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【旅日記】本州四端踏破ラリーの旅・西【山口・宮崎】

今回は年末年始に本州最西端の地に行ってきたときの事を書いていきたいと思います。とは言ったものの、実際は最西端のある山口県の観光はほぼしていなく、宮崎県の旅がメインになっています。最西端は到達難易度も低くすぐ終わってしまうので、こちらが宮崎のおまけみたいな扱いにはなっていますがご了承ください。

1日目(毘沙の鼻・海響館)

年末の仕事を終えて、お昼過ぎに新幹線を乗り継ぎ新下関駅まで向かいます。
新下関駅の観光案内所にて最西端到達証明書を早速ゲットし、その後レンタカーを借りて本州最西端の地である“毘沙の鼻”という端っこらしくない名前の場所に車を走らせます。
約30分ほどで目的地へ到着、遊歩道を少し歩くと小さな灯台があり海が視界前面に広がりとても綺麗です。

最西端!


四端の旅はここから始まりました。山口県でやることはないかとネットで調べていると、「本州四端踏破ラリー」というものの存在を知ったのがきっかけで、達成者には証明書と、記念品である箸(端だから?)が贈呈されるとのことで、私のハートに火が付いたのでした。

毘沙の鼻は他にとくには何もなく、少しの間海を眺めた後車に戻り、今度は海響館という水族館を目指します。
こちらの水族館なかなかご立派な建物で、入る前から期待が高ぶります。

中に入ると最初にエスカレータで上階に進むのですが、このエスカレータが青い照明や演出で雰囲気があってとても綺麗なのです。
水族館の感想なのに水槽や魚が全く関係なくて申し訳ないですが、これから水の世界に旅に出ましょうと誘われているかのような感覚になり、惹かれるものがあります。
1周水族館を見終わった後、もう1度エスカレータに乗ったのは言うまでもありません。(笑)

1度は乗っていただきたいエスカレータ


本日の観光はここまで、新下関にてレンタカーを返却します。明日の移動が福岡空港からのフライトになるので再び新幹線にのり福岡県へと入ります。

博多駅で少し贅沢をして回らないお寿司を食します。美味!
福岡空港は博多駅から地下鉄で2駅という何とも立地の良い空港で非常に便利でございます。今日は空港の近所にあるホテルグランビュー福岡空港に1泊となります。


2日目(サンメッセ日南・鵜戸神宮)

飛行機が早朝の便のため早くに起床、ホテルからシャトルバスが運行していたためご厚意に甘え空港まで送迎していただきます。年始から本当にありがたいです。
今回はオリエンタルエアブリッジという長崎を拠点にしている航空会社を利用して、福岡空港から宮崎空港まで移動となります。
宮崎県は新幹線が通過していないので、電車で移動するよりも飛行機の方が利便性のいい県だと思われます。

1時間弱で宮崎空港に到着、いつものようにレンタカーを借りて宮崎観光スタートです。早速日本にあるモアイ像に会いに行くために南下、サンメッセ日南へと向かいます。
街路樹にヤシのような木を至る所に見かけ、九州に来たのだなと改めて実感しつつ30分ほど車を走らせるとすぐに到着です。

敷地内に入ると海を背にしてモアイ像が立派に立っております。なんとも不思議な像でございます。是非とも写真におさめましょう、すべての像が入るポイントに移動、シャッターチャンスを待ちます!待ちます、もう少し待ちます・・・
そう、常に誰かが像と一緒に写真を撮るのでなかなか像だけを取るというチャンスは巡ってきません。私は元旦で比較的人が少なくてなんとか写すことができましたが、繁忙期などは像だけは不可能なのではないだろうかと思えるほどでした。

逆光?

モアイとお別れして、もう少し車を南へ、鵜戸神宮へ初詣をしに行きます。断崖絶壁にあり、なんとも景色が綺麗です。
ちょっとした洞窟の中に建物が建設されていたりと不思議な光景にも出会えます。絶壁から岩の凹みに向かって玉を投げて入るかどうかという運試しをするというコーナーもあり素敵な神宮でした。

ここからは一転、延岡市を目指し北上します。宮崎グルメと言えばチキン南蛮、時間も良い頃なので腹ごしらえもしていきます。正月ということもあって個人のお店は休業されているところが多かったので道の駅フェニックスにて昼食、年中無休ありがたし、味ももちろん美味でございました。
その後青島神社、近くにあった植物園をさらりと観光して延岡市に入ります。ここまで来たのは明日県北に位置する高千穂を観光するためには延岡入りしていた方が便利だからです。ルートイン延岡にて1泊


3日目(あまてらす鉄道・高千穂峡)

今日は帰りのフライトが14時とそんなに時間がないのでやや急ぎ足の観光となります。しかも帰りは宮崎空港からではなく熊本空港の方に抜けてそこから帰ります。
宮崎に戻る距離を比べると倍以上差があるので時間は節約できます。レンタカー乗り捨て代が若干加算されますが、そこは目をつぶりましょう。

朝一ホテルをチェックアウトして、まずは高千穂あまてらす鉄道を目指しますこちらは廃線になった線路を利用して観光列車を走らせているのです。車両は、屋根も窓もないのでトロッコと呼べばいいのでしょうか?


延岡から約1時間弱で到着、1番の便だったせいか客は私ともう1組だけでとても快適です。冬で少し肌寒い中電車に乗り込み出発、のんびりですが、しっかりと風を感じながら電車は進んでいきます。途中トンネルや、駅の跡などを経由して最後は大きな橋まできてゴールとなります。確かに絶景で来て良かったなと感じました。鉄道が好きな人はきっと楽しめるスポットなのではないでしょうか。
続いては天岩戸神社、こちらは天照大神など何やら聞いたことある名前が並んでいたので行ってみたシリーズですが、近くにあった天安河原という場所に大量に詰み石がされており、パワースポットなのだそうですが、若干のホラーテイストを感じたのも否めません。

積まれた石まみれ


そして最後に向かったのはメインの高千穂峡です。これは想像以上の美しさで、壮大さも兼ねそろえていて、圧巻の景色が広がります。多くは書きません百聞は一見に如かず、機会があればぜひ1度その目で見ていただきたいものです。

実際に見るとさらに圧巻


そんなこんなであまり時間が無くなっていたので少し速足で渓谷を後にします。
これで今回の旅程はすべて終了、色々な乗り物にも乗れましたし、海・山どちらの自然にも触れることができて素敵な旅となりました。そして何より四端の旅の始めとしていいスタートにもなりました
さて、山道を車で走り抜け熊本空港へ、伊丹空港へと飛び立ち姉ハウスに行って甥っ子姪っ子と交流しながら夢の中へ、今夜もぐっすり眠りましょう。

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