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【EMLink活用レポート#1】小規模工場こそ大変革の可能性を秘めている。技術継承に悩む工場を救ったEMLinkの効果

「EMLinkは巨大プラント向けのシステム」。中小規模プラントの経営者や工場長にEMLinkをおすすめすると、そんな声がよく聞こえてくる。確かにEMLinkは巨大プラントでの活用事例が多い。しかし、中小規模工場が導入して大変革を遂げた例も多いのだ。
そんな大変革を遂げた中小規模工場の1つである株式会社関西塩酸センターの水島 健氏に、EMLinkがもたらした効果について話を聞いた。

決め手は覚えやすさ。技術の継承と向上のためEMLinkを導入

関西塩酸センターに立ち並ぶ塩酸保管用タンク。

関西塩酸センターは、2024年で創業53年を迎える老舗のケミカルタンクターミナルだ。大小合わせて15機のタンクと6台のポンプを保有し、3,300tほどの塩酸をストックできる施設となっている。大阪府を拠点としているが、顧客は全国各地に及ぶ。

「もし事故が起これば、私達の稼働がストップするだけでなくお客様も稼働できなくなってしまいます」と語る水島氏。全国に顧客を抱える重要拠点であるという責任感から、関西塩酸センターでは機器管理には特に気を配っているという。

「タンクの点検のほか、ポンプの音を確認して異音を感じれば計器をチェックし、異常を調べます。また、関西塩酸センターは塩酸の排水を一級河川に放流しているため、排水のpHにもかなり気を配っています。そうした数々の点検は、1日に何度も行います」(水島氏)

こうした日々の機器点検の管理は、熟練技術者である水島氏が担当している。しかし熟練技術者である水島氏は、自身の技術を継承する必要性も強く感じていた。若い世代に技術を引き継がなければならない。しかしゼロから技術を教えるのは難しく、時間がかかる。そこで導入されたのがEMLinkだった。

「導入の決め手となったのは、全く知識のない人でも触れるという点です。初めてこの業界に入った若い方でも、このシステムを使えば簡単に技術を覚えられるという点に大きな魅力を感じました。また、社内で簡単に技術を共有できるというのも重要なポイントでした。昔は技術者が自分だけの技術として抱え込んでしまうこともありましたが、今の時代は個人で技術を留めてしまっては技術者としてのレベルが上っていきません。若い人たちはこのシステムで技術を共有し、技術の壁を乗り越えていくのが仕事だと思っています」(水島氏)

データ共有で誰もが対応可能に。管理が煩雑な紙・Excelデータからの脱却

技術の継承と向上を目的に関西塩酸センターで導入されたEMLink。導入後の効果についても水島氏に伺った。かつての関西塩酸センターでは水島氏が過去の実績や経理、機器の在庫管理などのデータを全て管理しており、必要に応じて職員がそのデータを水島氏に確認に行くという手法が取られていた。紙やExcelによる資料は非常に丁寧に作られていたが、その量は膨大で、管理者である水島氏の負担も大きかったという。

「EMLinkを導入するまでは、データは作成できているものの、その管理が非常に大変でした。EMLinkを導入してからは社内で写真やデータを共有できるようになったので、確認・承認・発注まで管理者不在でも対応できるようになり、管理が非常に楽になりました」と語る水島氏。関西塩酸センターでは、機器管理や在庫管理、部品の発注や改造計画まで、全てEMLinkで管理している。これにより、課題であった技術の継承と向上が実現に向かっていると水島氏は語る。

「それまで紙やExcelで管理していたデータはEMLinkに全て移して、事務職員に引き継いでいます。EMLinkを通して現場職員全員がデータを見られるので、現場での確認も簡単になりました。年配の熟練技術者だけでなく経験の浅い若い世代の方でも迅速かつ安全に対応できるようになったので、非常に助かっています」(水島氏)

また関西塩酸センターでは一部情報をEMLinkを通じて関連会社とも共有しており、社外からも異常に気付けるような体制になっている。これにより、社外からの信頼も厚くなったと水島氏は感じているという。

EMLinkの導入により様々な効果を実感している関西塩酸センター。中でも特に効果を感じているのが、部品の発注管理だと水島氏は語る。

「納期が決まっている部品の発注は計画的に進める必要があります。また、物価高騰が目立つ近年では価格変更の情報も重要です。その点弊社では部品の納期や価格変更情報も全てEMLinkに登録しているので、発注にベストな時期を簡単に把握できてコスト削減にもつながっています。設備の安全性も簡単に把握できるので、設備交換にも余裕を持った対応ができるようになりました」(水島氏)

EMLinkに情報を登録することで、発注漏れや値上げ後に購入してしまうリスク、そして急な設備トラブルを防ぐ。これは情報を一元化して管理できるEMLinkならではの大きな効果と言えるだろう。

誰でも扱いやすい操作性と充実のフォロー。小規模工場だからこそ感じる大きな効果

EMLの相原(右)と水島氏(左)。

今でこそ関西塩酸センターの業務に様々な効果をもたらしているEMLinkだが、最先端のデジタル管理システムに対し、熟練技術者である水島氏は最初抵抗を感じていたという。

「私も若くはないので、最初はこのシステムに抵抗を感じていましたし、導入当初は何度も質問をしてしまいました。でもその度にEMLさんに丁寧に対応していただいたので、若手から年配の社員まで、皆すぐに問題なく使えるようになりました。今でも困ったときにはすぐに対応していただけるので、安心して使えています。文字の大きさや操作方法にも使いにくさは感じません」とEMLink導入について振り返る水島氏。EMLinkを使用した今後の展望についても伺った。

「小規模工場である我々には少し贅沢に感じるほど、EMLinkには小規模工場の効率を高めてくれる便利な機能がたくさん揃っています。関西塩酸センターは設備が古く、切り替えていかなければならない点が多くあるので、EMLinkを使った改善案を色々と計画しています。今後もますます活用していきたいですね」(水島氏)。

プラント・工場の課題解決ならEMLinkにおまかせ

設備の急な故障や発注漏れなど、予期せぬトラブルに見舞われることも多いプラント・工場運営。EMLinkはそんな予期せぬトラブルを予防し、迅速に対応するために開発された設備管理システム(アセットマネジメントシステム)です。プラント・工場運営に関する多種多様なデータを蓄積・一元管理してリンクさせることでトラブルを未然に防ぎ、業務を効率化。「紙やExcelによる煩雑な管理から脱却したい」「社員同士の情報共有を簡易化したい」「無駄な業務やコストを削減したい」など、プラント・工場が抱える様々な課題を解決に導きます。

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