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【旅日記】幼少期のトラウマを払拭せよ・なまはげ伝説【秋田】

今回は、秋田県に旅をした時のことを書いていきます。
サービス業で長く休みが取れない私にとっては1泊2日で最も多いパターンの旅程になります。ハードスケジュールと感じる方も多いと思いますが、遠い目的地でも2日あれば十分に楽しめると思いますのでご参考になれば幸いです。
目的は新潟に次ぐ、行ってみたかった県であること、そして幼少期家にお面があってやたら恐怖したという記憶だけが鮮明ななまはげ、その博物館があるということで、悪い子ではない証明に行ってまいりました。
 

0日目

仕事をフルタイムで終え、そのまま新幹線に乗り込み伊丹空港付近へ向かいます。次の日の朝7時半頃の飛行機を予約しているため、始発でも間に合うかどうか微妙なのです。この時は関西に住んでいる姉の家に泊めていただきましたが、伊丹空港内にホテルもあるので、そちらを利用するとより次の日が楽になるのでお勧めです。
私は、この移動だけの日については1日目とは加算しません(笑)


1日目(なまはげ館・GAO)

姉ハウスを後にして、バスに乗って伊丹空港に向かいます。
朝一の飛行機に乗ると、秋田空港に9時過ぎには着いております。なので、その日1日しっかりと遊べるのが非常に魅力的なポイントです。

空港に着くと、いつものようにレンタカーを借りて早速男鹿市にあるなまはげ館を目指します。車を約1時間程度走らせ目的地へ、自然豊かな場所に建てられていて、車から降りると深呼吸をします。朝の山の中の空気は格別ですね。


中に入ると、何体もなまはげ像が並んでいてなかなか迫力があります。子供の時に見たのは1種類でしたが、地域ごとに特色があるようで色も形もバリエーションが豊かで驚きました。お土産も数点買いなまはげ館を後にします。悪い子はいねーかと、追いかけられなかったので、私は悪い子とは認定されなかったのでしょう。子供の頃のトラウマを見事に払拭した瞬間です。
強くなった私は、なまはげ達を背に車に乗り込みます。
そして男鹿半島をくるりと1周する感じで旅を続けていきます。次の目的地は男鹿半島の端っこ入道崎です。
端っこや岬も私がよく選択する観光地です。あの開けた感じや、海が多分好きなのでしょう、明確な理由ははっきり言ってないですが・・・なんとなく先端に惹かれるのです。

岬はだいたい風が気持ちよい


到着しても特にやることはないので、景色を眺め、風を感じたらすぐ次へ出発です。

続きましても私的定番観光地である水族館です。男鹿半島にある水族館その名もGAO・・・いいですねこのネーミングセンス!最高です、数多くの水族館を巡りましたが、最も名前は記憶に残っております。館内はシンプルな作りでTHE・水族館といった所でしょうか、今回も魚達と雰囲気に癒され大満足でございます。

ロゴもいい感じですね


さて、車を走らせていると道端で所々にババヘラアイスと書かれたのぼりとカラフルなパラソルと女性、という特徴的な組み合わせでアイスを売っているのです。非常に気になりましたが、露天では買いませんでした。そのかわり道の駅にあったハイチュウバハヘラアイス味はしっかりと購入いたしました。もう1度秋田を訪れることがあればこれはぜひ買って食べたいです。次回の楽しみにしておきましょう。

その後、男鹿半島にたたずむゴジラこと、ゴジラ岩をチラ見して初日の観光は終了、秋田市内へと帰ります。

見えなくはない!

晩御飯は楽しみの1つ、きりたんぽ鍋です。“秋田きりたんぽ屋”という直球な名前のお店にお邪魔します。店内は東北の旧家をイメージしたような作りで雰囲気もあり、旅をしているなという気分に浸れます。きりたんぽ独特の食感を楽しみ、心身ともに癒され所でホテルにチェックインして、1日目終了となります。


2日目(田沢湖・角館・稲庭うどん)

本日は、帰りの飛行機の時間が14時半頃なので、ホテルを早めにチェックアウトし、1時間程度かけ日本一深い湖として有名な田沢湖に向かいます。山林の間を走っていると、湖は突然現れます。水は驚くほど澄んでおり、その水面に浮かぶ花びらもまた絶景です。
私的には海や川よりも水系観光スポットでは湖が圧倒的に1番きれいなのではないかと思っております。今回は時間の都合上1周はしませんでしたが、そんなに面積が大きすぎることもないので、余裕があればくるりと巡ってみるのも良いかもしれません。湖に立つ、金色のたつこ像を写真におさめた後、次の目的地に車を走らせます。

美しい・・・


途中道の駅があったので寄り道、5月に訪れたのですが、岡山では見ないような色々な種類の山菜が売られていたのでつい衝動買いしてしまいました。しかもとても安価なのは驚きです。

さて、最後の目的地角館へ到着です。こちらはみちのくの小京都とも呼ばれているらしく、非常に風情のある町並みが保存されています。旧家や武家屋敷など歴史的なものが好きな方はとても楽しめるのではないでしょうか。

私はそれよりも違う目当てがあり、町並みを楽しみながらお店を探索していました。うどん好き人間にとって、食べておかなければならないものがあります。そう、稲庭うどんです。日本3大うどんの1つに数えられ、ここ秋田県の名産品となっております。いざお店に突撃、注文を済ませうどんを待ちます・・・実食!美味!のどごしも麺のかたさも抜群に良い、讃岐うどんと比べてもなんら遜色ありません。麺の太さが違うのと、稲庭うどんはやや上品な雰囲気が漂っている、など細かな違いは見られますが、甲乙はつけません。大満足になったところで角館を出発して空港へ向かいます。
 

のどごし爽やか


今回は来た道をそのまま辿って帰ります。秋田空港を15時頃に飛び立ち、1時間ほどで伊丹空港着、電車を乗り継ぎ岡山へ帰還です。
あまり遅くなると次の日の仕事に疲れが残ってしまうので、少し早めに帰ってしっかりと休むのが私の流儀でございます。
 
これにて秋田旅は終了、このように短い旅程でも十分に観光できました。もともととても楽しみだった旅でしたが、実際に行ってみると期待を上回る満足度でした。街の雰囲気、自然も豊か、食事も美味しい!言うことないです。私にとって秋田はまだまだ魅力であふれています。冬の雪景色の時にも行ってみたいですし、横手焼そばも食べてみたい、そしてなんといっても大曲の花火大会!
秋田にはもう何度か来る必要がありそうですね。そんな思いをはせながら今日もしっかり眠りましょう。

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