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一人で生きていけるスキルを身につけることが人生の目標

エモーショナルリンク合同会社で広報業務をはじめとして、業務全般に関わる佐藤周さん。自身が興味を持つ、人の心理を考えアプローチをしていく仕事につきたいと考え、マーケティングの道へ。
佐藤周さんが描くキャリアプランとともに、キャリア経験から得たスキルをどのように活用しているのか今回の取材で詳しくお伺いしました。


エモーショナルリンク合同会社
広報戦略室 PRマネージャー
佐藤 周(さとう・しゅう)
1997年3月生まれ。大学生の頃から道を歩いていると見る看板広告などを見てマーケティングについて興味をもつ。2019年6月から株式会社キュービックでのインターンを約2年経験。
インターンでの経験を経て、SEOにこだわらないマーケティング全般の知識を深めるために、株式会社ナハトを経てSNSマーケティングを経験。現在はマーケティングスキルの知識と経験を武器に、エモーショナルリンク合同会社をさらにグロースさせるために邁進中。

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将来どうなりたいのか?ずっとあった抽象的な考えがスタート地点

エモーショナルリンク合同会社で働くまでの軌跡

━エモーショナルリンク合同会社をはじめとしたウェブ広告の会社で働くまで、佐藤周さんはどんな人間になりたいと考えていたのでしょうか?

佐藤:
私はもともと小さい頃から将来の夢みたいなものがありませんでした。将来の夢と聞くと野球選手やサッカー選手になりたいなど、明確な夢を思い浮かべると思いますが、自分は「お金持ちになりたい」とか「幸せな家庭を築きたい」といったレベルの抽象的な夢さえもありませんでした。大学生くらいまで目標などもなくダラダラと生きていたわけです。

でも大学卒業が近づき、就職を意識するようになってからは「自分はこのままでいいのか?」という漠然とした不安に襲われるようになりました。

こうした状況が半年ほど続き、自分の考えを頭の中でまとめているうちに、私が今後人生を送っていくうえで追っていくべき目標は「一人で生き抜いていけるだけのスキルを身につけること」と結論付けました。

━なぜ「一人で生き抜いていけるだけのスキルを身につけること」を目標にしたのでしょうか?

佐藤:
大学卒業を意識してから、まずはじめに考えることは「就職」です。就職とは会社に属することですよね。あまり良い例ではありませんが、例えば就職先の会社の業績が悪くなってしまい、自分も会社に対して大きな価値貢献ができていなかったらどうなるでしょうか。

ただでさえ日本の不景気が騒がれたり円高が騒がれている昨今です。ずっと会社に在籍できる確証はありませんよね。こうした状況もあり、今後企業に属しているだけで果たして幸せな人生を送れるのかって考えたときに、それはちょっと怖いなと私は思ったわけです。

こうした話をすると周りからよく「起業を考えているのか」とよく聞かれるのですが、そうではありません。起業して仕事をするのか、会社員として仕事するのかということではなく、自分がもらう報酬に対して十分なスキルがあれば、生きていけると思ったんですね。

自分にどの会社も行っても通用するだけのスキル、つまりどんな状況でも一人で生き抜いていけるだけのスキルがあれば食いっぱぐれることはないでしょう。

こうしたことから起業ではなく、単純にどこに行っても活躍できる純粋な「一人で生きていくスキル」をマーケティング分野で身につけようと考えました。

この目標を設定してからは、就職に対しての動きや自分の意思決定をしやすくなりましたね。

自分の興味が最初の一歩を踏み出すきっかけ

エモーショナルリンク合同会社に至るまでに通ってきた道

━現在エモーショナルリンクでの業務全般を担当されている佐藤周さんですが、その前は株式会社キュービックで約2年のインターン経験があったり、株式会社ナハトで働いた経験があるとのことです。まずは、キュービックでのインターンに至る経緯をお聞かせ頂けますか?


佐藤:
先ほどお話ししたようにインターンを始める直前で自分の人生における目標が決まったので、あとはそれに紐付いた自分の興味ある分野で就職しようと決めました。

私は人の心理を考えたりすることが好きだったので、人を分析して何かしらの手立てを打つような仕事がしたいと考えていたんですよね。
例えば、歩いているときに看板が目に入ると「この看板を見た人が何を考えるのか」「その看板は何を最も伝えたいのか」などいろんなことを考えたりして、街にある広告に興味を持っていました。
当たり前ですが、看板も集客するマーケティングの一環として設置されています。

こうした経験を経てマーケティングの世界ではどのようなことが学べるのか気になり、ここではじめて自分はマーケティングについて考えたりするのが好きだということに気がついたんです。
それからの意思決定は早く、将来仕事をするならマーケティングの会社に入ろうと決めました。

就職前にマーケティングについての知識はあった方が良いと考え、まずは学生でも働けるインターン先を探したのがマーケティング業界に入った始まりです。
インターンが始まったのは、学生時代の2019年6月からで、それから2021年3月まで約2年近く、株式会社キュービックで働いていました。

キュービックではさまざまなメディアで業務をし、薬剤師の転職メディアからFXなどの金融メディアまで幅広い商材を担当しましたね。

SEOマーケティングに目をつけた理由

━なるほど、興味のある「マーケティング」という分野に携わりたいという想いが先にあったわけですね。


佐藤:
はい、ただ、マーケティングといっても分野は様々あります。ことウェブ広告においてざっくり挙げると「AD広告」「SNS広告」「SEO」など、その種類は細かくすれば大量にあるといえます。

一番はじめに私が候補としてあげていたウェブ広告分野は「SEO」でした。
というのもSEOは長期的なビジネスモデルであり、将来的にもそれなりに安定して収益を得ることができるだろうと考えていたためです。今振り返ってみれば安直な理由ですけどね(笑)。

当時の自分は、極論ですが記事の検索順位が上位に位置していれば寝ていても収益が発生するし良いビジネスモデルだと考えていました。個人ブログなども散見される時代だったので、知識を身につけたあとは自分一人で色々試行錯誤してみるのも面白そうとか・・・。

このようにSEOスキルを身につければ「一人でも生きていく力」が手に入ると考えたわけです。
そして、SEOマーケティングを希望して株式会社キュービックの面接を受けました。


━キュービックを選んだ理由は何だったのでしょうか?


佐藤:
インターン先を探すにあたり、まずはウェブマーケティングの会社で業績が伸びている「ベンチャー企業」を探しました。やはりベンチャー企業の方が裁量多く業務ができますし、それが有益な知識につながると考えていたのでまずはベンチャーで探していたというわけです。

そこで表示された会社の一つが「株式会社キュービック」だったため採用ページから応募に進みました。また、ホームページも見て社内風土が細かく記載されていたり、働きやすそうな設備・精度が整っていると思ったのも理由のひとつですね。

エモーショナルリンク合同会社で活かせる多くの学び


インターン時代に吸収した今も活かせるスキル

━では、キュービックでのインターンを通して学んだことや、失敗を通して学んだことなど教えて頂けますか?


佐藤:
インターン時代に学んだ経験はざっくりいうと3つです。

  • SEO記事の順位改善業務

  • 記事から得られる売上の改善業務

  • アライアンス営業業務

キュービックでは「SEO業務」と「営業業務」の2つを経験しました。特に営業部署はインターンでは業務を任せてもらえないのですが、特例として営業に入れていただき経験を積めたのはとても貴重な体験でしたね。

インターン時代で最も身につけることができたスキルは「数字の分析」だと思います。SEOとはざっくりいうとさまざまな数値を元に仮説を立てて、より良い数値に改善する業務です。

こうした業務の特性上、ただの数字でもその数字が表す本当の意味について熟考する必要があり、こうした経験は仮説を立てて実行することに重きを置いている今の業務でも非常に役立っています。

反対に業務で失敗した経験から得られたスキルも多々あります。過去に、SEOおいて順位を改善させるために行った施策が逆に順位を下落させることになってしまった経験があります。

この失敗経験から、自分がこれで十分と考えていて見ていた数値だけでなく、もっと広い視野で情報を集めて分析をする必要があることを痛感しました。

そこで競合記事から読み取れる要素はもっとないか細かくチェックして数値改善をするようになってからは、ある種のマーケティング感覚みたいなものが身についたと実感しています。

他にも、営業業務での失敗もありました。先方とのミーティングをしているときに話運びがうまくできなかったり、ガチガチに緊張してしまいアイスブレークがうまくできず、ロボットみたいになっていましたね(笑)

そんな状態だったので、結局何が言いたいのかわからないままミーティングが終わってしまったという経験もあります。

こうした経験から、もっとビジネストークスキルを磨く必要があると思い知らされました。また、それと同時にSEOスキルだけでなく他のスキルについても目を向けるきっかけにつながりました

失敗は成功するための準備といいますが、さまざまな失敗をすることにより自分の凝り固まった視野をさらに広げることにつながったり、自分の課題点に気付かされたりしていたので、良い失敗をしてきたと今では思えますね。

目指すべき先から考えた私のキャリアプラン


エモーショナルリンク合同会社で働こうと決めた理由

━なるほど、失敗経験を上手に学びへと変換していったわけですね。そんなキュービックでのインターン経験を経て、株式会社ナハト、エモーショナルリンク合同会社へと転職されていますが、それぞれ何を考えて転職を決めたのでしょうか?


佐藤:
順を追って説明させていただきますね。まず、インターン時代は「一人でも生きていく力」としてSEOスキルだけ極めれば十分だと思っていました。

しかし、インターンで様々な経験を積むにしたがって、もっと自分の価値を高めていくためにはSEOに特化したスキルの取得だけにこだわる必要はないのでは、と考えがシフトしていったんですよね。

そう考え始めたのが、キュービックで働き始めてから一年半が経過した辺りからです。ちょうど営業部署で働いてみたいと考えていたときですね。

SEOのマーケティング市場だけでなく、他の広告におけるマーケティング市場について興味がわいたのも相まって、「Twitter」「Instagram」「TikTok」「Youtube」など、昨今流行っているSNSマーケティング市場に目を向けたわけです。

これらのSNSマーケティングを学ぶためにも、株式会社ナハトへの就職を決意しました。
ナハトを選択したのは、プロモーションの実績が豊富でSNSマーケティングを学ぶには絶好の環境だと考えたからです。

事実、InstagramやYoutubeをはじめとしたSNS媒体にうまくリーチするための施策を多々打ったことで、SNSマーケティングの特徴についても学習することができました

しかしSNSマーケティングでは粒度の細かい施策を打っていたわけではないため、細かい数字の分析というよりはSNSマーケティングの市場感を抑えることを重視していました。
SNSマーケティング市場について学習することで、どんなインフルエンサーが今後伸びそうなのかや、対象としているインフルエンサーが獲得できる成果のざっくりとした仮説などもある程度浮かぶようになりましたね。

そして、エモーショナルリンク合同会社への転職は、学ぶというよりもキュービックやナハトで学んだマーケティングスキルをどのように活かし、どんな活躍ができるのかという、自分への好奇心から決めました。

エモーショナルリンク合同会社という、ある意味まっさらな下地のない状態の会社を選択したわけです。こうした状態からどれだけメディアや会社をグロースさせることができるか、この好奇心が今の1番のモチベーションになっています。


━とても順調にキャリアアップの道を歩んでいる印象を受けますが、インターン時代から現在につながるようなキャリアプランを立てていたのでしょうか?


佐藤:
具体的にいついつにどこどこの会社に入社して、みたいなキャリアプランは考えていなかったですね。最初にお伝えした「一人で生きていくスキルを身につけること」をインターン時代では意識していました。

あくまで自分のキャリアは「一人で生きていくスキルを身につけられるかどうか」が重要になってくるので、それに紐づいたキャリアプラン候補であればなんでも視野に入れていましたね。

そうして視野に入った選択肢を細かくみていって、自分に合った会社や分野がないかを材料にどの会社に入ろうか考えていました。

エモーショナルリンク合同会社での経験の活かし方


━日々の業務でインターン時代の経験や、前職での経験をどのように活かされていますか?


佐藤:
キュービックで学んだメディア運営のための知識や分析スキルは、エモーショナルリンクでのSEOに関する施策出しや改善の際に役立っています。また、営業の際に必要なビジネストークスキルも役立っていますね。やはり失敗から学んだことは今になってとても役立っています。

ナハトではインスタグラム広告、インフルエンサー広告と呼んでいたのですが、それをメインで回していました。この経験を通してSNSのマーケティング市場というものが、ある程度分かるようになりましたね。

取り扱っていた商材に対してインフルエンサー広告はいくら必要なのか、該当する商材は売れやすいのか・売れにくいのか、などが感覚的に身についていき、SNSマーケティング市場に対する理解が深まりました

実際に、エモーショナルリンクでの取り組みの際にも、この感覚は役立っています。例えば、会社の新規事業の拡大や、新規サイトの立ち上げのときです。

新しいクライアントとタッグを組むときは、該当する商材の成果報酬がいくらくらいになりそうなのかや、その商材の特徴から売れやすいのかどうかなど判断する必要があります。こうした判断をする際に、過去に自分が業務をしていたことから見るべきポイントがある程度わかるようになっているので、とても役立ちますね。


━なるほど、経験を通して学んだことを、実践でうまく活かされていますね。他にもありますか?


佐藤:
SNSマーケティングの大きな特徴として、インフルエンサー広告はユーザーとの距離がSEO記事のときよりもはるかに近かったので、広告に対する反応が目視しやすかったんですよね。

なので、自分の考えた広告やマーケティング手法に対する世論の反応がすぐにわかり、マーケティングスキルの精度向上に非常に役立ちました。

さらに、SNSマーケティングの経験は広報にも活かされていますね。個人的な意見として、広報もひとつのマーケティングと考えています。広報活動の根幹となるのは企業や世間に対し、自社をどれだけ拡散できるかです。つまり、これもひとつのマーケティングと捉えているわけです。

ユーザーが広告を見て、何をどう考えているのかを意識しながら施策を打つという広報の活動に、SNSマーケティングでの学びがとても役立っていることを実感しています。

マーケティングに深く関わることこそ私のやりがい


エモーショナルリンク合同会社で働くやりがい

━エモーショナルリンク合同会社では、どのようなことにやりがいを感じて働いているのでしょうか?


佐藤:
やっぱりマーケティングに深く関われていること自体に、やりがいを感じています。SEOだけではなく、広報としてのオフラインマーケティングもその一つですね。

例えば最近、佐藤周のプロフィールページを作ってみたんです。このページを見て、外部の人とか自分の知り合いに、かっこいいね、良いページだね、などのリアクションが得られたときは最高ですね。
さらにそこから自分の友達が知り合いに拡散してくれたりなどしてくれたりもするので、マーケティングに対するやりがいも感じつつ、自己肯定感も高まってとても楽しいです(笑)

もう一つのやりがいとして、自分の課題点を指摘してもらったときも働くやりがいを感じます。前提として、私は課題点を指摘してもらっても、絶対に修正しなければならないわけではないと考えています。

これは反骨しているわけではなく、そのフィードバックが納得できるか・果たして本当に効果的なのかを考えてから、指摘された点を改善するのか、それとも別の修正案を出すのか、など次の施策へとつなげるようにしているという意味です。

もし腑に落ちず、質問をすればそれはディスカッションにつながり、さらに良いアイデアが出るかもしれません。逆に納得できるフィードバックであればしっかりと吸収して、自分の知識とすることができます。

こうした自分の成長につながるようなアクションをエモーショナルリンク合同会社では活発に行ってくれるので、非常にやりがいにつながっていますね。


━エモーショナルリンク合同会社を今後どのようにしていきたいですか?


佐藤:
今後は広報をはじめとしたさまざまなチャネルからエモーショナルリンク合同会社の認知を広げていければと考えています。
最近では採用を強化する動きなどもあり、採用ページなども随時更新中です。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

認知拡大の他にも、エモーショナルリンク合同会社ではメディア運営事業やメディア支援事業をメインとしていることからウェブサイトのグロースも視野に入れています。
SEOを行っていくうえで必要になる施策や改善業務も粛々と行っていき、会社の売上面でも成長をさせていきたいですね。

今後もエモーショナルリンク合同会社を盛り上げていけるように邁進していきます!

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