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今日の140文字

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平日の1日1回、140文字ぴったりでつぶやきます。 とれてたのことば #今日の140文字 ◆以前のものはこちら◆ https://togetter.com/li/103…
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2018年10月の記事一覧

とても繊細で私の気持ちをわかってくれる人に、やさしい言葉をもらってはらはらと涙する。とてもポジティブでいつも楽しそうにしている人に、おもしろい話でたくさん笑わせてもらう。いろんなタイプの人が、私を毎日助けてくれる。私もそんな風に、周りの人を一方向からでも照らすことができれば嬉しい

今まで正しいと思っていたことを劇的に変えて行くのは割と楽しい。そのためにはできなくていいと思っていたことをできるようにしていく必要がある。とはいえ思っただけで急に変えられるわけもないから、少しずつ行動していく。できている人から見るとヨチヨチ歩きなんだろうけど、前に進む感覚は楽しい

誰かに不満を感じても、もうひとりの自分が「相手も事情がある」「よかれと思って言っている」「そんなことで怒る自分は小さい」と言う。そうやって悲しみや怒りをなかったことにしていた。でもこれからはひとりめの私を大切にするため、後からでも「いやだった」と伝えていきたい。それが私のリハビリ

今は苦しくて潜っているけれど、苦しいから今を変えようとする。ぬるま湯でなく耐えがたい温度になったから、何とかしようと思う。熱いなら火を止めるか、氷を入れるか、外に出るしかない。苦しくても、自分の状況をわかっているから行動できる。ゆだる前に手を打つためには、熱さに気づく必要があった

「あなたの好きなようにしていいよ」って言われるのは、普段あまり経験のないことで、なんだかムズムズする。好きなことを選んでから「これでいい?」と聞くのとは違うし、ただ単に「なんでもいいよ」と言われるのとも違う。いろんな気遣いを放り投げて好きな方を選んでいいって、温かさに包まれて幸せ

視野を広くして、ものごとをメタで見ている方がよいとされがちだけど、何かをすごく好きになるときってとても視野が狭いものだ。狭い視野の中で夢中になっている姿は滑稽にも見えるけど、なりふり構わない様子は純粋で美しくもある。「好き」はメタ視点で語れないからこそ、狭い場所で大切に扱うべきだ

「あなたのために」って思わないようにしているけど、あなたのためにやっているのは明らかで、だけど感謝され続けるわけもなくて、ときどき怒りを向けられたりもする。それは回数が重なるたびに重くのしかかって、あるとき私の深いところにサクッと傷をつける。涙がとめどなく流れて、ようやく気がつく

私はなぜ好きなコンテンツのことをあまり語れないのか。まず、言葉にできない。その世界にとっぷり浸かっているのが気持ちいいのに、言葉にするにはそこから離れなくてはならない。頑張って言葉にしてもその途端別のものになってしまう。言葉にしたところでその世界に浸っているよりよかった試しがない

成功者はたくさん失敗している。失敗を恐れないから成功しているのだ。それなのに、成功後はその人の意見がすべて正しいように見えてしまう。経験値で話したって時代は変わるし、経験してないことはある程度外れる。「何を言うかより誰が言うか」は思考しなくていいから楽だけど、信じすぎない方がいい

悪意はないってわかっていても、バシッと言い切られると「ズキーッ」って刺さってしばしの回復期間を要する。頭で「悪意はないから平気」と変換してしまうと、後から「痛いんだけど何の傷だっけ?」となるので、今のうちに「悪意に関わらずズキーッっと来た」と認めて治癒に努める方がよいかもしれない

私は人を部分で捉えてしまうのだけど、嫌なことをされてもその人のその部分が嫌なだけだし、好きな人も「好きだから全部何もかも信じる」とかしない。ましてや、嫌いな人の家族だから嫌うとか関連する人を嫌うとかしない。経験上そんなことをすると居心地が悪くなってくる。結局は自分のためなんだよね

私は最近「前へ進む」って言葉をよく使う。その先が上っているのか下っているのか、まっすぐなのかくねくねしてるのか、全く分からない。それでも前へ進まないことにはどこへも行けない。もしかしたら前じゃないかもしれないけど、動いてみなくちゃ前も後ろもわからない。気づいたら直せばいいのだから

私はある意味「寂しい」と「恥ずかしい」でできている。「寂しい」は人と会う行為の源泉になるし、寂しくならないためにいろんな準備をしておくので悪くないんだけど、「恥ずかしい」は悪いことしかないんじゃないか。恥ずかしい思いをしないために、人の目を気にしていて、行動が他人基準になっていく

息をするように文章が書けるのはなぜか。書けそうなネタが思いついたらそれを見分けられること。思考を文章にするときにリズムや書き方に迷わないこと。タイピングが早いので修正が苦でないこと。完璧を求めず、クオリティを気にしないこと。「今まで書けてるんだから、今回も書けるはずだ」と思うこと