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塗ったら落とさなければいけないので

ネイルって時間かかりますよね。臭くない除光液の話です。

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無印良品 除光液 100ml 490円(税込)
天然オレンジ油(マニュキュア除去成分)配合。爪が白くなりにくいアセトンフリーです。
全成分:炭酸プロピレン、変性アルコール、オレンジ油

美容部員時代、社内ルールとしてネイルは必須でした。爪が綺麗だと手が綺麗に見えて動作が美しく見えますし、爪がツルンと色付いていると自分自身の気持ちも高まるので、ネイルは好きです。ただ同じく規定として、ジェルネイルは不可でした。そうなると大変なのがメンテナンス。剥げていると何もしないよりかえって汚いので、夜な夜な落としては塗り、の繰り返し。

セルフネイラーの方なら頷いてもらえるのではと思うのですが、ネイルって時間かかりますよね。カラーを塗って終わり、なら最近は速乾かつ高発色の物も多いので5分もあれば終わりますが、数日から1週間持たせようと思うとそうはいかない。適宜甘皮を処理してヤスリで形を整え、爪の油分を取り除き、ベースコート、カラーポリッシュ、トップコートを塗布、乾けばネイルオイル、ハンドクリーム。塗布するにも乾くのを待っては二度塗り、三度塗り、デザインやラメやパーツを乗せようとすれば果てしないです。

家事や入浴で少しでも欠けてしまうのを避けるため、入浴後に一連のネイル作業を行うのがルーティーンでした。塗り始めれば嫌いではないですし、終われば満足するのですが、夜遅くにネイルが欠けているのを見ると、まあうんざりしたものです。ちょんちょんと付け足したりラメでアレンジしたり、「今日は無理!寝たい!」と誤魔化す時もありましたが、ベージュ系でワンカラーのごくシンプルなネイルを好んでいたので結局オフしてゼロから始めることが多かったです。横着しないでオフすればよかったと何度後悔したことか。謎のこだわりを持っていました。

とにかくポリッシュを落とす頻度が高いので、少しでもストレスフリーにオフしたいと思うようになるのは当然の流れでした。ネイルオフのストレスは第一に臭すぎる、第二に落ちない、ではないでしょうか。なので臭くなくてスルッと落とせて、できれば爪に優しい除光液を探しました。

除光液のあの強烈な匂い。リビングにも寝室にもあの匂いを持ち込みたくないので洗面所で換気しながら深夜に一人オフしていました。家族からもシンナー臭い!と嫌がられますよね。(シンナーなんて嗅いだことあるのかと言いたくなる、なぜなら自分も匂いに耐えられないので。)あれはアセトンという化学物質が原因で、ポリッシュをしっかり落とすために配合されています。安価でアセトンが強いものだと匂いがきつくて爪がどんどん薄く白くなってしまうので、爪を守るうえでも除光液選びは大切です。

それではアセトンフリーの除光液を選べば良いのかと言われるとそうでもない。匂いを解消できても、きちんと落とせなければ意味がありません。剥げにくいように何層にも塗り重ねているので、優しすぎると落とせません。時間もかかりますし、ついゴシゴシ擦りたくなって爪を傷めます。ポリッシュは落ちているのにラメはびくともしない経験、お持ちでしょうか。時間と手間とイライラは比例するので、落ちない除光液は使うものではないなと思います。

長々と文句を書いてしまいましたが、それがないのが無印良品の除光液でした。灯台下暗し、こんな身近にあったとはという感じです。セルフネイルのブロガーさんが何人か使っていらして、毎日使いの方たちの口コミならばと購入、即気に入って何本もリピートしました。臭くない、落ちる、爪が傷まない。浮気しようとも思いません。

アセトンフリーでツンとした匂いがしないばかりか、オレンジの香りがします。部屋でゆっくりネイルオフしても誰も何も言いません。ノンアセトンなので爪や周りの皮膚が乾燥する、白くなってしまうといったこともありませんでした。除光液で爪の油分を拭い去ることには向きませんが、刺激臭が消えることに比べれば些末なことです。

ラメネイルの時には除光液を含ませたコットンの上からアルミ等で包んで数分置く必要がありますが、普通のポリッシュはわりとするんと落ちました。アセトンフリーでもきちんと落ちます。100ミリと大容量ではないので、嵩張らないのも収納しやすくて良いです。

今や100円でも可愛いポリッシュが手に入りますが、除光液とトップコートは高くなくとも良いものを使うとセルフネイルをより楽しめると思います。


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