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【旅日記】サークル旅・in沖縄【沖縄】

今回は大学生時代にサークルの合宿で沖縄へ行った時の事を書いていきたいと思います。
この旅は基本遊びで構成されていますが、夏という季節もありしっかりソフトボールも楽しんだという事も注目すべきポイントです。
少し記憶が曖昧な部分もありますが、団体旅行ならではの楽しみがしっかりと詰まっている旅行となっております。

1日目(関空・美ら海水族館・古宇利大橋)

今回の旅行は関西空港までは各自集合なので、私は特急はるかに乗って空港に向かいます。今でこそ頻繁に飛行機にも乗りますが、この旅では幼少期以来、10年以上ぶりのフライトなので非常にそわそわしておりました。

到着すると空港の大きさにまずは驚きます。そしてCAさんが普通に歩いている姿に胸がキュンキュン、うぶな大学生にはとても魅力的に映ります。
私はI君に、「国際線の雰囲気も見に行きましょう。」と誘い上階のフロアも探訪して、フライト前からふわふわと浮足立ちます。

いよいよ搭乗し、ベルトを締めて離陸に備えると、久方ぶりの飛行機に若干の緊張が走ります。滑走路を走行しだすとGを感じ、思わず体にグッと力が入ります。振動が無くなり機体が浮くとホッとして心の中でそっと拍手をします。
時期的に繁忙期で同じような学生が多かったのでしょうか、離陸とともに歓声と拍手がおきちょっとしたお祭りモードに突入します。その時は何も思いませんでしたが、それ以降同じような状況に出会ったことがないので、あれは異様な光景だったのだなと今となってはそう感じます(笑)。
 

さて、ドキドキのフライトも機長のナイスランディングにより無事那覇空港へと到着です。
空港からはレンタカーを借りて、だいたい5人ずつのグループに分かれて自由行動となります。それにしても沖縄を走る車はレンタカーで溢れており、「わ」ナンバーで同じような車種の色違いの車が列をなす光景は観光県の実力を見せつけられます。地元の人はどう感じるのでしょうか・・・

それはさておき、まず向かったのは沖縄の定番の1つ、美ら海水族館です。というものの距離にして空港からは100キロほどあり、なかなか遠いのです。ここの魅力は何といっても巨大なガラス1枚の水槽でしょう。その迫力は圧巻で今でも記憶の中に残っています。

ジンベエザメ

美ら海水族館は館内だけでなく、周りの公園も広くて綺麗に整備されており、充分に楽しむことができるようになっています。

沖縄晴れ


続いて向かったのは古宇利大橋という所で、その名の通り古宇利島に架かる橋なのですがいわゆる絶景スポットで、当時だとmixiに載せたくなるような写真が撮れる場所なのです。
冴えない男5人でただひたすら橋と海の写真を撮り終了、辺りにはキャピキャピと海水浴を楽しんでいる人々もいましたが、我々はさっさと車に戻ります。

車からの画

そのまま車を走らせ沖縄本土の最北端を目指しドライブします。途中サトウキビ畑やパイナップル畑などがあったり、在日米軍と思われるトラックに遭遇したりと

漢ですね

不意に沖縄らしさを感じさせられます。
くるりと1周する形で宿泊先のペンションまえだに到着、ぞろぞろと各地からみんなレンタカーで帰ってきます。

本日は1つ屋根の下みんなで一緒にお泊りです。少しのレクリエーションをしたのち、卓球をするもの、将棋をするもの、カラオケを歌うもの、それぞれ自由に楽しみます。がやがやと大盛り上がりのうちに1日目は終了となります。


2日目(赤間総合公園・ソフトボール)

雑魚寝から起床、今日はみんなで遠征サークル活動の日でございます。
赤間総合公園に球場を借りいつもとは違う黒土の整備された場所でソフトボールを楽しみます。
到着して受付の方に話をするとまさかのトラブル発生、なんと予約が途中までで、確定されていないので非常に困っていたとのことで軽くお叱りを受けます・・・
しかしこの旅は旅行会社の方にすべて任せきりだったので、こちらも戸惑うばかりです。
その旨説明すると、納得していただき無事使うことができましたが、かなりひやひやさせられました。任せきるという事はこういうリスクもあるのだなと学びます・・・

気を取り直して南国でのサークル活動を思い切り楽しみます。
黒土は服がかなり汚れやすいのだなあ、などと思っていると、快音とともにボールがフェンスをノーバウンドで越えていきます。T君が文句なしのホームランを放ったのです。サブグラウンドでそこまで大きい球場ではありませんが、柵越えを目の当たりにして感動すら覚えました。

青春

あっという間に楽しい時間はすぎ、球場を後にします。施設の受付の方も帰り際はニコニコと対応していただき、とても素敵な時間となりました。

その後は明日の那覇空港からのフライトに備え那覇市に戻ります。ホテルに着いた頃にはもう夕方ぐらいで、運動の疲れもあってかご飯を食べに行く程度でのんびりと沖縄の夜を過ごして1泊となります。


3日目(那覇空港)

本日はもう京都に帰るだけの日でございます。那覇空港から関空に向けて飛行機が飛び立ちます。
行きと違って、特に歓声も拍手も起こりません(笑)人間というのは感動が薄れていく生き物なのですね。

関空に着くと、慣れない長旅でみんなヘトヘト、欠伸をしながらみんなそれぞれの場所へ帰っていきます。
遊びも運動も満喫できた素敵な合宿でした。

何よりペンションで1つ屋根の下にみんなで過ごせた事が今思うととても素晴らしいと感じます。今日はあの頃の夢が見られるといいなと、思いながら眠りにつきましょう。

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