなら、"ソーシャル・インテリジェンス・センター"というのはどうか。

・・・このあたりは、もう少し社内で検討を進めていきます。

とにもかくにも、ソーシャル・プロジェクトを進めていくための、知恵やノウハウがまとまっていて、それを自由に活用できるのが、エンパブリックだというメッセージを伝えていけたらと思っています。

オープン社内報

社内で当たり前になっていることの言語化、そしてそれをモノに落とし込んでいくことは、エンパブリックで長年取り組んできたことで、10年経った今でもできてないことでもあります。

こういった資料は、完成させるのももちろん大事ですが、途中段階で共有しながら、いろんな人のお力を借りていくというのも、ソーシャル・プロジェクトの大事な進め方でもあります。

そういった視点からも、この「オープン社内報」という取り組みが面白いなと思って、使わせてもらうことにしました!
今後も不定期にアップしていきます。

(諏訪)

参考

ソーシャル・プロジェクトに関心がある方は、ぜひこちらもお読みください!


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