見出し画像

運動万能な子供を育てよう!


こんにちは!

アスレティックトレーナーの江本です。
早速ですが、本題に取り掛かりましょう!

運動能力は遺伝が関係している!?
って思う方もいらっしゃると思います。
その可能性は否定はできませんが、100%遺伝だけが関係しているとは言えません。

世の中には【スキャモンの発達曲線】というものがある事はご存知でしょうか?
簡単に言えば、何歳頃にどのような能力が身に付きやすいか?というのを簡易的にグラフで表しているものです。
※下記の画像参照

画像1

大きく分けて4つの型があります。
①リンパ型
②神経型
③一般型
④生殖型
※特に成長期に一番関与するのは②の【神経型】です。

この神経型のグラフを見てみると出生〜12歳頃まで綺麗な曲線を描き上昇しています。
これは、この時期に神経系トレーニング(◆コーディネーショントレーニング)を行う事で運動能力の発達を期待できるという事を意味しています。
※能力の伸び幅は人によってバラバラです。

◆コーディネーショントレーニング
簡単に説明すると、自分の体を自分の思い通りに動かすために運動神経を高めるトレーニングになります。
7つの能力を紹介します。
※各能力については下図をご覧下さい。

①リズム能力
②識別能力
③定位能力
④反応能力
⑤バランス能力
⑥連結能力
⑦変換能力

画像2


▪️実際どういった事すれば良いの?

日頃の遊びの中でこの7つの能力は鍛える事ができます。
そしてより複雑な要素が入ったスポーツをやる事もとても効果的です!
(スポーツという立ち位置では同じですが各スポーツにおいて求められる能力は変わってくるので。)
ゴールデンエイジ期にいかに複雑なたくさんやるか?が今後の人生に大きく影響してきます。
※個人差はあります…

僕が個人的にオススメするスポーツは【体操】です。
◆体操=前転、後転、跳び箱、逆立ち
というイメージの人が多いと思います。
この回ったり、飛んだりという動作が脳内の前庭機能に刺激が加わりバランス能力が向上しやすくなります。
 ※前庭とは聴く事そしてバランスを調節するところです。

どんなスポーツをするにおいてもバランス能力がないと技術の向上は難しいです。入りとしてはオススメです‼️

遊びの中では皆さん一度はやった事がある【鬼ごっこ】が1番シンプルでオススメです‼️
今ではたくさんルールがありますよね。
・タッチ鬼ごっこ
・氷鬼ごっこ
・手繋ぎ鬼
などなど。

僕がジュニア年代で指導していた時これらの他に【ケンケン鬼ごっこ】【アニマル鬼ごっこ】というのを取り入れていました‼️
簡単にご紹介します!

①ケンケン鬼ごっこ
名前の通りケンケンで鬼ごっこをしてもらいます。
※手はどこに置いても可。
※途中で足を変えるのは禁止。
長時間やってると疲れて怪我に繋がってしまうので、30秒〜1分の間で行います。

②アニマル鬼ごっこ
これも名前の通り生き物の真似をして鬼ごっこをします。
アニマルムーブメントの派生ver.です。

・うさぎ跳び

画像3

・カニ歩き

画像4

こんな感じで生き物の真似をして1分間ほど鬼ごっこをしてもらいます。
これが結構疲れます‼️
お子さんと一緒にやるのも良い運動です‼️💪


以上になります。
運動能力向上において運動は必須ですが、休息と栄養も大切です。以下に記事も添付しますのでもし興味があればご覧下さい。


江本 賢吾

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?