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大切なものは何か

退職届を出したので、会社側もこれ幸いとコトを進めている。

まず、後任は採らない。
新規採用するための承認が降りないと言う。外資あるあるの典型。
チャンスさえあれば人件費を減らしたいのが彼らだ。
つまり私は既存の人たちに仕事を振って出ていく身であって、
いくら長い付き合いの同僚でも、自分の仕事量が増えるとなると心穏やかではないだろうな。

まぁもう関係ない。私が辞めるのは、私の責任ではないと思うしかない。

そういえば先日久しぶりに出社をしたけれど、
子らを見送ってから新幹線に乗って会社に着いたのが10時半。
子が帰るまでに帰宅しようと思ったら14時半には会社を出なければいけない。
実働4時間。なめとんか。
どう考えても、通勤は無理な話だった。

あの時会社は「通うつもりはあるか」と聞いたが、もし通うとなったら私は毎朝7時に家を出て夜は早くても20時帰宅になる。うち通勤4時間。
きっと仕事量(会社に貢献できる度合い)は今までと何も変わらないのに、なぜ毎日4時間も人生を削りながら「出社」をしなければならないのか。
合理的な理由などきっとどこにもないんだろう。

子どもたちは日に日に成長している。
じっと見ていないと、たくさんのことを見過ごしてしまいそうだ。
それは二度と戻らない瞬間で、目に入れていないと後から思い返すこともできない。それが怖くてたまらない。

私は単純な日々を味わいたいのだ。



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