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ジョブクラフティングで仕事を再設計しよう

最近では社会情勢の変化やAIなどのツールの台頭により仕事内容に変化が生じており、仕事に対してより柔軟に対応する必要性があると言われています。
最近では仕事における関わり方を見直されています。

そこで自分の仕事内容に対して主体性を持って再設する「ジョブクラフティング」が注目されています。
今回はこのジョブクラフティングについて詳しく説明をしていきます。

ジョブクラフティングとは?

就業員が仕事内容を自ら選択して再設計することでアイデンティティややりがいを見つけようとすることです。

あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、同じ仕事内容でも人に命令されているからと能動的に取り組むよりも何かのためにやるというように主体性を持って取り組むことで仕事に対するやる気やパフォーマンスが向上すると言われています。

ジョブクラフティングに取り組むには

①仕事へのコントロール、仕事の意味に対する欲求
②ポジティブな自己イメージへの欲求
③他者への人間的な関わりに対する欲求

主にこの三つの欲求によって自分で仕事を設計したいと感じ、ジョブクラフティングが生起すると言われています。

さらには職場環境も重要とされています。
①他の人との職務における関わり
②職場の自由度

一般的には他人との仕事の関係度が低いほど(=自分の仕事内容が比較的独立している)あるいは職場に置いてある程度の自主性を持って行動できているほどよりジョブクラフティングに取り組むきっかけになりやすいと言われています。

ジョブクラフティングを実践するにあたって、仕事指向性というものも重要になってきます。これはジョブ・キャリア・コーリングの三つに分けられるのですが、仕事との関係を表すものです。

ジョブ:仕事はやらねばならないもの
キャリア:自分のキャリアアップのために仕事をしている
コーリング:仕事内容そのものを大切にしている

もちろんコーリングの状態が好ましいですが、実践するにあたってそれぞれの指向性に合わせた内容にすることが推奨されています。

ジョブクラフティングを実践するには?

①まずどんなタスクがあるのか整理し、その内容に対して工夫する
まず自分はどのような仕事をしているのかを一旦整理します。
そしてそこで出てきた内容に対してうまくスケジューリングできるような方法や作業がしやすくなる工夫をします。

例:仕事のリストを作成してすぐにできること、時間がかかる内容に振り分けていく

②人間関係に対して工夫する
職場の人間関係に対しても関わり方を工夫することでやりがいを高める工夫をします。
例:上司や後輩に対して休憩時間などに声をかけてみる

③仕事に対する捉え方を工夫してみる
最後に現在の仕事に対する捉え方をよりポジティブなものにしてみようとする工夫も必要です。
例:「人に言われたからこの仕事をやる」→「この仕事は将来的に〇〇するためのスキルアップになる」

この三つの心構えとともに職場環境を工夫して変えることでやる気やアイデンティティが確立されやすいとされています。
大きなことから始めるのではなくて自分ですぐできそうな小さなことから初めてみるのもおすすめです。

さいごに

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