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【感情との対話】自分の器の話。

みなさん、こんにちは。ご訪問いただきありがとうございます。現在Reapraという事業投資会社に所属している小堀です。

今回の投稿では、『自分の器の話』というタイトルで、最近の自分のなかで気付いた「自分の器」についてのお話をnoteさせていただきます。以下のような想いを抱えている人にとってなにかのきっかけになるかもしれません。

  • 思い出したくない過去がある

  • 思い出したくない過去を振り返り、自己を見つめ直したい

  • ひとりでは自己に向き合えないと感じている

今回も最後までお読みいただければ嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。

包容しきれなかった過去の振り返り。

以前の投稿でもご紹介した、Reapra社内で実施されているFD(*)を改めて受け直しています。

*FD:ファウンデーションデザイン。Reapraで当事者の将来ありたい姿を見出すために取り入れられている手法のひとつ。実現したい将来を見出すために当事者の過去から現在までを遡る(詳しくはこちら

上記にもあるように、当事者の過去を振り返るパートを現在進めている最中なのですが、過去のことを知れば知るほど「見たくない、感じたくない」と思うイベントが多々ありました。それは、自分自身に起きた出来事というよりも、母親の身に起きたことではあったものの、いま理解しようと思うと、かなり辛いことだったように感じます、

その中には、もしかしたら自分は産まれてくるときに、「望まれてなかったのではないか?」と思うようなこともあり、恐怖と不安が入り混じったような、喉の奥で常に息が詰まっているような感覚でした。

実践したこと。

これまでの自分だと、過度のストレスやプレッシャーがかかってしまうと、その心象や感情を他者に吐露することができずに、自分のなかに閉じ籠もるような感覚に陥ることが多かったです。

幸いなことに直近は、そういった傾向がある自分に気付けているので、辛い状況を含んで超えていくために、他者に自分のコンディションを開示するように心がけています。

今回の件も同様に、何人かの人に自分のコンディションについて話をさせてもらうことができました。

周囲の支え。

自分や、自分の周りの人に起きた過去の出来事を話すと、みんな一様にそれぞれの視点で受け止めてくれました。誰もその過去や今の自分の心境を否定することなく、ありのままを受け止めてくれた感覚です。

話せば話すほど、過去の出来事を少しずつ客観的に捉えられるようになりました。「とても辛く、大変なことがあった」と感じ、心の奥底に重しが乗っかったような感覚から、「あぁそんなこともあったんだな、確かに大変だった」と、今の自分にとって程よい距離感で起きた出来事を味わうことができた感覚です。

おそらく今の自分にとっては、過去の話をひとりで受け止められるだけの「器の大きさ」がなかったのだと思います。過去に起きた出来事が「水」で、それを受け止めるのが「自分の器」だったなら、器からあふれるほど多くの水が注がれてしまい、自分ではどうしようもなかったのでしょう。

自分の状況を開示したことで、周囲がそれぞれの器でもって溢れ出る水を受け止めてくれました。本当にありがたい支えを常にもらっていると改めて感じました。

結び。


今回は、『自分の器の話』というタイトルでnoteさせていただきました。

誰にとっても思い出したくない、他者には言えないような思い出ってあるのではないでしょうか。無理に開示をすすめるわけではないですが、その思い出に何か自分のらしさが詰まっていて、今の自分を理解したり、今後の方向性を見つけるために必要だと思うなら、それを誰かに話したり、思い出の当事者と一緒に語り合うことって、とても大切なことなのではないかと思いました。もしかしたら自分や、その話を聞いてくれる人が嫌な気分になってしまうかも、と頭をよぎるかもしれませんが、話をしてみると意外と自分もそれを受け入れられたり、他者が助けてくれるかもしれません。

もしボクのnoteを読んでいただき、感じたことや考えたこと、「こんなことを話してみたいな」と思ってくださった方がいれば、ぜひご連絡ください。一緒に何かを学び合えたらとても嬉しいです。

▼連絡先
メール:yuto.kobori@reapra.sg
facebook:https://www.facebook.com/yuto.kobori/

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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