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【旅日記】雪の東北・宮城と山形蔵王【宮城・山形】

今回は年末年始に東北の宮城と山形に行った時の事を書いていきたいと思います。目的は彼女が宮城の出身なのでご両親にご挨拶に行くのと、その後未開の地山形で温泉に浸かり素敵な年始を迎えるためです。


1日目(伊丹空港・遅延クーポン券・仙台空港)

年末ギリギリまで仕事をこなし、お昼過ぎに新幹線・地下鉄・モノレールを乗り継いで伊丹空港へと向かいます。
13時半ごろに空港へ到着、チェックインして保安検査場を通過します。

が、ここで1トラブル・・・彼女のご両親に渡すため持ってきたおせち料理の折を検査場で横にされてしまい、汁がこぼれて紙袋がベトベトになってしまいます。
言わなかった自分が悪いのですが、テンションは下がりまくり、しかしすぐさまANAオリジナルのでかめのエコバックを買って対処、事なきを得ます。

そして第2トラブルがすぐにやってきます。
搭乗するはずの飛行機が大幅に遅れの表示、時間を見ると17時頃予定とのこと、15時フライトの便だったので2時間・・・
原因は到着機材の遅れ、飛行機あるあるでしょうか?
またしてもテンションは下がります。

下がると同時に宮城に到着するのが遅れてしまうことに非常に申し訳なさを感じます。
やることもないのでプラプラしていると、アナウンスで対象便の方にクーポン券を発券中とのことなので早速いただきに行きます。

ありがたし

伊丹空港内で使用可能なクーポンを2000円分もいただきます。日本のサービスは素晴らしいですね!
スターバックスにてケーキと抹茶フラペチーノをいただきます。美味!もう1000円は使い道が思いつかなかったので、隣のレディーに差し上げます。ぜひ美味しいコーヒーでも飲んでください。

さて、空港内のテレビや携帯いじりで暇を潰し、ようやくフライトの時間になりました。結局2時間半待ちで離陸、仙台空港には18時半頃に到着です。

仙台空港に着くと、急いで仙台空港駅へと向かいます。しかし、ツイていないことに電車も鼻差で1本逃してしまいます。
ここでもさらに30分待ち・・・
今年最後の1日は待ちまくりの日のようです。電車を乗り継ぎ矢本駅まで行くと、先に帰省していた彼女が車で迎えに来てくれています。
遅いのに感謝、駅を出ると雪がちらついており道路にも積もっております。

一気に北国に来た気分になり、さらにその雪道を平然と運転する彼女にやはり岡山っ子とは違うなあと感心していると、ご実家に到着です。
21時過ぎという遅めの時間にもかかわらず、温かく出迎えてくださりご馳走までたくさんしていただいたことには本当に感謝しかございません。またいつか遊びに行かせてもらいたいものです。その時はもう少し早い時間に・・・
その後、ご実家を後にして彼女の親友の家にも挨拶に行きます。みんなが盛り上がっているのを横目に見て、私も温かい気持ちになっていると、そこで新年を迎えます。今年も素敵な年になるといいですね。最後にバリューザホテル東松島まで送ってもらい、そこで1泊となります。


2日目(仙台観光・蔵王温泉)

朝ホテルをチェックアウト、外に出ると昨夜も降り続けた雪が積もり、辺り1面真っ白に覆われとても綺麗な風景が広がります。雪の降らない県育ちの私からしたら、雪というものはなんとも美しい対象なのですが、生活されている方からすると雪かきなどで不便な点も多くあるのでしょうね・・・

雪景色

矢本駅から電車に乗り、まずは仙台駅を目指します。仙台といえば牛タン!これは食べなければいけません。しかし、お昼ご飯にはまだ少し早い時間なので仙台の街を少しだけ闊歩します。勾当台公園まで歩いてきて帰りは地下鉄で仙台駅まで帰還、すべて歩くのはしんどいという体力の衰えを感じます。(笑)
仙台駅に戻ると、牛タンを食べるべく駅舎内にある牛タン通りに向かいます。
なんと行列、さすが仙台、元旦から人が動きます。
あまり食事で待つのは得意ではありませんが、ここは腹を決めて列の最後方へと並びます。
判断は間違ってはいなかったと思います。それなりに回転は速く順調に前方へと進みますし、我々が並んだあともどんどん人が増えて溜まっていきます。
数10分がたったでしょうか、ようやく店内に入り牛タンを食します。もちろん美味!待ったかいがあったというものです。
その後ずんだシェイクもデザート代わりにぺろりといただいたのは言うまでもありません。

お腹もいっぱいになったところで仙山線に乗り山形駅へと向かいます。仙山線は山間部を通り抜けているのですが、車窓からの雪景色がなんとも美しく見とれてしまいます。

見とれすぎて少し眠ってしまったのでしょう、気が付くと山形駅へ到着です。
山形駅でお土産を買った後、シャトルバスに乗り込み蔵王温泉の“おおみや旅館”へと向かいます。温泉地が近づくにつれ積もる雪もより高くなり、自分では絶対に運転できないなと感じます。辺りが暗くなったころにホテルへと到着、周辺を歩いて楽しもうと思っていましたが、私の軽装ではとんでもなく無理な雰囲気なので部屋でおとなしく過ごすプランに変更します。

周りのお客さんはウインタースポーツ込みで来られている方も多そうな様子で、皆さんなかなかいい装備をされています。雪の北国をなめてはいけないという教訓を得ることができたのでよしとしましょう。

旅館もノスタルジックな感じでほっこり、お風呂にも入ってゆったり、晩御飯も旅館でいただいたのですが、これがなかなかのボリュームでびっくりです。
彼女は満腹になりすぎて階段を上がるのも一苦労なくらいぐったりです。新年の1日目も素敵に過ごせたので大満足でこの日は眠りにつきます。


3日目(宇都宮餃子・羽田空港)

朝は旅館でチェックアウトギリギリまで過ごし、お昼前にシャトルバスで山形駅へと送ってもらいます。
山形からは新幹線で移動、羽田空港を目指す前に1度宇都宮にて途中下車して餃子を食べる予定です。
昨夜、新幹線の空席状況について少し嫌な予感がしたためネットで調べるとほぼほぼ満席に近づいていましたので、速攻でJR東日本の会員登録を済ませ指定席をキープしました。
これはナイスな判断でした。年始も2日目になると人はどんどん動き始めますので注意が必要ですね。

山形から宇都宮へは約2時間で到着、普段乗らない新幹線にテンションもあがります。

つばさ!

宇都宮に着いた頃にはお腹もかなり減っていたので、すぐに餃子屋さんに入ります。並んでいるお店もあったようですが、今回はお腹と相談した結果並ばずに空いているお店に入るという決断となります。宇都宮餃子美味!

腹ごしらえを済ませた我々は羽田空港へと向かうため再び新幹線に乗り込みます。やはりここからも満車で自由席にて立ち乗りとなりますが、1時間弱なので何とか耐えます。
途中とある子供の会話で「富士山がみえる~」という声が、まさかこんなところから見えないだろ、と彼女と話しながらも何気に検索してみると、実際に富士山だったようで新たな知識を得ます。可視範囲は異常なまでに広く改めて富士山の大きさに驚いた我々であります。

へとへとになりながらようやく羽田空港へと到着、本日は羽田空港内にある羽田エクセルホテル東急に宿泊です。晩御飯にお寿司を食べて眠りにつきます。


4日目(帰還)

本日は岡山に帰るだけとなります。空港内のホテルという事で、朝もゆっくり過ごせて本当に快適です。
10時半の便に乗って岡山へとフライト、途中今まで見たことのないくらいしっかりと飛行機から富士山を見ることができて、なんとも縁起のいい締めくくりで全ての旅程を終えます。この日の午後からはもう仕事・・・サービス業はつらいよ。
今回の旅は雪国の美しさをしっかりと堪能できましたし、温泉でしっかりと疲れも癒せて大満足の旅となりました。しかし、山形県は本当に蔵王しか訪れていないので、次回来るときは山形県の西側にも遊びに行けたらいいなと思います。
さて、仕事初めもきっちりこなして今日は眠りにつきましょう。

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