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「不満ばかりの斜め社員」を前向きにする方法

職場にこんな社員いませんか?

・変化を嫌い、もとの仕事へ執拗に固執する
・仕事を増やそうとすると、出来ない理由を必死に話す
・責任は自分にないと伝える時だけは、精力的

皆さんの職場には多かれ少なかれ、このような社員がいるはずです。
もちろん日本国内のどの職場にも必ずいるかと思いますが
私が勤めている中国では、「会社に斜め」を隠そうともしない
負の発信力の高い社員が一定数必ずいます。
(完全に私の経験の範囲だけですが上海・広州よりも北京に多いです)
どうすれば、このような社員が自分からチームの一員として
前向きになるのかをテーマにこの記事を書いていきます。

但し、ここで気を付けていただきたいことが1つあります。
あくまで「会社に対して斜め」です、
「上司(個人)に対して斜め」とは異なります。

最初に結論ですが、
あなた自身が「面白い!楽しい!」と思える仕事を創り巻き込んでいく
これが最も正攻法です。
あなた自身の楽しそうで、活き活きした姿を見せ
小さなムーブメントを起こして、
コツコツとコミュニケーションをとり、一人ずつ巻き込んでいく。
巻き込もうとコミュニケーションをとった相手全員が
乗って来てくれるわけではないですが、
乗ってきてくれた人達だけで、圧倒的に楽しみ・成果に繋げていく。

この積み重ねが、まさに組織変革です。


冒頭で書いた斜めな社員は、周囲に認知してもらいたい人が多く
認知要求が強いと、ネガティブな行動に向かいがちです。
好きな子をいじめて気を引こうとする悪ガキとよく似ていて
相手が怒ったり・悲しんだりすると、認知されたと意識してしまい
より過剰な行動をとりがちです。

この悪がきをどう止めるか?
無視して、こちらで楽しいことをやり始めることです。
時間が経過すると、楽しいことをやっている方が元気になってきて
だんだんと楽しい方に入る人数が増えてきます。

「面白い!楽しい!」と思える仕事を創る
最初の一歩は、自分が面白い・楽しいと思える仕事を創ることです
あなたが少しでも興味・関心が高く、得意なものに取り組み
「面白い!楽しい!」と自分に言い聞かせてください。
言い聞かせているうちに本当に面白くなる仕事があるはずです。
#やってみて楽しくなかったら即変更


また、新しい仕事(プロジェクト)を創らなくても、この考え方を
・新しい組織のキックオフ
・毎年恒例の社員旅行
・毎朝のミーティング
など様々なところにちりばめ、
「この会社は面白い!」と思い込ませるやり方もあります。

私の前職リクルートでは毎回のキックオフや、社員旅行は
本当に楽しいと思わせる仕掛けが、存分に盛り込まれていました。
運動会では社長・経営陣が率先して籠を背負い
逃げまわる社長・経営陣の籠めがけて、全力で社員が球を投げました。

以前、新入社員が初めて参加する社員総会で
先輩社員全員に、ビール瓶をもってお酌をして回る、
これが初仕事というのがありました。
お酌をしていると、先輩社員から一声ずつかけてもらえ(いじられたりも
楽しい社風が十分に伝えられる仕掛けでした。
お酌という行動に、コミュニケーションをうまく織り込んだ施策ですね。

まず自分がこの会社は面白い!と思い込まなければなりません
自分を思い込ませる行動を是非やってみてください。
そして、1人ずつ巻き込んでいく、とても根気のいる作業です
1回・2回やってみて程度では効果は低いので、
長い目で諦めずに取り組んでください!


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