好きなもの予備軍を待機させる 4月19日(金)朝日記
人間、好きなものの範囲でしかものって考えられないよな、と思う。
その範囲から突破するために、幅広く情報収集をするのが社会人としての態度なんだろうなと分かってはいつつ、どうも私は好きなものにこもってしまう。
でもそのままじゃ世界が狭くなってしまうからいけない。
自分のどうしようもなさを肯定しつつ、幅広い知見を得るにはどうすればよいか。
それは、好きなものを増やすしかないと思う。
「好き」と「嫌い」の間には、「ちょっと興味がある」「積極的に嫌うほどではないが興味が持てない」など、興味のグラデーションがかかっている。
そこに無意識でいると、80〜100%好きなものの範囲でしか情報を集めなくなってしまう。
これを、50%くらいまで下げて視野に入れると、ぐっと範囲が広がる。
きっと興味の範囲って、私を中心に同心円状に広がっているから、50〜80%も入れれば、範囲は倍以上になる。
ただし、新しいものに興味を持つためには、自分の気分にも左右される。
50%の興味のものに触れるタイミングを見計らわないと、単に50点のものとして受け取ってしまい、それ以上熱くなれない。
だから、自分の琴線に50%でも触れたものは、一旦ストックしておいて、DJがフロアの盛り上がりに合わせて曲をかけるように、気分に合わせて取り出せばいいんじゃないだろうか。
つまり、「好きなもの予備軍」を待機させておく。
そして、触れたくなるまで発酵させておく。
…なんか例えがあっちゃこっちゃいってしまったけど、言いたいことはそんな感じ。
YouTubeやAmazonのレコメンドって、自分が見たものや購入したものに近いものを提示してくれるけど、それがすぐ欲しくなるかというと微妙だ。
人にオススメされたものもそうだ。
そこで一旦ストックする。
ちょっとでも興味をかすったものは、気分とマッチングする時がくるまでしまっておく。
断捨離の逆だ。
そして、電車の中や散歩中など、手持ち無沙汰な時を見計らって、ストックを探ってアクセスしてみる。
これを実践してみようと思う。
思えば、積読はこんなイメージで溜まっていっているかもしれない。
半年前くらいに買った本に急に触りたくなる。
だから積読もとても意味がある。
今日はいつも以上に殴り書きになったけど、だいぶ言語化できてすっきりした。
↑これの23:20〜が、しいしいと委員長のバージョン。
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