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今日の140文字

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平日の1日1回、140文字ぴったりでつぶやきます。 とれてたのことば #今日の140文字 ◆以前のものはこちら◆ https://togetter.com/li/103… もっと読む
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2018年2月の記事一覧

「クオリティを保ちたい」「感情のおもむくままに作りたい」これもきっと自分の中の大いなる矛盾。どちらかに振り切れていたり、両方できると言う人はかっこいいけど、人は実際問題矛盾するのだ。私だって迷っていないように「見せる」ことはできるだろう。だけどそうしないで、揺れ動きながら進みたい

弱みを出そうとして出すんじゃなくて、つい出てしまった時って何にも期待していない。だから、助けられなくてもともとだし、助けてくれる人がいたらサプライズのようにありがたい。狙ってできるものじゃないけど、私にはこういうやり方しかできないのかもしれない。そのために整えられるものを考えよう

ライターになった経緯を振り返りしみじみと「積み上げたものから飛び降りた」んだなあと思う。それは意識的に積み上げたものではなかったし、自分の人生を生きていない気がした。現在、過去に憧れた世界で生きているからっていいことばかりではないけど、自分の文章がお金になるなんて昔は夢だったのだ

若いころは人にめちゃめちゃうるさかった。「こういう人は苦手」「こういうところは嫌い」とか。今は驚くほど苦手ポイントが減ったけど、それは「偏見で人を見ないように」と頭で考えてるから。優しいって言われることが増えたけど、本当に優しくなれているのだろうか。もともと優しい人がうらやましい

「調子に乗る」と「自信を持つ」の違いって何だろう?初心を忘れたり、感謝を忘れたりして、今があるのは自分の力のおかげで、至極当然だと思ったときは調子に乗っているのかもしれない。いろんな人や運のおかげで今があり、自分にもちゃんと力が付いている、そう思うのが「自信を持つ」なんじゃないか

自慢したり「自分はすごい」を言ってくる人にカチンとするんじゃなくて、「なぜそんなことを言ってくるのか?」と考えれば、自信のなさとか認めて欲しいとか優位に立ちたいとか、裏の気持ちが想像できる。嫌な気持ちがおさまるし、むしろ「自分のことを好きなのも?」とも想像できて悪くないなって思う

お互いに感謝の気持ちを言い合っていたら「これって安心安全だね」となった。感謝の気持ちがあるうちはすごく相手と繋がっているし、愛に似た空気が生まれる。まだ愛とは言えない状態での強力な接着剤として、感謝はとても有効なのだろう。愛とは違って、意識を変えるだけで心の中に生み出せるのがいい

みんなが同じものにたかっているのをみるとファーって気持ちが引いてしまう。体育のサッカーで、大多数がボールに集まって団子のようになっているみたいに見える。私はそこで一番蹴ることを目指すより、こぼれ球をフォローする外側の人になりたい。つまり、ボールに触りたいからこそあそこにはいかない

自分が低く評価されたと感じると途端に自信をなくしてしまうけど、私はそのひとつの軸でできている2次元の世界に生きているわけではなく、多種多様な尺度のある世界に生きている。自分のことだと冷静に見られなくなってしまうけど、ちゃんと外側から見て過少でも過多でもない評価をしてあげたいと思う

私は「被害者意識を持たない」っていうことをすごく大事にしていると気が付いた。だから、誰かのために何かをするにしてもやりすぎないようにする。「こんなにやってあげているのに見返りがない」と思ったらそれは被害者意識のような気がするから。自分の状況を誰かや何かのせいにするのも好きじゃない

産まれたばかりの赤ちゃんの写真を友人のタイムラインで見て「いのちそのものだなあ」って思った。いのちに顔や手足がついているよう。ってことは、成長するにつれて、いのちをどこかへしまってしまうのだろうか。いのちの周りにいろいろなしがらみや飾り、処世術や優しさを付けて、私たちは生きている

短期的な優しさと、長期的な優しさがあるらしい。誰かが明らかによくない方向を向いているとき「違う方に行ったら?」と助言すると相手はカチンとくるかもしれない。でもそれは長い目で見た優しさなのかもしれない。嫌われるのを怖がって「そっちもいいよね」って言うのは長期的に見たら全然優しくない

私はわかりあいたいと思っていても、相手はそうじゃないことも多い。ただ伝えたいとか、いたわってほしいとか。なんか違うなって思ったとき、「自分が悪い」と思うと感情を抑えることになりがちだし、「相手が悪い」と思うとコントロールしようとしてしまう。お互い少しずつ寄り添えればいいのだけどね

感情って難しい。そこに「ある」のは確かなんだけど、どちら側に立つかで向かう方向が大きく変わってしまう。ただ最近の学びとして、向かわせる方向を大きくコントロールするより、感情を見つめて中の繊細な要素を細かく分け、ていねいに対処していくほうが良さそう。果たしてどんな要素があるのだろう