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夫の転職、の体験~転職で失敗も成功もない~

久々に書いてみようかと思ったら、募集企画を発見。
期限は過ぎてる (笑) けど、目についたテーマなのでちょっとお借りして。

主人が、転職すると言い出したアタフタしたコロナ禍真っ最中の2年前。
懐かしい。

転職は自分も何度かしてきたので抵抗感はなし。

昔より終身雇用が当たり前というのはなくなってきたものの、私の周りでは仕事を変わるのは“大変な出来事”というのがまだ残っているイメージ。本人は報告や手続き、環境の変化で大変(=面倒)って思うのは、そうだねって思うけど、友人知人に話すとまだビックリする出来事のよう。
ここは田舎なので、一家の主人の転職とういのが前向きなイメージとは違うのかな。
話の中でも奥さんがパート先を変えたとか、転職したという話はさらっと流れるような。
私の夫が転職する時も、知人とLINEのやり取りの中でも、そんな大変な時にごめんなさい!と送られてきた事も思い出します。
先日も、ご主人が仕事辞めたいと言っているという友人から連絡があり、どういった転職先を選んだのか、今と関係のある職種か、など私の主人に聞いてみてと。
友人も不安な様子でした。

とは言いつつ、2年前私は主人の転職でとっても心揺さぶられました。
自分の軸のなさと、メンタルヨワヨワな自分、主人の転職を通して気づきました。
改めて気付かされたというところでしょうか。

旦那は仕事でほとんどいないし家事育児家計も管理しているのは全部私だし、頼ってないわー!って思いながら頼りきって生きていたのでしょうね。
それに気付いた。
生活の不安が一気に押し寄せましたね。
収入の部分は旦那、家事育児は私、と割り切って分担、としていたわけでもなし、かといって辞めたいとは言っていたけど、そうはいっても辞めないだろうと、ただ今の生活がずっと続くのが当たり前と思い込んでいただけで。
なので友人の気持ちも分かる。

あの時までの私は、いかに自分の足で立っていなかったか。
それどころか立とうともしていなかった。

転職騒動から2年は経ち、と早いもので今は主人はこの家におらず。

転勤で単身赴任を選びました。
転職騒動と化したのも、誰でもなく私自身が騒動として捉えたんでしょう。
別々に暮らす事になるとは思ってもいなかったですが、干渉を嫌う私たち夫婦にとったらいい距離感で、たまに家族で過ごせる時間が今はとても楽しい。
主人の転職前は、家族で数少ない出かける時間、正直今みたいに楽しいと思った事は…なかった(笑)!!
イライラして終わりですよ。

それが年に数回会って一緒に過ごす時間が楽しい!
見送りに行った後なんか親子で寂しくなり、涙ですよ。
今までだったらありえませんね(笑)

転職であろうとなんであろうと、なるようになるんだろう。
主人の転職で私の考え方も変わったかな。

起きた出来事が最善で。

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