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今日の140文字

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平日の1日1回、140文字ぴったりでつぶやきます。 とれてたのことば #今日の140文字 ◆以前のものはこちら◆ https://togetter.com/li/103… もっと読む
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2018年9月の記事一覧

いろんなことをつい真面目に考えてしまうので、さらりと冗談を言える人に憧れる。見ているとそういう人は「滑ってもいい」という気持ちで言っているし、ときに「サム……」というひどい扱いも受けている。つまり、誰かをたくさん笑わせるためには、他の誰かからのひどい扱いを甘んじて受けるということ

成長とはらせん状であるということが少しわかってきた。数ヶ月前に見た「もの」なんだけど、いったん別の道を通ってもう一度巡り会ったことで、その時より少し高い位置から見ることができる。以前はぴんとこなかったのに、いまはしっかりと掴みたいと思う。それを掴むためには、一段上がる必要があった

子どもや子連れの人に親切にしたいと思ってる人は多いんじゃないかと思う。でも、何をしたら相手が嬉しいのか見当がつかない人も多い。「助けてくれない」ってがっかりする前に「こうしてくれると嬉しい」ってアピールする方法はないものか。「助けたい」と思ってくれている人の見分けがつくといいのに

人が弱っているときには「休んだ方がいい」とアドバイスできるけど、自分だとなかなか休む選択肢を取れない。休んだときに起こるデメリットや面倒くささを想像してそれだけで疲れてしまう。現状維持の方が楽だと思ってしまう。ただそれを続けていると手遅れになる。わかっているんだけどどうしたものか

事前にいろいろ想定していると、パターンが多すぎて予想し尽くせない。行動すればある程度絞られるので、仮定で考えるべき範囲が狭まる。ものごとが想定どおりにいかない経験が多いためなのか、想定の中で調べものをするのが結構苦手。行動しながら少しだけ目の前にあることを調べていく方が自分に合う

意見にN極とS極があるとして、両方を見ながらバランスの保てる位置を探したい。でも例えば話す相手がN極に振り切っていたら、私は少しS極よりにぐっと引っ張らなくてはならない。そうすると相手に敵だと勘違いされることがある。すでにバランスが取れている人と話すとその心労がないからとてもラク

続けていることがあると、自分の変化がわかる。成長し上昇しているときは楽しみになり、それを過ぎたら自分の調子を図るツールになる。日課として続けていることは、体重や体温を測るように、自分の定点観測となり得る。ちょっと調子が悪いときには何かが足りないのだ。次の変化が必要なのかもしれない

何を信じて行動を選択するか。やってみなくては正解がわからないし、実際やってみたって本当に正解だったのか、たまたまうまくいったのかはわからない。不安だらけで行動する中でただひとつ、命を第一にして行動しているときは間違っていないと思える。いったん拠り所が決まれば他の行動も決まってくる

初めてのトラブルに見舞われると、自分の中に信念がないから正解を探しに行ってしまう。でも、細かなディテールに対応できるたったひとつの正解なんてなくて、汎用的に使える信念から導き出していくしかない。信念は自分の哲学と言い換えてもいいかもしれない。これは私の場合、言語ではないことが多い

考えてみたら、行動して後悔したことってない。行動するまでは後悔を恐れてしまうけど、行動してしまったら自分を納得させようとする力が働くし、たくさんの「よかった」があるからなんともない。会社員からライターになるときは怖かったけど「安定を手放さなければよかった」とは一度も思ったことない

「倒れそうな時になんとかできる」という自信があると、行動の幅が広がる。辛いときに話を聞いてくれる人がいたら、チャレンジができる。寂しいときにそばにいてくれる人がいれば、寂しさを怖がって予定を詰め込む必要はない。支える足があると知ってるから、一歩を踏み出せる。それは自分の強さになる