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ひとり旅・自分と繋がる新しい自分へ・10話

表題の写真、ウニ殻は毎日スノーケリングをしながら探していたほしい物の一つです。完璧な姿のウニ殻を探すのは大変です。

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馬糞雲丹が沢山いる近所の海で毎日スノーケリングしながら、ウニ殻落ちていないかな~と、なんとなく海中を探すのが毎日の楽しみの一つでした。
また、海岸で夢中になって貝殻を拾う時間も大好きです。
この日、空には大きな日輪が出ていました。それは美しい日輪でした。
雲が天使のようにも、犬を連れた人影のようにもみえます。

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いつものようにスノーケリングして海から上がってきたら、なんと!! 砂浜に完璧な姿のウニ殻がありました。これは滅多にない出来事です。嬉しさのあまり、手に取った瞬間、ほっこりとハートが幸せでいっぱいになりました。
大切に家に持ち帰り、戻ってからしばらくして、携帯電話が鳴り、日本から師匠が永遠の旅に出発したことを知ったのです。少しの間、放心状態でしたが、目の前にあるウニ殻を見つめて、師匠に出会ってから30年、ハワイが大好きだった師匠がついに楽になってハワイ島までやってきたんだ〜と感激して、その時ほっこり優しく灯されたあの光は師匠だったのだと確信したのです。優しい『喝❕』でした。

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師匠の教えの中に『満足の先は不満』という言葉がありました。人間はどこまで行っても欲が深く、どんなに安定しても決して満足をすることはないのだと。。。

確かに生まれたての赤ちゃんでさえも、お腹が空けば『食欲』の意思表示をします。人間の成長と共に欲も様々な欲へと旅を始めます。その旅は終わることなく、どこまで進んでも生きている限り欲が切れることはありません。
確かに生きていくうえで『生きる原動力』として欲は必要不可欠な要素で、命がなくなるその時まで、決して欲が切れることはないのだと確信しています。だって、、、どこに埋葬されたいか?という問いに『海に散骨』という思いや、生まれ変わったら何になりたいかという質問に答えがあります。
欲は必要事項で決して悪い事ではないのです。

アラフォーを過ぎた頃から、私の人生これでいいのだろうか?という疑問が湧いてきました。何度も考え直して、埋まらないなにかを無視して自分自身を騙すように『まあ、ちゃんと生活できているから、これでいいのだ。』という答えを導き出します。しかし、しばらくするとまたグルグル~っと戻ってきて、グルグル~と思考が繰り返し、何周しても疑問を抱えたまま抜け出せない堂々巡りの円の世界にいるのです。上がったり、下がったり、2極を行ったり来たり。


思考が重くなるその度にマウナケア山頂へ行き、疑問を宇宙に投げかけていました。直感に導かれるようにマウナケアの山頂へ行くと身も心スッキリするのです。

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この頃、2019年に天河で出会ったご縁が進み、阿部さんの『THE禅サンガ』と奇跡のコースを通して様々な疑問から解放される方向へと向かっていきます。もの心着いた時からずっと蓋をしたまま、本当は理解していたはずの事が吹き出し始めます。そのおかげて、将来のことを悩まなくなりました。『いまここに、あるがままに寛ぐ』。(続く)

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