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【旅日記】やくもで北上・プチ山陰の旅【鳥取・島根】

今回は山陰に旅をした時のことを書いていきたいと思います。目的は岡山在住の私にとっては身近な特急列車の1つであるやくもに久々に乗りたくなったのが1番大きい点です。
旅自体はあっさりとしていて、バタバタといそがしい旅ではありません。私にとっては珍しくレンタカーを借りず、公共の乗り物だけですべて終えたのもこの旅のポイントです。


1日目(やくも・米子)

午前中の仕事を終え、お昼過ぎのやくもに乗車、鳥取の米子駅を目指します。やくもは少年時代の時に何度か乗ったことがある列車です。
しかしかなりうろ覚えで、やたら揺れてやたら酔うというイメージ、昔は乗り物酔いがひどくて困っていたものです。
しかし、今回の乗車では特にそのような感じはなく非常に快適でした。私が年を取って平気になっただけなのか、技術が向上して揺れが軽減されているのかは謎です。

やくもからの車窓は基本的にとても長閑な風景が続きます。山あいを走ると、所々藤の花が咲いておりとても綺麗です。

さて、2時間ほど走ると米子に到着です。雨男の私にとっては普通なのですが、現地は雨で運悪く靴の中に水がどんどん染みてきてテンションは下降気味、初日にこれはだめだ、旅を楽しめない・・・と感じ近所にあったイオンで新品の靴を購入します。

そんなプチトラブルに見舞われていると、日も暮れてきました。
そそくさとスマイルホテル米子に1度チェックイン、辺りを散策ついでに闊歩していると、お腹もすいてきたところへダックンダックという洋食屋さんを発見。しかし、ラストオーダー間近な模様、サービス業の私は気持ちがわかります。
ギリギリに来られると、ありがたい反面やや面倒(笑)
「急いで食べますのでよろしいでしょうか?」
と言うと、温かく迎え入れていただきました。感謝!
美味しいステーキをいただき初日は終了となります。また米子に行く機会があれば是非立ち寄ってみたいですね。


2日目(足立美術館・とっとり花回廊)

本日は本格的に観光が始まります。チェックアウトを済ませ、米子駅まで徒歩で向かいます。
米子駅から安来駅まで電車で移動し、ちなみに安来駅は島根県になります。そこから無料のシャトルバスで足立美術館へと向かいます。

こちらの美術館は日本庭園がとても有名で、京都のお寺にある庭園とはまた一味違った庭園を楽しむことができます。
計算され造られた、完璧な庭園といった印象を受けます。
もちろん私は素人ですし、美的センスもございませんので1感想として受け止めてください。
庭園以外にも様々な展示物があり、予想よりもはるかに規模が大きく見ごたえ十分でした。

美術を堪能した後、1度米子駅に戻ると、再び無料のシャトルバスに乗り込み次の目的地であるとっとり花回廊に向かいます。
こちらは知人が1度訪れたことがあるようで、その人の感想としては、そこまで印象に残っていないという感想を聞いていたので、そこまで期待はしていなかったのです。
ところが、実際に行ってみると花がきれいなのは当然のことで、園も広く空気もとても澄んでいて、非常に満足度が高かったです。
友達にプレゼントで花回廊のゆるキャラキーホルダーをプレゼントしましたが、彼はどこかにそっと眠らせてくれているでしょうか?
 


さて、色々な美に心身ともにリフレッシュされたところで、帰路に着きます。
帰りもやくも号に乗り込み、1時間ほどの列車の移動を楽しみます。特急列車には新幹線とはまた違った風情があって何度でも乗りたくなりますね。

今回は、目的地も少なくゆったりとした旅程でしたので、無料シャトルバスを上手に使ってある意味優雅に巡ることができました。
いつもせわしい旅ばかりな私にはレアな体験だったと思います。さあ家に帰って明日に備えてゆっくり眠りましょう。

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