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100年ライフを幸せに生きるヒント。 『LIFE SHIFT』を読んで
こんにちは。
シンママWebデザイナーのえみりです。
今回は2021年最初に読んだ、『LIFE SHIFT』(著:リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット /訳:池村 千秋)についてまとめてみます。
『LIFE SHIFT』
人生はマルチステージの時代である
100年ライフの現代、以前言われていた「教育→仕事→引退」という「3ステージ」ではなく、ステージの移行を数多く経験する「マルチステージ」の人生を生きる必要があります。
「何を大切に生き、何を人生の土台にしたいのか」を自分に問いながら、人生をどのように計画していくのか。
これこそが、本書『LIFE SHIFT』のテーマとなっています。
人生の多くの時間を費やす仕事について
雇用の未来について。AIに仕事を奪われるなんて話も耳にしますが、人間固有が関わる仕事は残り続けます。
【人間固有のスキルとは】
①複雑な問題解決に関わる能力:
専門知識、帰納的推論の能力、コミュニケーションスキル
②対人関係と情報適応能力:
経済的な観点からは、テクノロジーの発展に雇用が奪われるのではなく、
労働人口の縮小を補って、経済生産と最活水準を保ってくれる。
人生を満足するために必要な無形資産
人生に満足する人に共通する際立った要素の1つは、生涯を通して深くて強力な人間関係を築いていること。
金銭的資産が無形資産を支えて無形資産が金銭的資産作りを支える、という切っても切れない関係性があり、両者をバランスよく充実させることで相乗効果を生み出す必要がある。
【無形資産の3カテゴリー】
①生産性資産:
仕事で成功して所得を増やすために役立つ要素。スキルや知識。
②活力資産:
肉体精神的な健康と幸福。友人関係、パートナー、家族との良好関係。
③変身資産:
マルチステージにおいて、人生で大きな変化を経験して変身していく上で重要な、自分についてよく知っていること、多様性にとんだ人的ネットワークを持っていること、新しい姿勢にポジティブなことなど。
新しい3つのステージ
長寿化により「時間」があるマルチステージの人生は、どのステージの組み合わせや順序にするのかが重要になってくる。
実際に起きている、潮流から長寿化に対して今までのステージに加えて、「エクスプローラー」「インディペンデント・プロデューサー」「ポートフォリオ・ワーカー」の3つのステージが考えられる。
新しい3つのステージは、既存の行動パターンを壊し、変身資産を増強する機会になる可能性がある。
「エクスプローラー」:
1箇所に腰を落ち着けるのではなく、身軽に、そして俊敏に動き続ける。
活動と発見の時期を過ごすことを心がけること。
「インディペンデント・プロデューサー」:
新しいタイプの起業家になったり、企業と新しいタイプのパートナー関係を結んだりして経済活動に携わること。
自分の職を生み出すこと。
試行錯誤しながら未来を探索する活動を「プロトタイピング」という。
「ポートフォリオ・ワーカー」:
異なる職種の活動を同時に行うのが、ポートフォリオ・ワーカー。
生産活動に携わる期間のいつでも実践可能で、可能性を探索して実験するためや、やり甲斐のある仕事に着くことができず選ぶ人。
さいごに
100歳まで生きるとして、私は人生で何を大切にしていきたいか。
仕事を見直すこと、仕事と人生のプランを切り離さず、ライフイベントを込みで「自分の人生の目標・コンセプト」を考えていくことが大事なのではないかと思います。
自分の人生で必要なことを考えるためのヒントとして、『エッセンシャル思考』という思考法があります。
こちらにまとめているのでよければ参考にしてみてください。
▼エッセンシャル思考とは▼
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