8/12(水)子供の成長が見える瞬間

ここの学童保育は、お昼ご飯は子供達と一緒に食べる。
たまたま、横の席に昔から学童保育で働いているベテランスタッフの人が座り一緒に食べた。
ここの学童の子は穏やからしい。
えっ、これで?
と正直思ってしまい。
特に女子はかなり生意気な事を言ってくるぞ。
前にいた学童保育は手に負えないほどだったみたい。
まず、ずっと同じ部屋にいる事ができない子達が多かったらしい。
まあ確かにそこまでではないけど。

そして今日は学童保育最後の日。
入った事のない1年生のクラスの配置にしてくれた。
なんて可愛い。
私が入るのは3年が多かったけど、1年生は生意気というより、静かにする時でも数人が思った事を思った時に発言している。言う事を聞かない感じも可愛い。
特に1人のよく喋る男の子が喋りだすとそれを皮切りに賑やかになる。
勉強時間もまだずっと静かにというのが、特にその子の周りができない。
特にその男の子が喋るし後ろ向くし。
大きな声で怒ると少しの間は静かになる。何度も続くとこっちの声も出なくなるわ。
そこへまたベテランスタッフが一喝するとその時は静かになる。私もここへ来て大きな声で怒る事もするようになった。
大声でなだめるかぁ、う〜んその時だけ静かになっても集中力がついたから静かになったわけでもないし。

私は中心核の一番賑やかな男の子、この子に狙いを定める事にした。
勉強も進んじゃいやしない。
他の子を見るとローマ字を書いたり英語の勉強をしている子もいた。その子は割りかし真面目にできており「カッコいいねえ」と言うと「うん」と笑いながら答えてくれた。

よし、これだ!

あの賑やか男の子、漢字のページを開いてこの勉強時間は漢字をやるようではある。
多少〜は書いてあった。
キレイな字もあり、そこへすかさず、
「おっこの字すごく上手に書けているね!
じゃあこの字も書ける?」
すると素直に書いてくれた。
「書き順もあってるあってる。じゃあこの字は!」
それも真剣に丁寧に書いてくれた。
「あ、姿勢もいいね、なんかカッコいい!じゃあこの行まで書いてみて」
さっきまで後ろや他の友達に喋りかけていたり、トイレから帰った数分後にまたトイレに行こうとしたりしていたのがなんという集中力。
やってみた私もこの変わりようが面白くて。
他の子はまだ喋っていたり飽きた子もいた中でのこの進みよう。
「さっきからみんなの見本のようだよ」
たまに声もかけてみた。

ベテランスタッフの人が来て
「はーいおわりーやったところ見せて〜」
でもまだあの子はやっているじゃないか。
結局最後は、
「終わるって言ったらさっさと終わるの」
と言われていたが、
すれ違う時に「よくやったね」と声掛けた。
ほんとに誰よりもやっていたから。

これで、最後の日のお仕事は終わり。
あの男の子の成長を見てみたいと思ったが、終わり。終わるって言ったらさっさと終わるの 笑

ここの学童保育、昭和な感じがしたのは、多分あまり褒める言葉を聞く事がなかったからかも。
褒めてばかりがいい育て方とも思っていないんだけど、たまには子供も褒めたら喜ぶぞ。
悪いところはいう、良いところもいう。
両方承認。

でもここの方達は、そういうやり方ではないけれど真剣に子供に向き合っているのは感じた。
怒号は飛ぶけど子供達やスタッフ、みんな元気!

帰りに同じ今日までの人から、子供から色々言われて精神的に参るスタッフも毎年いると聞いた。まぁ確かに中学年の子達は口が達者だったわ。

それも含め初めての職場で新鮮だったし、人と直接触れ合う仕事が楽しかった。1人1人の成長が見えるのっていいな。

ただ1つ、家であまり怒鳴ったりはしないように最近の子育てではしていたけど、復活してる。しかもなんかボスの怒鳴り方に似ているような。影響 笑

とにもかくにもいい経験ができました。
皆さんありがとう!

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