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【感情との対話】対談②感情に気づくことの大切さと向き合い方

みなさん、こんにちは。ご訪問いただきありがとうございます。

現在Reapraという事業投資会社に所属している小堀です。今回の投稿では、前回に引き続き、初の試みとなる対談企画の模様をお届けしたいと思っております。

前回は、改めて感情に気づくことの難しさについて書かせていただきました。今回は感情に気づくことの大切さと、感情との向き合い方についてお話ししたことをnoteに書きました。前回の記事はこちらからご覧いただけます。

【感情との対話】対談①感情に気付くことの難しさ|小堀雄人(kobotin)|note

今後も対談やインタビューなどを通じて「感情との対話」の学習の輪を広げていきたいと思っていますので、ご興味ある方はぜひご連絡ください。どうぞよろしくお願いします!

感情に気づくことの大切さ

小堀:
前回、Aさんは他者との関係性において「価値を介在しないで繋がれること」が理想だと話してくれましたね。

ボクも相手を慮り、相手を納得させる必要があると勝手に思って自分の感情を抑制してしまうことがあります。

ただここで大切なことは、すぐには変われないことを自覚することだと思うんです。

自分にはそういう癖があるのだとあらゆるところで感じる必要があると思っています。例えば奥さんとの関係かもしれないし、仕事での投資先との関係かもしれません。

ボクに「ひっついてるもの」はすぐには取れない、だから「ひっついているもの」が何なのかをまず丁寧に見にいこうとしています。ひっついてるものが悪いとも思っていないです。色んな場面で感じて受け取ることを今やっていますね。

Aさん:
なるほど。

小堀:
あと、ボクの場合は一人でやっていないことが幸いかもしれません。一人じゃ無理なんです、すごくストレスになってしまって...笑

今この対談という場所もそうなんですが、他のひとにも自分の状態を受け入れてもらっていると、支えてもらえていると、感じられるんです。

Aさん:
そうですね。本来、人ってそんなに他人に興味がないと思うんです。でも自分はその他人を気にしすぎてしまっている...。

ぼくは、誰かに良く見せようとしてるストレスを自分の中だけで解消しようとしているなあと感じました。

でも、実際は「他の人から見た自分」と「ありのままの自分」に差分をつくりたくないんです。今は、その差分を埋めていこうとしているのかなと感じました。

小堀:
まず、自分が一人で何かしてるときに、ストレスがたまっているのだと自覚できていることがとても重要だと思います。客観視することができているという証拠だと思います。ちなみに、ボクはストレスがたまると一人でゲームをしてしまいます(笑)

感情への向き合い方

Aさん
小堀さんのお話を聞きながら、それでもなお自分で自分の感情に気づくことはすごく難しいと感じていました。

実際、今も社員さんといっしょに感情の振り返りをしています。社員さんから「あのときどう思ってましたか?」という問いの投げかけがあってやっと気づけているんです。

ぼくはReapraを今年の3月で卒業するので続けられるか不安です。感情との向き合いは逃げようと思えば逃げれてしまうことだと思うので...。

小堀:
まずは、投げかけてもらえないと気づけない、と気づいていることが大きなことだと思います。

たぶん、多くのひとが一人で物事を進めることや自立していることを良しとしていて、頼ることや頼られることの大切さは薄れてしまっていると感じています。

だからAさんが社員さんに頼らないと気づけないと自覚してることはすごく大きなことだとボクは思います。

さっきの他の人に受け止めてもらうという話にも繋がりますね。気づき方としては、身体感覚から気づくこともできると思います。

ボクも、最初は自分自身の感情に全然気づけなかったんです。でも、分からないながらも自分自身を観察することを続けていました。すると、感情が起こる前にまず身体感覚が起こることに気がついたんです。

例えば、怒りの前には身体感覚として顔が硬直して無表情になります。他にも、先のことが分からなくて不安になったときは手汗をかくんです。

この前も、あるミーティングがあったんです。終わった後に手汗をかいていて、自分の手を見てはじめて「自分は緊張していたんだ、不安だったんだ」ということに気づきました。それに1年前のミーティングの録画を見ていると自分の顔がほとんど無表情で...「ボク、常に怒ってたの?」と思いました笑

過去の自分がどう振る舞っていたかを見たり、人に聞いたりすることもきっかけになるかもしれません。

自分を守るために感情を発露させないようにしていたので、わかんないのは当たり前だったんです。ただそれに気づくためのキーがボクの場合は身体感覚でした。 

結び

今回は、感情に気づくことの大切さや向き合い方についてnoteさせていただきました。

次回は、自分の感情に向き合いながら、社会と繋がることについて書いていきます。対談記事も次回がラストです。最後までお楽しみいただければ幸いです。

 もし今回の対談内容を読んでいただき、感じたことや考えたこと、「こんなことを話してみたいな」と思ってくださった方がいれば、ぜひご連絡ください。一緒に何かを学び合えたらとても嬉しいです。

▼連絡先
メール:yuto.kobori@reapra.sg
facebook:https://www.facebook.com/yuto.kobori/

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


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